葬儀の準備

作成日:2019年10月04日  更新日:2019年10月04日

家族葬で起こりうるトラブルとその対応策とは?一般葬との違いについても解説

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家族葬で起こりうるトラブルとその対応策とは?一般葬との違いについても解説

この記事は小さなお葬式が書いています

家族葬は一般葬とは異なるため、家族葬を選んだら親族間で争いになってしまうのではないか、と心配になっている方もいるのではないでしょうか。そこでこの記事では、家族葬で起こりうるトラブルと対策方法についてご紹介します。この記事を読むことにより、家族葬で起こりうるトラブルの予防方法を学ぶことができるでしょう。

また、トラブルとその対応策とあわせて家族葬と一般葬の違いや、家族葬と一般葬を比べた場合のメリット・デメリットについても解説いたします。家族葬に興味があるけれども、一般葬と家族葬どちらを選んだほうがいいか悩んでいる方は、ぜひとも参考にしてください。

小さなお葬式

【もくじ】
家族葬のトラブル事例
家族葬のトラブルを予防する方法
葬儀費用を抑えるためのポイント
そもそも家族葬と一般葬との違いは?
一般葬と比較した際の家族葬のメリット
一般葬と比較した際の家族葬のデメリット
まとめ

家族葬のトラブル事例

家族葬は比較的新しいお葬式の形ですので、一般葬では見られなかった3つのトラブルが起こることがあります。3つのトラブルとは、近所付き合いに関するトラブル、金銭面に関するトラブル、身内(特に親戚)に関するトラブルです。

この章では、具体的にどのようなことが原因でこれらのトラブルが発生するのかをご紹介します。

近所付き合いに関するトラブル

家族葬は一般葬と異なり、故人の親族、親戚、親しい友人のみで執り行う小規模な葬儀ですので、近所の方の参列を辞退するケースがあります。そのため、家族葬を執り行うのは冷たいと近所の方に思われてしまう可能性が高くなります

喪主が故人と同居している場合、家族葬を執り行った結果、その地域で暮らすのが難しくなるほど肩身が狭くなってしまうケースもあるのです。

金銭面に関するトラブル

金銭面に関するトラブルとして、家族葬にかかる費用が予想よりも高額だったというケースがあります。家族葬は一般葬と比べると規模が小さくなりますので、一般葬よりは葬儀費用はかかりません。しかし、一般葬と比べると参列者が少なくなりますので、香典の額も少なくなり、家族の費用の負担が増えることにもなります。

また、弔問客が増えたことで、弔問客の接待費用が予想以上にかかってしまったというケースもあります。

身内(特に親戚)に関するトラブル

家族葬は新しい葬儀の形になりますので、従来の価値観を持った方と価値観の相違によりトラブルになる可能性があります。

従来の価値観とは、故人のために多くの参列者を呼び、盛大な葬儀を執り行い故人を送り出すべきだという考えです。従来の価値観を持った親戚がいる場合、家族葬を選択すると、「どうしてわざわざ寂しい葬式にしたのか」とトラブルに発展する恐れがあります。

家族葬のトラブルを予防する方法

以下では、上述したトラブルを予防する方法について解説いたします。予防策をとっていれば、トラブルに発展しにくくなります。

特に、「近所付き合いのトラブル」と「身内のトラブル」は人間関係のトラブルです。人間関係のトラブルは解決するのが困難になりやすいため、事前に予防策をうっておくことをおすすめします。

訃報の周知は必要最低限に留める

家族葬をする場合、訃報の周知は必要最低限に留めることが、トラブル予防の方法です。そのため、訃報の連絡をするのは、家族葬を執り行った後の事後報告として行うのがよいでしょう。

もしも訃報の連絡をする場合、参列してほしくない方に対しては、訃報の通知には家族葬をする旨のことを記載し、家族葬を執り行う具体的な日程の記載は省きましょう。具体的な日程を記載すると、家族葬に参列してほしいと誤解される恐れがあります。

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葬儀社との相談を事前にきちんと行う

金銭面に関するトラブルを避けるためには、葬儀社との相談を事前にきちんと行うことが大切です。家族葬を執り行う場合にかかる費用の見積もりを、事前にとっておきましょう。

たとえば、棺桶や祭壇の費用は安いものから高いものまでかなり幅がありますので、事前にどのような棺桶や祭壇にするのか葬儀社と打ち合わせしておく必要があります。意外な出費を防ぐためには、葬儀社にお任せするのは控えましょう

ご香典の予想額を事前にしっかりと立てておくこと、もしくはご香典の金額を含めずに葬儀費用を出すことも重要です。

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家族葬の実施は故人の遺志によるものと伝える

家族葬を執り行うのは故人の遺志であることを伝えておけば、トラブルを避けることができます。故人が家族葬を選択しているとわかれば、盛大な葬儀を考える親族や親戚の理解も得やすいでしょう。

親族間で家族葬か一般葬かでトラブルが起こらないように、生前に親族や親戚と葬儀の形式を話し合ったりすることはとても重要です。

葬儀費用を抑えるためのポイント

家族葬は一般葬と比較すると、葬儀費用を安価に抑えることができます。鎌倉新書が行った第3回「お葬式に関する全国調査」の結果によると、家族葬の葬儀にかかる費用の平均は911,544円です。一般葬より安いとはいえ、家族葬でも高額な費用が発生します。

以下では、葬儀費用を抑えるポイントをご紹介します。金銭面でのトラブルを避けたい方は参考にしてください。

市民葬・区民葬を利用する

市民葬・区民葬とは、市区町村と提携している葬儀社で葬儀を執り行うことです。葬儀社へ葬儀の依頼をするよりも、市民葬・区民葬を利用すれば葬儀費用を安く抑えることができます。

ただし、斎場を利用して葬儀を執り行いたいという場合には追加料金が発生します。また、遺体を保存するためのドライアイス料金にも追加料金が発生します。

市民葬・区民葬は葬儀費用を抑えることができますが、必ずしも最安値ではない点に注意しましょう。

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給付金や補助金を利用する

故人が国民健康保険や後期高齢者医療制度に加入している場合、葬祭費用が支給されます。給付金を利用する場合には、市区町村の保険課もしくは市民課にて申請が必要です。申請をしなければ、給付金は支給されません。

健康保険に加入している場合には、埋葬料・埋葬費が補助金として支給されます。補助金を受け取るためには、全国健康保険協会へ申請をする必要があります。

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そもそも家族葬と一般葬との違いは?

