「家族葬と一般葬は何が違うのか」「家族葬のメリットやデメリットについて知りたい」と考えてはいませんか。
家族葬と一般葬では主に葬儀の規模や葬儀に出席する人などが異なり、それぞれに様々なメリットとデメリットがあります。どのような葬儀になるのかを知ることで、いざという時に自分に合った葬儀形式を選択できます。
そこでこちらでは、家族葬と一般葬では何が異なるのか、長所や短所もあわせて解説していきます。家族葬と一般葬で迷った場合の選び方も解説しますので、ぜひご覧ください。
<この記事の要点>
・家族葬は少人数で行うため、準備の時間や労力が軽減され、故人とのお別れをゆっくりと過ごせる
・一般葬は多くの人が参列するため、香典の金額が多くなる傾向があり、葬儀後の弔問対応が少ない
・家族葬と一般葬で迷った場合には、故人の希望に沿った葬儀形式を選択するとよい
こんな人におすすめ
家族葬と一般葬の違いについて知りたい方
家族葬のメリットとデメリットを知りたい方
家族葬と一般葬で迷っている方
家族葬と一般葬の違いについて紹介していきます。それぞれの違いを知っておくことで、より自分に合った葬儀形式を選択できます。
葬儀の内容や葬儀に出席するのは何人か、葬儀料金はどのくらいかかるのかなどを紹介していきます。
別の葬儀形式にすればよかったと後悔しないように、家族葬と一般葬の違いをきちんと知っておきましょう。
まずは家族葬と一般葬の内容の違いについてです。一般葬では葬儀で行うことは基本的に全てやりますが、葬儀に出席する人数なども少なく省略するポイントがたくさんあるのが家族葬です。
家族葬は亡くなった方の身内だけの少ない人数で行うので、一般葬に比べ内容も自由なものを選択できます。亡くなった方と少人数でお別れをしたい場合などには家族葬が選択されます。
家族葬と一般葬では、出席する人数も大きく変わってきます。一般葬では知り合いや会社の同僚などが出席するため、参列者が多くなりやすいのが特徴です。
家族葬の場合は、故人と深い関わりのあった少人数だけで行われるため、出席する人数は少なくなります。中には10人ほどで行う場合もあり、その分用意などにかかる負担も少なくなります。
・少ない人数で葬儀を行いたい:家族葬
・大人数で葬儀を行いたい:一般葬
と分けて考えるのが、葬儀形式を選ぶポイントです。
家族葬と一般葬では料金もかなり変わってきます。小さなお葬式が行った調査では、一般葬にかかる費用総額の全国平均は約191万円※という結果になりました。
一方、家族葬は規模が小さいため平均で約110万円※で葬儀行えます。葬儀社ごとに値段は前後するのですが、一般葬よりも家族葬の方が葬儀料金の負担は少ないです。葬儀予算を抑えたいという理由で家族葬を選択する方もいるでしょう。
(※対象期間:2021年2月~2022年5月 2022年5月 自社調べ。火葬料を含む)
家族葬のメリットについて紹介していきます。家族葬の長所を知り、プランの選択に役立てましょう。
家族葬では、故人と家族や親族だけで葬儀ができることや葬儀プランなどの自由が利く、用意する時間を減らせるなどのさまざまないいところがあります。それぞれ詳しく説明しますので、ぜひ参考にしてください。
家族葬では、故人と家族や親族でゆっくりとした葬儀を行えるというメリットがあります。身内の少ない人数だけで行うことで、一般葬と比べて気楽に葬儀を行えます。
同僚や上司など、会社の関係者も出席しないため、普段と同じような雰囲気でお別れの時間を過ごせることが特徴です。参列する人のほとんどが顔見知りになるでしょう。
また、故人が生前に身内の少ない人数を希望していた場合などにも、家族葬の葬儀プランは合っています。
少人数でお互いに知り合い同士のため、ゆっくりと故人との別れを悲しんだり語り合ったりできる点が、家族葬のメリットです。
家族葬では、葬儀プランなどを自分の好きなように選択できるところも、メリットのひとつです。さらに出席人数が少ないため小さい規模で済むので、葬儀にかかる料金の負担を軽減できます。
また、少人数で行うため、周りの目を気にせずに無宗教での葬儀も行いやすいでしょう。
身内だけで行われる分、どのような葬儀にするのかをじっくり話し合えるので、納得のいく葬儀にできます。宗教に縛られることなく、無宗教の葬儀をあげたい場合や自由な葬儀プランで行えることは、家族葬の優れている点です。
家族葬は少人数で行うため、葬儀の用意をする時間を減らせる点もメリットです。
一般葬では出席する人数も多く、葬儀前にすることがたくさんあり忙しくなる場合があります。ところが、家族葬は準備することが比較的少ないため、余裕をもって葬儀に臨めるでしょう。
さらに家族葬では香典や弔問も遠慮することがあるため、その対応も一般葬に比べて軽減できます。準備が少ない分、細かい部分までこだわった納得のいく葬儀を行える点が魅力です。
一般葬だと葬儀の準備が大変で厳しい場合でも、家族葬なら負担を減らして葬儀を行えます。
小さなお葬式で葬儀場をさがす
家族葬のデメリットについて紹介していきます。デメリットを知っておくことで葬儀後に後悔することを減らせます。
香典の金額、参列できなかった方とのトラブル、弔問者への対応が必要になる場合があるなどの、デメリットについて解説していきます。デメリットをしっかりと把握したうえで、家族葬を行うかどうかを決めましょう。それぞれ詳しく紹介していきます。
家族葬よりも一般葬の方が香典の金額が多いです。香典の合計金額は参列する人数によって大きくなるため、少人数で行われる家族葬では香典が少ない場合があります。
