家族が危篤と言われた場合に誰に連絡をするのか、準備するべきことは何なのかなど、正しい対応がわからない方もいるのではないでしょうか。何の知識もなく突然家族が危篤状態になると冷静に対応するのは難しくなります。
この記事では、危篤の連絡をするべき相手やその内容、連絡手段などについて紹介していきます。大切な人を見送る心の準備とともに、必要なものと対応を把握し、緊急時にも慌てずに対処できるようにしておきましょう。
<この記事の要点>
・危篤の連絡をする場合は、親族や友人、勤務先などを事前にリストアップしておく
・危篤の連絡は短く明確に伝え、基本的に電話で連絡する
・勤務先へは直属の上司に連絡し、危篤者との間柄や休暇の予定を伝える
こんな人におすすめ
危篤の連絡をする相手を知りたい方
危篤の連絡で伝えるべきことを知りたい方
家族の危篤を会社に伝える方法を知りたい方
家族が危篤になった場合、まずは早急に多方面へ連絡することが大切です。連絡するべき相手を事前にリストアップしておくことで、いざというときにスムーズに対応できます。ここからは、危篤の連絡をする相手について解説していきます。
まず初めに連絡するべきなのが親族です。親族への連絡先は三親等くらいまでリストアップし、その中でも親しくしていた人を優先して連絡するようにしましょう。三親等とは、本人の妻や夫、子ども、孫、ひ孫までです。
また、遠方に住んでいる親族への連絡は慎重に行うようにしましょう。残念ながらすぐに亡くなってしまった場合は、遠方からはるばる来てもらっても通夜まで期間が開いてしまうことがあります。葬儀の日程が決定してから連絡することも一つの方法です。
親しくしていた友人・知人に対しても連絡します。本人が看取ってほしい人を把握するためにも、元気なうちに親しい仲の人を聞いておくとよいでしょう。
基本的に親族への連絡が優先といわれていますが、友人・知人の中には本人にとって親族と同じくらい大切な関係性の人もいるかもしれません。その場合は本人の希望を尊重して、早急に連絡をとるようにしましょう。必要に応じて柔軟に対応することが大切です。
家族が危篤状態になった場合、勤務先への連絡も必須です。どのくらいの期間休暇をもらうことになるかわからず、その後の手続きなどで迷惑をかけることもあります。
勤務先に危篤の連絡をする際にはお詫びの言葉を主体に、誠意をもって連絡するようにしましょう。できる限り迷惑をかけないようにするために、不在になる期間の仕事について伝えておくことも重要です。
ここからは、危篤の連絡をする際に相手に伝えるべきことを解説していきます。要件をできるだけ短く明確に伝えることが大切です。何を伝えるべきなのかしっかり把握しておきましょう。
また、危篤時は 電話連絡が基本です。これは緊急を要するためという理由のほかに、突然の連絡でも精神的なダメージを減らすため、という側面もあります。できるだけ相手を驚かせないように「突然の連絡ですみませんが」「ちょっとショックな連絡かもしれないけれど」など前置きを忘れないようにしましょう。
親族や本人の友人に連絡を取る際には、まずは自分の名前と本人との関係性について説明します。相手が危篤者と親しい人物であっても、家族とはあまり面識がないということも多くあります。「○○○(危篤者)の息子の○○(名前)です」というように、自分が誰なのかわかりやすく説明しましょう。
現在の病名や病状を相手に伝えることも必須項目です。今の状況を伝え、いつまでに駆けつけて欲しいかを連絡してください。具体的に日時や時間を指定するとよいでしょう。
医療機関の名前や病室、住所についても忘れずに伝えましょう。重要な情報はメモし、伝え漏れがないようにすることが大切です。
連絡した相手が、あとから聞きたいことが出てくることも考えられます。いつでも折り返し連絡してもらえるように、自分の電話番号を伝えておくことも大切です。その際、相手の電話番号を登録しておくとよいでしょう。スムーズに連絡を取り合えるよう、相手への配慮も忘れず行動しましょう。
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家族が危篤になってしまった場合、勤務先への連絡は必須です。勤務先には仕事上で迷惑をかけてしまう可能性が高いので、丁寧かつ早急に連絡を入れることを重視しましょう。ここからは、会社への連絡方法について解説していきます。
基本的に勤務先に連絡を入れる場合には、会社直属の上司に連絡するようにしましょう。危篤の場合、>早急に病院へ向かうことが必要なので、危篤の連絡と共にその旨を直属の上司に伝えることが大切です。
直属の上司が不在の場合や連絡が取れない状況であれば、会社の同僚などに伝言をお願いし、落ち着いてから直接連絡するのが好ましいでしょう。
会社で勤務中に危篤の連絡を受けた場合には、電話ではなくできる限り直接口頭で伝えるようにしましょう。自分との間柄を手短に知らせ、休暇をもらってください。早く病院に駆けつけることを優先し、仕事の引き継ぎなどは落ち着いてから電話で連絡するとよいでしょう。
勤務先から帰宅した後に危篤連絡が来た場合、常識的な時間内であれば出来る限り電話で伝えるようにします。
悩んでしまうのは、早朝や深夜といった時間帯の連絡でしょう。このような場合、メールで連絡をとっても問題ありません。まずはメールで緊急の要件を伝え、詳細はあとで電話連絡するとよいでしょう。「夜遅くに申し訳ありません」「朝早くに失礼します」など、断りを入れるのも忘れないようにしましょう。
勤務先に対して危篤の連絡をする際には、まず自分と危篤者の間柄、そして休暇の予定についても伝えるようにしましょう。予定がはっきりとはわからなくても、おおむねの休暇予定を伝えておくことが大切です。その後、葬儀などの予定が決まった際には、できる限り早急に勤務先へ連絡を入れましょう。
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家族が危篤の状態になったら、早急に親族や友人、勤務先への連絡が必要です。電話やメールで手短に用件を伝えるようにしましょう。また、家族の危篤といういざという状況に慌てないためにも、事前にさまざまな準備をしておくことが重要です。容体がいつ不安定になるのかは誰にも把握できないものです。
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御仏前は「仏となった故人の前に供えるもの」という意味です。ホゥ。