家族葬と一般葬の違いは、どのような点にあるのでしょうか。

家族葬とは、親族、親戚、親しい友人のみを呼んで執り行う小規模な葬儀です。ただし、参列者が何人以下だから家族葬、何人以上だから一般葬というような参列者の人数では明確に区別されていません。

家族葬は親しい者のみで執り行いますので、比較的、自由な葬儀を執り行える点も一般葬とは異なるでしょう。たとえば、故人が音楽好きの場合、演奏家を呼んで生演奏をしながら葬儀を執り行うということも家族葬ならば問題ありません。

一方で一般葬には、親族、親戚、親しい友人のほかに会社関係者や近所の方も葬儀に参列します。そのため、自由度は低くなり一般的に想像されるような葬儀の形になります。

一般葬と比較した際の家族葬のメリット

以下では、一般葬と比較した際の家族葬のメリットを3点ご説明します。家族葬を考えている方は、ぜひともメリットを押さえておきましょう。

こぢんまりと葬儀を執り行える

小規模な葬儀を執り行えることは、家族葬のメリットです。家族葬には、親族、親戚、親しい友人のみしか参列しません。そのため、来客対応などが忙しくなく、故人とのお別れに時間を費やすことができます

一般葬では、会社関係者や近所の方も参列しますので、その方々のおもてなしを故人に代わって行う必要があります。弔問客の対応に追われて心身共に負担となり、故人との最期のお別れの時間をゆっくりと過ごすことができません。

葬儀費用を抑えることができる

家族葬は一般葬と比較すると、葬儀費用を安く済ませることができます。鎌倉新書が行った第3回「お葬式に関する全国調査」によると、家族葬の平均費用は911,544円(飲食費・返礼品費は除く)です。一方、一般葬の平均費用は1,459,091円(飲食費・返礼品費は除く)になります。

つまり、家族葬の方が一般葬よりも547,547円安く葬儀を執り行えます。その上、家族葬では一般葬では削りにくい飲食費を削ることができるので、さらに葬儀費用を安くすることもできます。

故人の遺志通りに葬儀を執り行える

家族葬は、親族、親戚、親しい友人のみしか葬儀に参列しません。そのため、一般葬と比較すると比較的自由度の高い葬儀を執り行うことができます

一方、一般葬では会社関係者や近所の方も参列しますので、故人の遺志とは関係なく従来どおりの葬儀になってしまうでしょう。

一般葬と比較した際の家族葬のデメリット

家族葬のデメリットとしては、「弔問への対応回数が多くなる」、「親戚や近所付き合いのトラブルが起こる可能性がある」の2点があげられます。特に「親戚や近所付き合いのトラブルが起こる可能性がある」に関しては、深刻な事態に陥る可能性があります。

上述したメリットとこれから紹介するデメリットを比較して、家族葬にするのか一般葬にするのか、検討していくとよいでしょう。

弔問への対応回数が多くなる

一般葬では、会社関係者や近所の方も葬儀に参列しますが、家族葬の場合は親族、親戚、親しい友人以外の参列は辞退してもらうのが一般的です。そのため、会社関係者や近所の方は、葬儀が終わった後に弔問に訪れます。

通常、弔問は事前に連絡を入れてから訪れるのがマナーです。しかし、事前に連絡なしに訪れる方もいるため、葬儀が終わったあとしばらくの間は自由に外出がしにくくなる可能性があります。都合が悪い場合には、無理して対応することなく断りましょう。

親戚や近所付き合いのトラブルが起こる可能性がある

上述したとおり、親戚や近所の方から家族葬の理解を得られなかった場合、トラブルに発展する恐れがあります。そのため、家族葬を行う場合には、故人の遺志であることを強調しましょう。

ただし、近所の方とのトラブルはその土地を離れなければならなくなる事態にもなります。そのため、地域の葬儀に対する姿勢を見て、家族葬にすべきかどうか考えましょう。家族葬が難しそうな地域の場合には、一般葬を選択した方が無難かもしれません。

まとめ

家族葬のトラブルとして、「近所付き合いに関するトラブル」、「金銭面に関するトラブル」、そして、「身内(特に親戚)に関するトラブル」といった3つのトラブルがあります。この3つのトラブルは、「訃報の周知は必要最低限に留める」、「葬儀社との相談を事前にきちんと行う」、「家族葬の実施は故人の遺志によるものと伝える」という予防策で防ぐことができます。

家族葬と一般葬を比較した場合、「こぢんまりと葬儀を執り行える」、「葬儀費用を抑えることができる」、「故人の遺志通りに葬儀を執り行える」この3つのメリットがあります。デメリットは、「弔問への対応回数が多くなる」、「親戚や近所付き合いのトラブルが起こる可能性がある」の2点です。

メリットとデメリットを比較検討して家族葬を執り行うと決めた場合、3つのトラブルが起こらないように予防策を実践していくとよいでしょう。

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最後に

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