墓じまいの代行業者に依頼できることと注意点
供養

作成日:2022年01月11日  更新日:2022年01月11日

墓じまいの代行業者に依頼できることと注意点

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管理していたお墓を取り外して、その土地を所有者に返還することを「墓じまい」と呼びます。

墓じまいには複数の工程を経る必要があり、その中には行政手続きも存在するため、知識の少ない方には難易度が高いでしょう。そんなときは墓じまい代行業者に依頼することをおすすめします。

しかし、一口に墓じまい代行業者といっても「すべての工程を代行してくれるのか」「費用はいくらかかるのか」「どんな業者を選ぶとトラブルが少ないか」など、いくつもの疑問を抱かれるのではないでしょうか。

この記事では「代行業者に依頼できること」「代行費用」など、墓じまい代行に関することを解説します。墓じまい代行のことがわかると、ストレスなく墓じまいを行うことが可能です。

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【もくじ】
代行業者に依頼できること
代行業者に依頼できないこと
墓じまい代行の流れ
墓じまい代行の費用
費用を抑える方法
墓じまいを代行してもらうメリット
代行を依頼するときの注意点
まとめ

代行業者に依頼できること

一概に「代行業者」といっても、すべての工程を代行してくれるわけではありません。中には最初から最後まですべて依頼できる業者もありますが、その数は少ないでしょう。

代行業者に依頼できることは以下の通りです。

・書類提出の手続き
・遺骨の新しい納骨先の紹介
・墓石の撤去

これらの工程に少しでも不安が生じている方は、代行業者に依頼してみるのもよいでしょう。

書類提出の手続き

墓じまいを行うためには、役所に必要書類を提出する必要があります。しかし「改葬許可申請書」をはじめとした必要書類は、一体なんのために必要なのかを理解していない方もいるでしょう。

必要書類が足りなかったり記入漏れがあったりして、実際に墓じまいを行えなかった、ということがないように難しい作業は代行してもらうことをおすすめします。

しかし、書類の記入は自分で行わなければいけないため、代行業者のアドバイスをもらいながら慎重に行いましょう。

遺骨の新しい納骨先の紹介

墓じまいの際に遺骨を取り出すと、次の納骨場所を決める必要があります。しかし、全国にはさまざま納骨先が存在するため、どこが自分や親族、ご先祖様の要望に当てはまるか悩む方も少なくありません。代行業者は、そんな数ある納骨先の中から要望に合ったところを選んで紹介してくれます。

墓石の撤去

墓石の撤去は主に石材店が行うことが通例です。代行業者を通して、その石材店に撤去の依頼をしてもらうことが可能です。人とのコミュニケーションが苦手な方や、値段の交渉が苦手という方は代行業者に依頼するとよいでしょう。

代行業者に依頼できないこと

代行業者は墓じまいにおいて難しい作業や人との交渉を承ってくれますが、中にはできないことも存在します。

代行業者に依頼できないことは以下の通りです。

・移動元の管理人との交渉
・親族との話し合い

特に業者ではない方々への話し合いはできないことが多いので注意しましょう。

移動元の管理人との交渉

お墓の移動元の管理人との交渉はできない業者が多いです。移動元の管理人とは、寺院ならば僧侶、霊園であれば霊園の職員にあたります。墓じまいを行うときは、独断で行わずに移動元の管理人に相談をしてから行うことが一般的です。

しかし今までお世話になっている分、申し出づらいので「誰かに任せてしまいたい」と思われる方も少なくはありません。

管理人との関係がいまいちで相談をしたくない方や今までお世話になっているので言い出しにくいと思われている方は、その工程だけ親族の誰かにやってもらうか交渉を承ってくれる業者に頼むようにしましょう。

親族との話し合い

移動元の管理人と同じように親族間でも話し合いは必要です。墓じまいを独断で決行してしまうと、その後の関係が悪化するかもしれません。

中には、すでに親族との関係が不良で話し合いの場を設けたくない方もいるかもしれません。しかし、代行業者の中には親族間との話し合いはサービスの対象外のところも多いようです。

どうしても親族間の話し合いをしたくない方は、そのようなサービスを実施している業者を選ぶようにしましょう。

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墓じまい代行の流れ

墓じまい代行の流れは以下の通りです。

1. 自ら関係者に相談、報告する
2. 代行業者に問い合わせて資料を請求する
3. 見積もりを出してもらう
4. 墓じまいを行う
5. 報告書を受け取る
6. 費用を支払う

墓じまいの代行は滅多に依頼するものではないため、流れを把握していないのは当然のことでしょう。代行を検討する際は、ぜひ参考にしてみてください。

1.まずは自ら関係者に相談、報告する

まずは自ら関係者に相談しましょう。墓じまいを行う旨を伝えるべき方々は以下の通りです。

・寺院の僧侶
・霊園の職員
・親族

墓じまいを行うことに加えて、代行に依頼する場合はその旨もあわせて伝えましょう。

2.代行業者に問い合わせて資料を請求する

次に代行業者に問い合わせて資料やガイドブックを取り寄せましょう。取り寄せ方法は業者によって異なり、電話やインターネットがあります。なるべく多くの業者から資料を請求して、自らの要望に沿う代行業者を探しましょう。

3.見積もりを出してもらう

資料やガイドブックを比較して、希望の代行業者を絞り込んだら次は見積もりを出してもらいます。見積もりもできるだけ多くの業者から出してもらいましょう。見積もりを比較して、最終的に依頼する業者を決定して契約します。