一般葬に比べて香典での収入は期待できませんが、その分葬儀費用が安いので、トータルでかかる金額に大きな差はありません。
とはいえ「予想以上に香典が少ない」という事態も十分ありえるので、家族葬を行う場合は収入の少なさを理解しておきましょう。
参列できなかった方と問題になるということも、家族葬のデメリットのひとつです。
家族葬は故人の親族などの少人数で行われますが、その他にも葬儀に参列したかった方がいるかもしれません。
そういった方と後から問題にならないように、より丁寧な対応が必要になります。葬儀への参列を遠慮するからと言って雑になるのではなく、訃報連絡などきちんとすることが大切です。
<関連記事>
家族葬で起こりうるトラブルとその対応策とは?一般葬との違いについても解説
家族葬への参列は限られた人のみになるため、葬儀に参列できなかった方が弔問してくださる場合もあり、そういった方への対応が必要になるというデメリットもあります。
弔問を遠慮することは可能ですが、状況によっては対応が必要になる場合もあるので覚えておきましょう。葬儀の後に対応することは大変かもしれませんが、相手の気持ちも考えて丁寧に対応することが大切です。
こちらでは、一般葬のメリットについて紹介していきます。家族葬と比べた一般葬のメリットを知って葬儀形式の選択に役立てましょう。
一般葬では、たくさんの方と故人のお別れをできることや葬儀後の弔問対応が少ないこと、葬儀のことでトラブルになることが少ないなどのメリットがあります。それぞれ詳しく解説していきます。ぜひご覧ください。
一般葬では、家族葬と比べてたくさんの方と一緒に故人とのお別れをできます。故人が賑やかな方が好きで大人数を希望していた場合などは、一般葬が選ばれることが多いです。
また、会社関係者などの幅広い知人が出席するため故人のいろいろな一面を知ることもできます。このように、故人とのお別れの悲しみを大勢で語り合えるというのは一般葬のメリットです。
一般葬では、葬儀後の弔問対応などが少なくすみます。弔問したいと考える方のほとんどは葬儀に出席するため、葬儀が終わった後に弔問に訪れるということは少なくなります。
葬儀の前には準備することも多く疲れるかもしれませんが、一般葬であれば葬儀後は比較的ゆっくりできます。
葬儀が終わった後はゆっくりしたいと考えている方には、一般葬がおすすめです。
一般葬では、一般的に必要とされる儀式なども全て行いますし、参列者も多いため周りの方々が葬儀のことで不満を感じることもあまりありません。
葬儀に参列できなかった方とトラブルになる可能性がある家族葬と比べると、後から問題にならないのは一般葬のメリットと言えます。周りの方の反応が気になる場合でも、一般葬であれば安心です。
小さなお葬式で葬儀場をさがす
こちらでは、一般葬を行う際のデメリットについて紹介していきます。一般葬では、葬儀費用は家族葬と比べて高くなる、葬儀の準備や参列者への対応が多いというデメリットがあります。
葬儀費用など、後から自身で負担することになってから知るのでは大変ですので、しっかりと覚えておくことが大切です。それぞれ解説していきますので、ぜひ参考にしてください。
一般葬の葬儀費用は、家族葬と比べて高くなります。葬儀の参列者も多く、規模の大きい葬儀になるため飲食にかかる料金などの負担もその分多くなります。
一般葬での葬儀費用の平均は約191万円※と高額なので、葬儀保険や貯蓄などを使って事前に準備しておくことが大切です。(※対象期間:2021年2月~2022年5月 2022年5月 自社調べ。火葬料金を含む)いざ必要になった時に費用がないということがないようにしましょう。
一般葬は、家族葬と比べて規模が大きいため、葬儀の準備が大変です。また参列者も多いので対応することもその分多くなります。
家族葬では身内の少人数だけで行えることを考えると、準備や参列者への対応が多いことはデメリットといえます。
一般葬での葬儀を考えている場合には、葬儀の準備や参列者への対応にかかる手間も頭に入れておく必要があります。
家族葬と一般葬で迷った場合の選び方について紹介します。
まず、故人の希望があればそれに沿った葬儀形式を選択するとよいでしょう。
明確な希望がない場合は、故人や遺族が葬儀に対してどのように思っていたのかを確認することが大切です。
・身内だけで葬儀を行いたい
・知人は全員呼んだ一般葬がいい
・規模の大きい葬儀を行いたい
などのそれぞれに違う考えがあるので、それも考慮して決めましょう。
参列する人数が少なくなりそうな場合には、規模の小さい家族葬を選択するなどの選び方もあります。
いざという時に焦って決めるのではなく、一般葬と家族葬それぞれのメリットやデメリットを考慮して事前に決めておくことが大切です。
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家族葬と一般葬では、葬儀の内容や葬儀にかかる料金など様々な違いがありますが、それぞれのメリットやデメリットをふまえて、自分にあった葬儀形式を決めることが大切です。
葬儀の後に自分の想像と違って後悔することのないように、今の段階からそれぞれの葬儀形式について知っておきましょう。
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葬儀の挨拶では、不幸を連想させてしまう忌み言葉と重ね言葉には気をつけましょう。ホゥ。