- 袱紗(ふくさ)
- 絹布を裏表二枚合わせ、また一枚物で、進物の上にかけ、または贈物を包む布。香典など不祝儀袋を包むのにも用います。
- 布施(ふせ)
- 僧に読経などの謝礼として渡す、金銭や品物。布施には法施、無畏施、財施、があります。法施は、僧侶が教法を説くこと。無畏施は、仏菩薩が一切の衆生から種々の恐怖を取り去って救うこと。財施は僧侶の説法に対して品物や金銭で報いること。
- 仏陀(ぶっだ)
- 《梵Buddhaの音写。覚者・智者の意》釈迦牟尼(しゃかむに)の称。のちには、修行を積み正しい悟りを得た人の意にも用いられる。ぶっだ。
- 仏壇(ぶつだん)
- 仏像を安置する壇。仏像・位牌を安置する厨子(ずし)。仏壇の種類は、塗り仏壇と唐木仏壇があります。構造的には箪笥や押入れなどの台の上に置く上置型と、台がついていて床の上に置く台付型があります。仏壇には上壇中央に、各宗派で定めている本尊を安置します。その両脇に開山像(宗祖像)や高僧をおまつりします。また位牌を安置したり、浄土真宗のように、先祖の法名を掛け軸にしたて仏壇の脇にかけることもあります。
<仏壇の購入>新しく購入するきっかけは、家の新築・改築と新仏の位牌を納める場合が多いようです。
<仏壇の方角>家の中で静かに勤行がしやすい場所がふさわしく、北向きや神棚との向かい合わせの位置は避けて、東向き、南向きが良いとされています。
- 仏飯(ぶっぱん)
- 仏壇に供える炊き立ての御飯。仏飯は、朝お供えして昼下げるのが一般的です。また仏壇には新鮮な花を飾り、一日一回水またはお茶、御灯明、香、お経を上げておまつりします。飲食供養には他に、法事のとき「霊供膳」といって霊膳をお供えします。
- プロテスタント(ぷろてすたんと)
- 《反抗する者、抗議者の意》16世紀のルターやカルバンの宗教改革後、ローマカトリック教会の信仰理解に反抗し、分離形成されたキリスト教各派、およびその信徒の総称。北部ヨーロッパ・イギリス・北アメリカにおいて優勢である。プロテスタント教会自身は福音主義教会と公称する。新教徒。
- 分骨(ぶんこつ)
- 遺骨を2か所以上に分けて葬ること。また、その骨。遠隔地に郷里があったり、本山に納骨するために、分骨する場合はあらかじめ火葬のときに骨壷を用意しておきます。