JA共済で葬儀費用は出せる?JA葬祭の特徴も解説!

JA共済で葬儀費用は出せる?JA葬祭の特徴も解説!

安心して毎日の生活を送るために、JA共済などに加入する方法があります。万が一のことがあったとき、JA共済で葬儀費用は出せるのか気になる方もいるのではないでしょうか。JA共済で費用が出せるのか知っておけば、葬儀の際にお金に悩まずに済みます。

そこでこの記事では、JA共済の概要を解説します。JA共済の特徴や保障内容を踏まえて、葬儀費用は出せるのか確認しましょう。

【※注意】小さなお葬式ではJA葬祭と提携したサービスはおこなっておりません。

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こんな人におすすめ

葬儀費用を賄えるJA共済の種類を知りたい方

JAを利用して行う葬儀の特徴を知りたい方

JAで葬儀をするときの流れを知りたい方

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葬儀に備えたJA共済とは?

私たちはさまざまな危険と隣り合わせで毎日の生活を送っています。JA共済に加入していればライフスタイルに合った保障が受けられ、万が一のことがあっても安心です。ここからは、JA共済の概要と葬儀に備えられる共済について解説します

JA共済とは何?

「JA共済」という言葉をCMなどで耳にしたことがある人もいるのではないでしょうか。JA共済とは営利目的の事業はしておらず、相互扶助の考えの基に活動する総合保障です。農家組合員となる正組合員、一般の人が加入できる准組合員で構成されています。准組合員でなくても組合のサービスが利用できるのもポイントです。

准組合員になるには一定以上の出資金を支払い、その上でJA共済の活動に賛同する必要があります。ここでいう出資金は、日本全国に開設している組合によって金額にバラつきがあるため注意しましょう。加入を考える前に、自身が生活している地域の出資金はどれくらいなのかリサーチすると安心です。参考までに一部の組合の出資金を以下にまとめました。

JAあいち中央(愛知県) 1万円~3万円
JAむなかた(福岡県) 1,000円~最大300万円
JAこうか(滋賀県) 5,000円~最大500万円

JA共済が取り扱う商品は、加入者のライフスタイルに合わせて申し込めるのがポイントです。万が一のときに備える終身共済や将来に向けて備えるこども共済、建物の損害を補償する建物更生共済、車に関するケガや事故などに備える自動車共済などバラエティに富んでいます。

問い合わせ窓口は日本全国に7,600か所あり約2万人のライフアドバイザーがいるため、気軽に相談できる環境だといえるでしょう。

葬儀費用を賄えるJA共済の種類は?

いくつもの共済がある中で、葬儀費用の準備のために活用できるものとして終身共済があります。終身共済は加入すれば生涯にわたり生活保障を受けられる共済です。加入者に万が一のことが起きても、一定の間お金を受け取れます。プランによって加入対象は異なるため、本格的に検討する場合は事前に確認すると良いでしょう。

メインとなるプランにプラスして特約を付けると、より安心な生活保障が期待できます。たとえば、家族収入保障特約を付けると生活保障年金を規約通りに受け取ることが可能です。希望すれば、分割の場合よりも総額は低くなりますが一括で一時金を受け取れます。

JA共済への加入方法は?

保障内容を確認しながら、どの共済に入るか考えましょう。より具体的な費用を知りたい場合は近くのJAに問い合わせをすれば、ライフアドバイザーを紹介してもらえます。アドバイザーに見積もりを出してもらったり、分からないことは相談したりすると良いでしょう。

希望の共済サービスが見つかれば申し込みをします。その際は希望する共済サービスと相違がないか確認するため、JAスタッフやライフアドバイザーと一緒に内容に目を通したり内容の再確認をしたりすると良いでしょう。

その後、共済契約を締結し署名または押印・記名します。正組合員以外の方が加入する場合は、出資金の支払いに関する手続きも必要です。審査を受けて問題がなければ、加入した共済の内容が記載してある共済証書という書類が郵送で届きます。共済金を請求するときに必要な書類のため、大切に保管しましょう。

JAを利用して行う葬儀の特徴

JAを利用して葬儀を行いたい人は、グループの事業のひとつであるJA葬祭について知っておくとよいでしょう。JA葬祭のメリットや注意点など大まかなことを把握すれば、自身が希望する葬儀ができるのか判断できます。

JA葬祭:特徴

JA葬祭とは、JAグループが展開する事業のひとつで、葬祭事業をメインに行っています。組合に加入している正組合員や、出資金を払って加入する准組合員、だけでなく組合に未加入の方も利用できるサービスです。

JA葬祭は葬儀社に依頼するよりも低価格で葬儀ができる上に、葬儀に慣れていない人が安心して葬儀ができるようにさまざまなサポートも行っているのが特徴です。葬儀はJA直営の葬儀会場で行うもの、提携している葬儀社のサービスを利用するものの両方があります。

JA葬祭:かかる費用

JA葬祭を利用して葬儀を行う場合、費用はどの程度かかるのでしょうか。中には葬儀積み立てなどができる場合もあります。

地域によって、葬儀を行うのにかかる費用は同じJA葬祭でも異なります。正組合員と准組合員が利用できる組合員価格と、組合に未加入の方も利用できる一般価格を設定している場合が多い傾向です。さまざまな割引制度を設けている場合もあります。

