仏壇のサイズ選びに困ったことがあるでしょう。自宅の間取りに対し、仏壇のサイズが適切かどうか判断に迷う場合もあります。この記事では、仏壇のサイズの選び方、サイズ表記などについて解説します。宗派で仏壇を選ぶ方法についても説明しているので、はじめて仏壇を選ぶ方はぜひ参考にしてみてください。
<この記事の要点>
・仏壇には唐木仏壇、金仏壇、モダン仏壇などの種類がある
・仏壇のサイズは扉を開けた状態を想定して確認する
・仏壇の高さでサイズを決める上置き仏壇の場合、一般的な表記には号数が使われている
こんな人におすすめ
はじめて仏壇を選ぶ人
仏壇のサイズに悩んでいる人
仏壇にはいくつか種類があり、それぞれ特徴が異なります。どのような仏壇を選ぶかによってサイズ感も変化してくるため、いずれも確認しておきましょう。代表的な仏壇の種類を紹介します。
木材を使って作る伝統的な形式の仏壇です。素材としては黒檀や紫檀と呼ばれるものが使われており、木目が映える美しい仏壇が欲しいという方に適しているともいえます。
品質や費用も大きく変動するのが特徴です。使う素材の材質や作り方などによっては、100万円を超えるものもあります。一方で数万円で手に入る仏壇もあるため、予算と相談しつつさまざまな種類の中から選べるでしょう。
金仏壇は、白木をベース素材として作る仏像を指します。黒を基調とした漆塗りの外装に加えて、一面金箔でデザインされた内装が特徴の仏壇です。
蒔絵や彫刻といった技術を駆使し高級感があることから、1,000万円を超える費用が必要になる場合もあります。伝統や格式を重視する方、豪華な仏壇が欲しいと考えている方に適しています。
「モダン仏壇」は近年注目されている仏壇で、デザイン性が高いのが特徴です。一般的な仏壇に比べるとコンパクトなサイズも多く、仏間や床の間のないマンションに置いても窮屈さを感じないでしょう。インテリアとの調和を大切にしたい方、スタイリッシュな仏壇を探している方にもおすすめです。
購入する際の費用には幅がありますが、伝統的な仏壇と比較すると手に入れやすい価格帯です。
設置するスペースと仏壇のサイズがそれぞれわかれば、部屋に置ける最適な大きさのものが選べます。設置スペースが決まったら広さを把握し、仏壇を置いたときのサイズ感をイメージしておきましょう。
また、仏壇の扉を開けた状態を想定してサイズを確認します。扉を閉めた状態で選んでしまうと、開けたときにスペースが足りなくなることもあるからです。丁寧にサイズをはかり、配置スペースの左右にゆとりができるように見積もりましょう。
仏壇を置く際、場所選びに悩むことがあるかもしれません。想定のスペースに合わせるためには、仏壇のサイズをしっかりと把握しておく必要があります。ここでは、上置き仏壇・床置き仏壇それぞれのサイズ表記について解説します。
仏壇の高さでサイズを決めるのが、上置き仏壇です。一般的な表記には号数が使われており、大きさの目安は次のようになっています。
・14号:高さ42センチメートル、横幅32センチメートル
・20号:高さ60センチメートル、横幅45センチメートル
具体的な数値は変動することがありますが、表記を確認する際の参考にしましょう。また奥行きのサイズに関しては、28センチメートル~38センチメートル程度が目安になります。
床置き仏壇のサイズも上置き仏壇同様に、号数で記載してある場合が多い傾向にあります。書き方の例としては次のようなものです。
・36×16号:高さ約108センチメートル、横幅48センチメートル
・48×20号:高さ約144センチメートル、横幅60センチメートル
計算方法としては、高さ×横幅でサイズ計算されており、号数に3を掛け合わせたものがそれぞれ高さと横幅に該当します。また奥行きが30センチメートル~80センチメートルと幅広くそろっているのも特徴です。
宗派によっては、特定の仏壇を使うのが好ましいと考えられている場合も少なくありません。ここでは宗派で仏壇を選ぶ方法について解説します。
浄土真宗では、金仏壇が推奨されています。豪華絢爛な金仏壇は、阿弥陀如来がいる極楽浄土を表していると考えられてるためです。
ただし、必ずしも金仏壇でなければならない決まりはなく、別の種類の仏壇でも問題はありません。住宅事情や好みに応じて唐木仏壇やモダン仏壇を選択し、御本尊を安置してもよいでしょう。
浄土真宗以外の宗派では、好きな仏壇を選んで使えます。特定の決まりが設けられていることがないため、サイズやデザインともに最適な仏壇を探しましょう。
仏壇を選ぶ際には、「御本尊を安置するもの」という本来の意味も忘れないようにします。家族が手を合わせ感謝の気持ちを伝えやすいもの、予算の範囲で無理なく購入できるものなどがおすすめです。
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仏壇を選ぶ際には、設置場所と仏壇のサイズをそれぞれチェックしてから探すのをおすすめします。また、扉の作りによっては、横幅に余裕を持たせたほうがよい場合もあるでしょう。実際に使用する際のことも考えながら選ぶことも重要です。
仏壇のサイズでお困りの際は、小さなお葬式へご相談ください。小さなお葬式では仏壇・位牌の取り扱いもしています。お客様のご状況や費用目安などから、スタッフが最適な仏壇を選んでご提案いたします。
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