【第1回調査】一般葬にかかる費用相場（全国編）

一般葬の費用相場に関する調査概要

【アンケート概要】
・調査対象期間　2022年2月24日（木）~2022年5月23日（月）
・調査方法　Web上でアンケートを実施
・回答数　事前調査342,897人　本調査11,162人
・エリア　日本全国
・事前調査条件　日本に住む、40代以上の人
・本調査条件　事前調査対象者のうち、1年以内に喪主を経験した人
・本調査の属性分布
＜性別＞
男性81.19%、女性18.81%
＜年代＞
40代22.49%／50代36.04%／60代以上41.47%

【調査結果のポイント】

・1年以内に行われた葬儀の19.5%が一般葬
・一般葬の葬儀そのものにかかった費用は、68.1%が100万円以上
・一般葬の飲食費用は、84.0%が50万円未満
・一般葬のお布施・宗教者手配にかかった費用は、71.2%が50万円未満
一般葬とは、故人と縁のあった方を広く呼んで行う、儀礼を重んじたなじみ深い葬儀形式のことを指します。

一般葬の割合は全体の19.5％

全国で過去1年以内に行われた葬儀の中で、一般葬を選ぶ方がどのくらいいるのかご存知でしょうか。その結果をご紹介します。

・1年以内に行われた葬儀のうち19.5%が一般葬
・1年以内に行われた一般葬の参列人数は100名以上が1番多い

過去1年以内に行われた葬儀の中で、一般葬を選んだ方は19.5%でした。全体の内訳を見ると、家族葬を選んだ方が1番多く65.5%を占めており、次いで一般葬、3番目に直葬という結果になりました。

一般葬には、より多くの人に生前の故人との関わりへのお礼を直接伝えることができ、故人との思い出などを大勢で語り合うことができるというメリットがあります。一般的に必要とされる儀式を全て行うため、周りの方が不満に感じる可能性が少なく、トラブルになることも少ないでしょう。

葬儀の準備や参列者の対応が多いなど、デメリットもありますが、宗教儀礼を重んじた葬儀を行いたい方や、より華やかなセレモニーで故人を見送りたい方に向いている葬儀形式といえるでしょう。

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1年以内に行われた一般葬の会葬・参列人数は、100名以上が32.6%で1番多いという結果になりました。次いで50名以上80名未満が26.3%という結果でした。一般葬は直葬や家族葬に比べて参列者の範囲や人数を制限しないことが多い点が特徴的です。昔ながらの儀礼を重んじた葬儀形式のため、周囲の反応が気になる場合は一般葬を選ぶと安心でしょう。

一般葬は、弔問したいと考える方のほとんどが葬儀に出席するため、葬儀後の弔問対応が少なくなります。葬儀後にゆっくりしたいと考えている方にも向いている葬儀形式といえるでしょう。

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家族葬と一般葬の違いについてメリットデメリットもあわせて解説

一般葬にかかった費用の合計は平均約191万円

ここでは、1年以内に一般葬を行った方への、葬儀費用に関する調査結果をご紹介します。一般葬にかかった費用の合計金額は平均1,909,574円でした。その内訳を以下の3つに分けてご紹介します。

・葬儀そのものにかかった費用
・飲食にかかった費用
・お布施や、宗教者手配にかかった費用

ぜひ参考にしてみてください。

一般葬の葬儀そのものの費用は平均約131万円

・68.1%の人が、100万円以上で葬儀を行っている
・100万円以上の内訳を見ると、150万円以上200万円未満が1番多い結果になった

一般葬の平均葬儀費用は1,312,167円でした。100万円以上の内訳として、150万円以上200万円未満が1番多く17.7%、次いで100万円以上120万円未満が17.2%、3番目に120万円以上150万円未満が12.6%という結果になりました。

同じ一般葬とはいえ、31.9％の方が100万円未満で葬儀を行っており、費用には幅があります。一般葬では、葬儀の規模や内容によって葬儀費用が大きく変わります。祭壇の華やかさや会場の大きさなど、故人・遺族の希望やこだわりを事前に周囲の方と相談し、自分たちの希望にあった葬儀にすることが大切です。

