人生の締めくくりともいえる「死」を、さまざまなことを整理した上で迎えたいという思いから、終活がブームとなっています。死にはマイナスなイメージを持つなど敬遠してしまう方もいますが、エンディングノートを書くことでしっかりと向き合うことができると話題です。
終活には必須ともいえるエンディングノートですが、今はかわいいデザインのノートも増えています。終活を始めようと思っても、どのようなエンディングノートを選べばよいか悩んでしまう方も多くいるようです。そこでこの記事では、おすすめのかわいいエンディングノートや選ぶ際のポイント、使いやすいエンディングノートアプリなどをご紹介します。
<この記事の要点>
・実用性やコンセプトが異なるかわいいエンディングノートが多数販売されている
・手書きのエンディングノート以外にも、スマートフォンで記録できるアプリもある
・見た目だけでなく特典や付属品も確認する
こんな人におすすめ
おすすめのかわいいエンディングノートを知りたい方
おすすめのかわいいエンディングノート無料アプリを知りたい方
かわいいエンディングノートを選ぶ時のポイントを知りたい方
せっかくエンディングノートを書き始めるのであれば、書き続けられるような気に入ったデザインのものを選びたいと考える方は多くいます。そこで、おすすめのかわいいエンディングノートを5つご紹介します。見た目だけではなくそれぞれ実用性の違いもあるため、自身に合ったノートをお選びいただくことがポイントです。
小説の「星の王子さま」が描かれたエンディングノートです。イラストや小説に出てくる文章なども載っており、星の王子さまが好きな人におすすめの一冊になっています。自分に関することや財産関連、死にまつわる希望といった内容を書くことができ、全96ページあります。
プロフィールや家族、趣味、思い出といったこれまでの人生に関することから、死ぬまでにやりたいこと、これからの願望などを書くことができます。また、貯金や生命保険、年金、ローンといった財産関連を記す項目もあります。もしものときにどのような対応を希望するかを書く項目もあり、死に対する意思表示ができることが特徴です。
「これから死ぬまでの間をよりよく生きるためのノート」というコンセプトで作られたエンディングノートです。いつ訪れるか分からない死に対する自分の気持ちや、家にある持ち物、どちらにおいても整理しておくことは大切です。よりよく生きるために「断捨離」をすることをすすめています。
死を見つめ直した「今」から、人生を見直して生きていこうという前向きなエンディングノートになっています。断捨離に興味がある人、実際に断捨離を行っている人へおすすめしたいノートです。
ノートやファイルといった文房具で有名なナカバヤシが販売しているエンディングノートです。自分に関することはもちろん、家族や親族、仲のよい友人や同僚といった大切な人に向けたメッセージを書くページが充実しています。エンディングノートというと堅いイメージがあるかもしれませんが、気負いなく自由に書き込めることが特徴です。
他にも財産関連の管理や連絡先リストなど、必要な項目もしっかり記載できます。
アクティブノートの特徴は、3冊でできているという点です。1冊目はもしものときに救急隊員に見てほしいノート、2冊目は生きているうちに知っていてほしいノート、3冊目は死後に見てほしいノートという構成になっています。必要なときに必要な内容だけを見てもらうことができます。
1冊目は名前や生年月日はもちろん、連絡先や血液型、かかりつけ医といった内容を記載するノートです。自分の意思を言葉で伝えられなくても大丈夫なように、事前に書いておくと安心です。2冊目は自分自身や家族に関すること、要介護や認知症になった場合の希望、死を知らせてほしい人などについて書くことができます。
3冊目は財産や相続、大切な人へのメッセージといった内容を書くことができます。財産に関する内容はデリケートなので、信頼できる司法書士などの専門家に渡しておくこともひとつの方法です。
病気になったときの医療や介護、死後の葬儀や相続といった、家族に知っておいてほしいことをまとめられるエンディングノートです。必要な項目やメッセージなどを書くことができるシンプルな構成です。
持ち歩きやすい手帳サイズであるのもこのエンディングノートの特徴です。もしものときに備えて持ち歩くことができることや、遺品整理をする際にもコンパクトなため場所をとりません。
