終活アドバイザーの仕事内容は?資格の取得方法や他の資格との違いを解説

終活アドバイザーの仕事内容は?資格の取得方法や他の資格との違いを解説

終活が注目されるようになってきたことにともない、終活アドバイザーの活躍の場が広まってきました。終活に関心のある方は、自分の終活に役立ち、仕事にも活かせる資格を取得するのもいいでしょう。

そこでこの記事では、 終活アドバイザーの仕事内容、資格取得方法やその他の関連資格についても詳しく解説します。

こんな人におすすめ

終活アドバイザーの仕事内容について知りたい人

終活アドバイザーの資格取得方法について知りたい人

終活アドバイザーの資格を取得するメリットについて知りたい人

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終活アドバイザーとは

終活アドバイザーについて理解するために、まずは終活についての知識を身に付けておきましょう。終活とは何か、終活アドバイザーの資格について解説します。

終活とは何か

終活とは、人生の最期に向けて行う準備のことをいいます。自分の死後、家族に負担をかけないようにするためや、残された人生を充実させるために行います。

具体的にすることは、介護や医療の選択、財産や物品の生前整理、遺産相続の計画、葬儀やお墓の準備などです。

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終活アドバイザーの資格とは

終活アドバイザーとは、終活アドバイザー協会が認定する民間の資格です。終活に関する介護、葬儀、エンディングノート、相続、社会保障制度などの豊富な知識を身に付けた専門家としてのアドバイスを行い、終活をサポートします。

資格を仕事に活かせるだけでなく、自分や家族の終活を行う際に役立てることもできるでしょう。

終活アドバイザーは何をするのか

終活アドバイザーは、どのような仕事をしているのでしょうか。エンディングノートの作成支援、終活に関する相談対応、各専門家への紹介、自治体での手続きへの同行、終活セミナーの講師という5つについて解説します。

エンディングノートの作成支援

エンディングノートとは、財産とその分与の希望、家族や友人に伝えたいこと、介護や医療についての希望、葬儀や埋葬についての意思などについて記載するものです。

遺言書とは異なり、定められた形式や書かなければならないことはないため、一体何を書けばいいのか悩んでしまう人がいるかもしれません。終活アドバイザーはエンディングノートの作成に対して、的確なアドバイスを行います。

終活に関する相談対応

終活アドバイザーは、金融、不動産、保険、年金、医療、介護などに関する知識を習得しているので、終活に関するさまざまな相談に対応できます。相談者個々の人生に合わせて適切にアドバイスをして、終活を進めるサポートをするのが役割です。

各専門家への紹介

終活の相談を受けた終活アドバイザーが「専門家のサポートが必要である」と判断した場合、各専門家への紹介を行います。

遺言書の作成のためには弁護士や行政書士、金融についてはファイナンシャルプランナーなどを選定して橋渡しをします。希望に応じて、専門家に相談する際に同席する場合もあるでしょう。

自治体での手続きへの同行

介護保険の手続きなどを進めるにあたって、自治体の窓口に行って手続きをしなければなりません。終活アドバイザーが窓口に同行し、申請のサポートをします。特に高齢の方には、専門家が同行することが大きな助けになるでしょう。

終活セミナーの講師

自治体、地域包括センター、介護施設などで開催される「終活セミナー」の講師を終活アドバイザーが担うことがあります。

セミナーでは講演するだけではなく、個別相談にも対応して、終活の意義を広めて、終活を始めるきっかけを作ってもらうことにつなげます。

終活アドバイザーの資格取得方法

終活アドバイザーになりたい場合には、どのようにして資格を取得すればいいのでしょうか。通信講座を受講し、資格を取得して、登録するまでの流れについて解説します。

通信講座を受講

終活アドバイザーになるには、ユーキャンが提供している通信講座を自宅で受講します。3冊のテキストを学習し、添削課題を3回提出した後に、検定試験を受けるという流れです。

学習内容は終活の基本、財産管理、年金、相続、医療・介護制度、葬儀・お墓、エンディングノート、成年後見制度などさまざまな分野に渡ります。

終活アドバイザー協会に登録

終活アドバイザーの資格に合格した後、終活アドバイザー協会に登録し入会金4,000円と年会費6,000円を支払うと、認定証と会員証カードが送られてきます。終活の専門家として活動する際の信頼度を高めてくれるものです。

終活アドバイザーの資格取得のメリット

終活アドバイザーの資格を取得すると、どのようなメリットが得られるのか紹介します。資格を活かして働きたい人もいるでしょうし、自分の終活に役立てたい人もいるでしょう。もちろん、仕事と自分の終活の両方に活用することもできます。

資格を活用して働ける

終活アドバイザーの資格を取得し、関連した豊富な知識を身に付けると、様々な業種に活用できるでしょう。

例えば葬儀業では依頼者に適したプランを提案できますし、保険業では終活アドバイザーの視点からも商品を紹介できます。また、介護業では高齢者の悩みに寄り添って支援できますし、金融業では相続などについて的確なアドバイスができるでしょう。

自分や家族の終活に活かせる

親や親族が終活を行う際に、エンディングノートの作成を手伝ったり、各種手続きをサポートしたりすることができます。また、自分自身が終活する年齢を迎えたら自分の終活を進めると同時に、友人達の相談にも乗ることができるでしょう。

その他の終活関連の資格とは

終活アドバイザーの他にも、終活に関連した資格はいくつかあります。それぞれどのような特徴を持っているのでしょうか。その他の終活関連の資格を4つ紹介します。

終活カウンセラー

終活カウンセラーは、終活カウンセラー協会が認定する民間資格です。終活アドバイザーと同様に、終活についての専門知識を身に付けた人が取得できるものであり、2級、1級、終活カウンセラー協会認定講師という3段階に分かれています。

終活アドバイザーが相談者に対してアドバイスを行うのに対して、終活カウンセラーは相談者にカウンセリングを行うため、心理学などについても学ぶ必要があります。

終活ガイド

終活ガイドは、終活協議会が認定する民間資格です。3級、2級、1級という3段階に分かれており、3級では終活の全体像を学び、2級では終活の基礎知識を身に付け、1級では終活の相談を解決するための知識を習得します。

また付随して「エンディングノートセミナー講師」という資格もあり、取得するとエンディングノートについてのセミナー講師になれます。

終活ライフケアプランナー

終活ライフケアプランナーは、日本能力開発推進協会(JADP)が認定する民間資格です。終活に関する、医療、介護、福祉、保険、金融、相続、不動産、葬儀、お墓などの知識を身に付け、終活をサポートします。また、エンディングノートの作成支援も行います。

相続終活専門士

相続終活専門士は、相続終活専門協会が認定する民間資格です。生前贈与、遺言、エンディングノート、生命保険などについての知識を身に付けた、相続と終活の専門家として、円滑な相続となるためのアドバイスをします。相談者一人ひとりの問題に対して、適切な専門家を紹介し、問題解決をサポートします。

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まとめ

終活をサポートする「終活アドバイザー」は、残された人生を充実させることをサポートする重要な役割を担います。もしご興味があれば、通信講座を受講して資格を取得して、仕事に活用し、自分や家族の終活にも役立ててみてはいかがでしょうか。

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監修
信長 洋輔(小さなお葬式 コラム編集長)
信長 洋輔(小さなお葬式 コラム編集長)

株式会社ユニクエスト社員
「小さなお葬式のコラム」の編集長。
葬儀葬式・法事法要だけでなく、終活・老後資金などFP関連の知識にも精通。
葬祭ディレクター1級の資格取得に向けて学習中。
葬儀業界最大級の、合計2000記事以上を管理。
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