近親者のみで葬儀を執り行った場合、後日に一般会葬者が故人とのお別れをする偲ぶ会を行うことがあります。 著名人の訃報が報道されると耳にする言葉ではありますが、一般の方でも行うことがあるようです。この記事では、偲ぶ会の形式や、相応しい服装などについてご紹介します。
こんな人におすすめ
「偲ぶ会」の内容について知りたい方
偲ぶ会を行うか検討中の方
偲ぶ会に参列予定の方
偲ぶ会はお別れ会とも呼ばれ、通夜や葬儀とは別に故人に別れを告げるために催される会のことです。故人の足跡をたどったり、故人との思い出を語り合ったりするもので、通夜振る舞いや精進落としのような、会席に近いものになります。
近年では、小規模に行う家族葬を選ぶ方が増えており、葬儀は近親者のみで行うことも珍しくはありません。その場合に、故人と親しかった方を招いて会を行うことがあるようです。
また、通夜や葬儀は急なことで、参加できないこともありますが、後日きちんと日程を組んで偲ぶ会を行うことで、参加できなかった方にも故人に別れを告げる機会もってもらうことができるのです。
偲ぶ会だけを行うのか、葬儀と同日に行うのかによって、内容が変わります。
人数にもよりますが、ホテルで開催されることが多いようです。ホテルは設備が整っていることと、宿泊できるので遠方からでも参加しやすいという利点があります。ただし、スタッフが葬祭に精通しているわけではない点には注意が必要です。食事会や談笑の場であるという認識があり、比較的明るい雰囲気で行われることが多いです。
セレモニーホールや集会場などが利用され、葬儀としての側面が強いため、より「喪」である意識が強くなります。宗教色はあまりなく、無宗教の形式で行われることが多いようです。
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参考:無宗教の葬儀に対応「小さなお葬式」
偲ぶ会だけを行う場合、平服でよいとされることが多いです。パーティーのような形式を取るため、喪服でないほうがよい場合があります。 ホテルなどでは、読経や焼香が許可されていないため、「喪」である意識は低いですが、あまりに奇抜な服装やラフすぎる服装は避けましょう。男性ならばスーツ、女性なら色味の落ち着いたワンピースなどが好まれます。
葬儀と同日に行う場合、葬儀では喪服を着ることになっているため、偲ぶ会も喪服で行うことになります。しかし、特に厳しいマナーなどはなく、着崩したり上着を脱いだりしても問題ありません。
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通夜や葬儀ではゆっくりと時間を取ることができず、落ち着いて話す場を設けたいという気持ちは、多くの人が抱くものです。その要望に応えるものとして偲ぶ会を行うことが増えており、グリーフケアとしての効果も高いため、参加することで気持ちの整理もできます。
自筆証書遺言は押印がなければ無効だと判断されてしまうので注意しましょう。ホゥ。