たとえば、JAやすらぎセンター(愛知県)の場合は家族葬プランで一般価格税込66万円、組合員価格税込59万4,000円です。JA岡山やすらぎ(岡山県)であれば家族葬プランで基本価格税込33万円と金額に違いがあります。

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JA葬祭:メリット

同じ日本の中でも、葬儀ひとつひとつの流れを見ると地域によって異なる点がたくさんあります。その違いに柔軟に対応できることが、地域に根付いたサービスを提供するJA葬祭の強みです。提携している葬儀社も昔からあるものが多く、地域の人からの信頼も得やすいでしょう。

故人の宗教や宗派を尊重した葬儀を行うには、さまざまな形式の葬儀が行える必要があります。JA葬祭で行えるのは仏教、神式、キリスト教式です。故人の宗教や宗派が分からないときや無宗教の場合には、お別れ会形式での葬儀も行えます

JA葬祭:注意点

JA葬祭で葬儀を行うにあたり、注意点がいくつかあります。JA葬祭は地域に強いネットワークを持つため、葬儀も地域色が強いのはメリットのひとつです。ただし、地域に合わせた葬儀を希望しない場合はそれが原因でサービスに満足できないこともあるかもしれません。

また、中には葬儀費用がクリーンになっていない場合もあるようです。プランを申し込む前に、何にどれくらいの費用がかかるのか見積もりを取ることをおすすめします。また、分からない点はライフアドバイザーに質問したりすると良いでしょう。

提示されているプランには何が含まれているのか、費用とプラン内容をしっかり確認することが、納得できる葬儀を行うための重要なポイントです。

JAで葬儀をするときの流れ

JAで葬儀をすると決めたら、実際の葬儀の流れを把握しましょう。一般的な葬儀と流れは大きく変わりませんが、地域に合わせた葬儀をするため進行の順番などが異なることもあります。ご自身が住んでいる地域の葬儀の方法をよく知らない場合は、この機会に調べてみるのもよいかもしれません。

1. JAと近親者に連絡をする

大切な人が亡くなったら、できるだけ早くJAと近親者に連絡しましょう。JA葬祭では24時間連絡ができる環境が整っているので安心です。医療施設などで亡くなった場合は、JA葬祭が寝台車を出して故人を迎えに来てくれます。連絡をする場合は以下の内容を一緒に伝えましょう。

・故人の氏名
・迎えに行く時間
・病院名
・部屋番号
・住所
・電話番号
・希望する葬儀会場
・希望する葬儀形式
・世帯主名

医療施設以外の場所で亡くなった場合は、警察に死体検案書の発行を依頼する必要があることも覚えておきましょう。

2. 遺体を安置する

医療施設で亡くなった場合、故人を乗せた寝台車は自宅や安置所などに向かいます。遺族は故人を寝かせる場所に布団を準備しておきましょう。担当者がドライアイスで処置をしたり、枕飾りの段取りをしたりします。このときに、故人と親交があった友人や知人に訃報を入れるのがよいでしょう。新聞社への通知を希望すればJA葬祭が手配します。

3. 葬儀の準備をする

葬儀に向けて準備を始めましょう。事務的な手続きなどは、JA葬祭が喪主の代わりとして進めてくれるため心配ありません。まずは家族でどのような葬儀にするか話し合い、意向が固まった上でJA葬祭の担当者と打ち合わせをするとスムーズです。葬儀を行う会場や予算などの詳細を決めていきましょう

4. 納棺をする

納棺前の清拭や死化粧などの処置は遺族が行うのが一般的です。納棺前には自宅や安置所など遺体を安置している場所で僧侶が経を読みます。これが故人へ読む初めての経になるでしょう。その後、死装束を着せて旅支度を整えてから納棺を行います。

5. 通夜・葬儀を執り行う

納棺が済めば、通夜式や葬儀、告別式を執り行います。故人とのお別れの後は、出棺、火葬、精進落としへと進行するのが葬儀の流れです。地域によっては、火葬した後に通夜式や葬儀、告別式を執り行うこともあります。これは、地域とつながりが深いJA葬祭だからこそ対応できる部分となるでしょう。

葬儀会場の準備はJA葬祭が行うため心配ありません。喪主は昼前までには料理や生花などの数をまとめ、JA葬祭へ知らせる必要があります。

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まとめ

JA共済は営利目的の事業ではない相互扶助の総合保障で、保障内容によっては万が一のときの葬儀費用を賄えます。JAのサービスのひとつであるJA葬祭は、地域密着型の葬儀を行えるのが特徴です。葬儀にかかる費用やプランの内容は地域によって異なるため、事前によく確認する必要があります。

小さなお葬式には家族葬から一般葬までさまざまなニーズに対応したプランがあり、ご要望に合ったお葬式を行えます。必要な費用もわかりやすく安心です。葬儀社選びでお悩みの場合は、小さなお葬式へご相談ください。

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監修
信長 洋輔(小さなお葬式 コラム編集長)
信長 洋輔(小さなお葬式 コラム編集長)

株式会社ユニクエスト社員
「小さなお葬式のコラム」の編集長。
葬儀葬式・法事法要だけでなく、終活・老後資金などFP関連の知識にも精通。
葬祭ディレクター1級の資格取得に向けて学習中。
葬儀業界最大級の、合計2000記事以上を管理。
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