エンディングノートというと手書きのものをイメージする方も多くいます。しかし最近では、アプリもたくさん開発されています。若い方は特に、手書きよりもアプリでスマホに入力する方が便利だと思う方もいるようです。そこで、おすすめのエンディングノート無料アプリをご紹介します。
Office365は、パソコンで使用する印象がありますが、スマホで使えるアプリも開発されています。エンディングノートとして使えるテンプレートが公開されています。
フォーマットに従って入力するだけでノートが完成することや、写真も簡単に挿入できることが特徴です。また、手書きの場合と違い文章を書き替えるなどの作業が簡単にできることもポイントです。
百人百想・エンディングノートは、これまでの人生を回想してこれからの人生を想像するというコンセプトで作られたアプリです。誕生から現在までの自分史や思い出から、介護や葬儀といった、伝えたいことまでを記すことができます。項目が充実していることや、自由に編集できることが特徴です。
スマイリングエンディングノートは、和風テイストのものや犬、バラ、スポーツをモチーフにしているものなど、さまざまなデザインの中から選ぶことができます。自身の好みに合ったものを選ぶことは、ノートへ書き続けるためのモチベーションのアップにもつながります。
エンディングノートを準備しておくことは、もしものときに家族に必要な情報を残すことができるだけではなく、自分と向き合うきっかけにもなります。メリットがたくさんあるエンディングノートですが、死にまつわるもののため、怖い、暗いなどのイメージから敬遠してしまう方もいるでしょう。
しかし、見た目がかわいいデザインのノートをお選びいただくことで、楽しく書きこむことができます。敷居が高く感じられるエンディングノートを気軽に始められることも、かわいいエンディングノートを選ぶメリットといえるでしょう。
かわいいエンディングノートを選ぶ際には、押さえておきたいポイントがいくつかあります。お客様が書き始めてから「違うノートにすればよかった……」とならないためには、どのようなことに気を付ければよいのでしょうか。
エンディングノートを準備する際、選ぶ基準として見た目は大きなポイントです。かわいいものなど、自身の好きなデザインを選ぶと始めやすかったり続けやすかったりします。また、エンディングノートは家族など相手に伝えたいことを書くものであるため、項目の内容や分かりやすさなども注目したいポイントです。
せっかくエンディングノートで終活をするのであれば、家族に伝えたい内容はしっかり残しておきたいと考えるものです。自身に関する内容や大切な人へのメッセージ、財産関連、死に対する希望など、お使いになる方が相手に伝えたいと考えている項目を備えているかどうかを確認しながらお選びいただくとよいでしょう。
エンディングノートによっては、特典や付属品がついているものもあります。例えば、遺言書キットが付属品として付いている場合があります。それぞれ別で用意するよりも簡単なため、手軽に用意しておきたいという方にはおすすめの商品です。
遺言書キットは、説明書や遺言書の用紙、文例集といったものがセットになっています。説明書に沿って作成すると、法的にも有効な遺言書が完成します。文例集がある場合も多くありますが、自身の状況に応じた言葉に置き換える必要があり、言い回しによっては意図したように伝わらない可能性も考えられます。
そのため、自身のみで作成するよりも、弁護士などの専門家に相談することもひとつの方法です。
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誰しもいつかは訪れる死に向けて、自分や家族のこと、財産のことなどをまとめておく「終活」がブームとなっています。終活の一環として、エンディングノートを書き始めているという人も少なくありません。
また、最近ではエンディングノートの役割を果たすアプリも登場しています。ノートというと手書きのものを想像しますが、アプリを使うことで簡単に写真の挿入や編集ができます。
エンディングノートには、かわいいデザインのものや、実用性を兼ね備えたもの、持ち歩きやすいサイズなど、さまざまなものがあります。ノートをお使いになる方には、家族に伝えたい内容を記せるような項目があるかどうかをご確認いただき、自身の好みに合ったデザインをお選びいただくことがポイントです。
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