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「一般葬をしたいけど、約191万円も用意できない」という方には、小さなお葬式の「小さな一般葬プラン」がおすすめです。小さなお葬式では、資料請求をいただくことで599,000円（税込価格658,900円）で一般葬を行えます。詳しくは下記のプランページをご覧ください。

「もう少し費用を抑えたい」という方には、「小さな家族葬プラン」がおすすめです。こちらも資料請求をいただくことで399,000円（税込価格438,900円）で家族葬を行えます。費用を抑えながらも、家族でしっかりと故人を見送りたいという想いにお応えします。

一般葬の飲食費用は平均約25万円

・84.0%の人の飲食費用が50万円未満
・そのうち、10万円以上20万円未満が1番多い結果になった

1年以内に行われた一般葬において、飲食にかかった費用は平均251,170円でした。

一般葬での飲食の機会は、主に2回です。「通夜振る舞い」は通夜後に行い、「精進落とし」は火葬後に行うことが多いでしょう。どちらも僧侶や参列者に感謝を伝える意味や、故人を改めて思い出し偲ぶ意味があります。通夜振る舞いにはほとんどの参列者が参加し、精進落としには親族や近しい友人・知人のみが参加することが一般的です。

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通夜振る舞いの流れとマナーを徹底解説！費用や注意点も紹介

一般葬のお布施費用は平均約35万円

・71.2%の人が50万円未満のお布施を用意している
・30万円以上40万円未満が1番多い結果になった

1年以内の一般葬におけるお布施・宗教者手配費用は平均で346,237円という結果でした。50万円未満が71.2%を占め、その中でも30万円以上40万円未満が全体の19.8%と最も多く、次いで10万円以上20万円未満が18.2%でした。

お布施は、読経や戒名授与といった供養の手助けをしていただいたお礼の気持ちとして、僧侶にお渡しするものです。対価ではないという考え方のため、包む金額の目安は明確に定められていないことが多いでしょう。今回の結果をふまえ、親族の方やお付き合いのあるお寺の方の意見を参考に、お布施の金額を検討することをおすすめします。

参考：【第1回調査】家族葬にかかる費用相場（全国編）
　　　【第1回調査】直葬にかかる費用相場（全国編）

平均的な葬儀

今回の調査から、一般葬を選択する方の一例を作成してみました。

【会葬・参列人数】83名
【葬儀費用】191万円
（内訳　葬儀そのもの：131万円／飲食費用25万円／お布施費用35万円）

故人が生前お世話になったお礼を直接伝えたいという遺族の想いから、故人と縁のあった知り合いや近所の方、会社関係の方などを招くことのできる一般葬を選択した。儀礼を重んじた葬儀ができ、参列者の方へのおもてなしも精一杯できたため、後悔なく故人との最後の時間を過ごすことができた。故人も喜んでいると思う。

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まとめ

この記事では、過去1年以内に行われた一般葬の葬儀費用についてご紹介しました。調査の結果、一般葬は19.5%の人に選ばれている葬儀形式であり、葬儀費用として100万円以上用意した人が68.1%いることがわかりました。飲食費などは参列人数や回数によっても大きく左右されるため、事前に予想される範囲を考えておくとよいでしょう。

葬儀費用の目安を知っておくなど、葬儀に関する準備は事前に行うことが大切です。小さなお葬式では、セットプラン内で葬儀に必要な物品サービス※が含まれますので、安心して葬儀を行えます。全国4,000カ所以上の葬儀場と提携しており、どの宗教・宗派のお葬式にも対応しております。
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参考
・葬儀費用の目安や内訳を徹底解説！葬儀費用を安くする方法もご紹介
・葬儀は段取りが肝心。流れ・費用・マナーが「やさしくわかる！」
・葬儀費用のお布施の渡し方は？相場やマナーを徹底解説！
・JA葬祭(農協)を通して行う葬儀の特徴と費用例
・葬儀代がない時はどうすれば？葬儀費用が払えそうにない場合に知っておくべきポイント