法事をする時
法事の準備
1ヶ月前に準備すること
- 法事の場所(お寺・自宅・墓前)を決める。
- 日程を決め(忌日当日に法事ができない場合、忌日以前の休日など招待客が集まりやすい日を選ぶ。)、お寺へ連絡する。
- 会食を予定する場合は会場(斎場・会館・レストラン・ホテルなど)を決める。自宅などの場合は仕出し料理の予約をする。
- 招待客リストを作成する。
- 会食の際に献杯をお願いする方に打診する。
- 法事の案内状を作成する。(※少人数の場合や近い親戚の場合は電話連絡でもかまいません。)
- 案内状を送付する。(欠席の返事はなるべく早く、2週間位前に届く様にする。)
- お墓に納骨する場合は、石材店に手配を依頼する。
(戒名を彫刻する場合、3週間程度が必要。納骨は四十九日、一周忌、三回忌にやる場合が多いです。)
2週間前に準備すること
- 出欠の返事を見ながら、出欠人数(お料理の数)・席順・引物の数などを関係先に連絡する。料理の人数は何日前までなら変更できるのか確認しておく。
- 卒塔婆の本数を確認しお寺へ連絡する。
(※浄土真宗のように卒塔婆を建てない宗派もあります。) - お寺から、会食場所への移動方法・最終人数の再確認をする。
(自家用車の台数・バス・タクシーなどを頼むのか送迎バスがあるかどうかを確認。) - 引物の用意をする。
法事前日
- 持参する物(お布施・お供物・お花・位牌・遺影写真・引物)などを準備する。
- 招待客人数の再確認チェック。
法事当日
- 早めに会場に行って、お客様の到着を待つ。
- お布施・お供物・お花・位牌・遺影写真・引物などを持参する。
法事当日の流れ
法事の後は、故人をしのびながら会食をするのが一般的です。会食はお斎(おとき)と呼ばれ、本来はお斎も法事の一部です。
お斎では僧侶は必ず正面中央、一般的には祭壇(お仏壇)の前や上座に座ってもらい、お膳・お酒などは、必ず僧侶から先に差し上げます。
法事の流れ
引物
法事のお礼として、引物を一世帯に一つ(2,000円~3,000円程度の品)を招待客に贈ります。
四十九日法要は形に残らず、よく使われるものにします。お茶・海苔等の食品やタオル・石鹸などです。
一周忌法要以降は後に残るものでもかまいません。
掛け紙・水引き | 黒白・結び切り・のしなし(一般的) |
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表書き | 「志」「粗供養」が一般的。「志」は宗教を問わずに使うことができます。「志」の下に施主の名前(通常:名字または○○家)を書きます。 |