
作成日:2014年11月25日 更新日:2022年03月03日
終活とは。より良い人生を送るための終活の始め方
最近よく耳にする、終活(しゅうかつ)という言葉。
終活とは、ご自身の人生の最期に向けて、前向きな気持ちで準備を行う活動のことです。近年の葬祭に対する考え方の変化から注目されるようになりました。終活を行うと、自分自身の気持ちの整理はもちろんのこと、遺された家族の負担を減らすことができます。
そんな終活について、内容やメリット・注意点などをご紹介します。

【もくじ】
・何のために終活を行うの?
・終活で行うことは人それぞれ
・終活のメリット3つ
・終活で注意したいこと
何のために終活を行うの?
不幸は、いつどのような形で訪れるのか誰にも分かりません。病気などではある程度最期を予感することができますが、その時には準備をする体力も時間もないかもしれません。
そのためご自身も家族も何も準備ができていない状態で、その瞬間が訪れることは珍しくありません。
何かあった時に困らないように、また家族の負担を減らすために、終活を行います。また、人生の最期に向けて備えをしておくことが、より前向きな人生を過ごすことに繋がるのです。

終活で行うことは人それぞれ
終活でやるべきことは、人によって違います。ご自身にとって大切なことは何か、何を優先してやるべきか、それらは物事をきちんと整理しなければわからないことです。
葬儀の準備
終活で代表的なことは、葬儀の準備です。何も準備していない状態でその時を迎えると、家族は誰に訃報の連絡をすれば良いか分からず慌てたり、しっかり検討をしないで葬儀を依頼して、高額な葬儀費用を支払うことになったりと、遺される方たちにとって後悔の残る葬儀になってしまうかもしれません。
そうならないために、今からできる終活についてご紹介します。
葬儀の生前契約
葬儀の生前契約とは、元気なうちに自分の葬儀を契約しておくことです。葬儀を行うとなると、家族にはお金の負担のほか、心身的な負担もかけることになります。生前契約をすることで、残された家族の負担を軽減することができ、その上でご自身の希望に合わせた葬儀をすることもできます。
また、葬儀費用を事前に把握することができるので、亡くなった後に遺族が費用面で頭を悩ませる必要がないことも大きなメリットです。
生前に遺影を用意する
遺影写真は、生前にご自身で準備することもできます。気に入っている写真を残すことができるため、終活の一環として、生前遺影を用意する方が増えています。
お気に入りの写真をお持ちであれば、高品質で低価格の遺影写真加工サービスがおすすめです。
エンディングノートを書く
エンディングノートは、緊急時に連絡を取る方、加入している保険や年金などの情報、財産、葬儀、供養のことなど、伝えたいことを書き留めておくためのノートです。遺言書のように法的な効力はありませんが、家族に向けての備忘録として活用されています。貴重品の場所や口座の番号など、亡くなった後に必要な情報はたくさんあるため、これらをまとめておくことができます。
「小さなお葬式」では、以下の記事から資料請求いただくと、パンフレットと共にエンディングノートを無料でお届けしています。葬儀の流れや費用を分かりやすくまとめたパンフレットは、終活にもご活用いただけます。

荷物の整理
エンディングノートには、貴重品など何がどこにあるかを書くことができます。これをわかりやすくまとめるためには、ご自身で荷物の整理を行うことも大切です。また、相続についても、何が遺産にあたるのかを整理しなければいけません。元気なうちに資産の整理をし、残された家族が困らないように対策をしておくことも大事です。家族間のトラブルにならないように遺言を作成するなど生前から準備をしておくことをオススメします。
終活のメリット3つ
家族の負担を減らすことができる
事前にさまざまな準備を終わらせておくことで、意思の疎通が困難になった時や、最期を迎えた時でも、家族が落ち着いて対応できます。
自分の人生を振り返ることができる
エンディングノートを書く過程で、ご自身を見つめ直すことができます。今までの人生を振り返ることで、気持ちの整理をすることもできます。
人生を充実させることができる
終活を行うと、今後についても深く考えることができます。ご自身の最期を思い浮かべたとき、できれば笑っていたいものです。そのために、今後の人生をより充実したものにしようという意欲が生まれるのです。
あわせて読みたい
終活で注意したいこと
詐欺・悪徳商法に気を付ける
終活コンサルタントなど、終活をサポートしてくれるサービスもあります。上手く活用できれば充実した終活ができますが、なかには不慣れな高齢者を狙って詐欺行為が行われることもあります。わからないことは都度確認し、自分だけではわからないと思ったらすぐに第三者に加わってもらいましょう。
ひとりで進めない
葬儀や納骨に関しては、当人の意思が尊重されるべきではありますが、これらの事はひとりで進めないようにしましょう。葬儀内容に対する意見の不一致や、墓石・墓地の二重購入などはこれが原因で起こります。エンディングノートの作成などはご自身だけで行うものですが、葬儀や墓などに関しては家族にも相談しながら決めましょう。
元気なうちに、将来の備えを
ご自身の将来を考えた行動の第一歩として、お葬式について考えてみてはいかがでしょうか。
「小さなお葬式」では、低価格でも安心のセットプランを、全国でご提供致しております。お葬式に必要な物品・サービスをプラン料金に含んでいるため、葬儀費用の負担を軽減することができます。
葬儀に関するお問い合わせは「小さなお葬式」へ
葬儀に関するご準備は事前に行うことが大切です。いざという時困らないように、葬儀全般に関する疑問は、「小さなお葬式」へお問い合わせください。24時間365日専門スタッフがお客様のサポートをさせていただきます。