4.墓じまいを行う

実際に墓じまいを行います。墓じまいの流れは以下の通りです。

(1) 遺骨の移動先を決める
(2) 必要書類を発行し提出する
(3) お墓の閉眼供養を行う
(4) お墓を撤去する
(5) 新しいお墓に開眼供養を行う
(6) 納骨

以上が墓じまいの一連の流れです。

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5.報告書を受け取る

墓じまいが終わったら報告書を受け取りましょう。よく確認して不備がない場合は費用の支払いに移ります。

6.費用を支払う

最後に代行業者に費用を支払って終了です。この際、見積もりを大幅に超えた請求をされた場合はすぐに支払わず、弁護士や専門家などに相談しましょう。

墓じまい代行の費用

墓じまい代行の費用は、業者によって異なりますが大まかな目安は20万円~50万円です。あくまでも目安なので、複数の墓じまいをしたり大きなお墓だったりする場合は、この金額より高くなる可能性もあります。

数百万円という多額の費用がかかることはないため、数百万円の請求がある場合はすぐには支払わず、弁護士や専門家などに相談しましょう。

費用を抑える方法

墓じまいを代行業者に依頼するのには当然ながら費用がかかり、その費用も決して安いものではありません。墓じまいにあまり予算をかけられない方は、なんとか費用を抑えたいものでしょう。

費用を抑える方法は以下のようなものがあります。

・自力で行える部分は自力で行う
・さまざまな代行業者に見積もりを出してもらう

ひとつずつ解説します。

自力で行える部分は自力で行う

自力で行える部分は自力で行いましょう。代行業者によっては、墓じまいでの工程の一部だけを承ってくれる業者が存在します。工程の一部だけを依頼すれば費用もその分安くなるため、予算に余裕ができるでしょう。

しかし、中には墓じまいを最初から最後まで代行するサービスしか取り扱っていない業者もあるので注意が必要です。

さまざまな代行業者に見積もりを出してもらう

さまざまな代行業者に見積もりを出してもらいましょう。手間を惜しんで代行業者1社にしか見積もりを出してもらわずにいると、他の業者の方がサービスもよく料金も安かったときに後悔します。

見積もりは無料で出してくれる業者が多いので、費用を安くするためにも見積もりはさまざまな業者から出してもらいましょう。

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墓じまいを代行してもらうメリット

ここでは、墓じまいを代行業者に代わりに行ってもらうことのメリットをまとめます。代行業者に依頼される方のほとんどは、代行してもらうことにメリットを感じています。

多くの方が感じているメリットは以下の通りです。

・自分の時間が確保できる
・複雑な手続きをせずに済む

これらのメリットに魅力を感じる方は、代行業者に依頼することをおすすめします。

自分の時間が確保できる

代行業者に依頼することで、自分の時間が確保できます。お仕事や家事で忙しい方や学校に通って墓じまいに割く時間がない方は一定数いるでしょう。

代行業者は代わりに墓じまいを行ってくれるので、自らが現地に出向かずとも墓じまいは進行していきます。仕事中や家事中に墓じまいが進行するので、時間の効率よく墓じまいを行うことが可能です。もしも時間がなくて墓じまいが手付かずという場合は、代行業者に依頼してみましょう。

複雑な手続きをせずに済む

墓じまいには複雑な行政手続きが必要です。中には、複雑な手続きが面倒そうで苦手意識を持っている方もいらっしゃるでしょう。そんな複雑な手続きも代行業者は行ってくれます。

注意点としては、発行・提出は行ってくれますが、記入は自ら行わないといけないという点です。その場合は、業者のアドバイスを聞きながら記入しましょう。

代行を依頼するときの注意点

代行を依頼するときは以下のような注意点が存在します。

・独断で行動し始めない
・信頼できる代行業者を選ぶ

この注意点を蔑ろにしてしまうと、トラブルに発展したり、スムーズに進行しなかったりします。お墓を扱う作業ですので、トラブルはできるだけ無くしたいものです。そのために、ここからは代行を依頼するときの注意点を紹介します。

独断で行動し始めない

墓じまいの代行を依頼するときは、独断で行動し始めないようにしましょう。自分は代行に依頼するつもりでいても、親族は自分達で行う予定だったという認識であれば計画に行き違いが生じます。

お互いの認識に違いが生じると、余計に費用がかかったり、その後の関係の悪化に繋がったりするので、独断で行動するのはやめましょう。

信頼できる代行業者を選ぶ

付き合いが長かったり、知り合いが経営していたりするような信頼できる代行業者がある場合は、できるだけその業者を選ぶようにしましょう。

業者の中には、粗悪なサービスや法外な料金を請求してくる業者があるかもしれません。万が一のことを考え、できるだけ信頼できる業者に依頼するようにしましょう。

まとめ

管理していたお墓を取り外すことを「墓じまい」といいます。墓じまいにはいくつもの工程が必要なため、自力で行うのに抵抗がある方もいるでしょう。そんなときは代行業者に頼むことをおすすめします。しかし、代行業者を頼む際はトラブルに発展する恐れがあるので注意しましょう。

そのほか、墓じまいの代行について疑問がある方は、小さなお葬式にご相談ください。専門知識の豊富なスタッフが心を込めてアドバイスいたします。

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