亡くなった方の写真は、昔の思い出が詰まった大切なものです。いつまでも手元に置きたいですが、写真は経年劣化が進むと退色や変質してしまいます。
写真を美しい状態のまま長く保管するには、まとめてデジタル化しましょう。デジタル化によって写真データを残しておけば、経年劣化の心配がありません。
この記事では写真をデジタル化する方法と、処分する方法を紹介します。遺品の写真の取り扱いに迷っている方は、ぜひ参考にしてください。
<この記事の要点>
・故人の写真をデジタル化することで経年劣化を防ぎ、家族や親族と共有しやすくなる
・写真のデジタル化には、個人でスキャンする方法と専門業者に依頼する方法がある
・写真を手元に残さない場合は、親族に譲るか遺品としてお寺でお焚き上げ供養する
こんな人におすすめ
写真の保管場所にお困りの方
写真のデジタル化について知りたい方
写真の処分方法を知りたい方
写真は亡くなった方の姿をいつでも見返せる大切な遺品です。一度捨ててしまったら二度と手に入れられないからこそ、故人の写真をまとめて保管しておきたい方は少なくありません。
しかし、写真の数が多かったり、アルバムが何冊もあったりすると収納スペースが必要です。写真の数が多いと、整理だけでも多くの時間と手間がかかってしまいます。
かと言って写真の整理を後回しにしていると、色褪せてしまった、カビが生えてしまったという経年劣化が起きる原因になります。大切な写真を美しく保管するため、とっておいた故人の写真はすみやかにデジタル化しましょう。
収納スペースをとらずに、写真を美しく保存するにはデジタル化がおすすめです。デジタル化とは、写真をデータとして取り込んでスマホやパソコン、DVDなどで保管する方法です。デジタル化によって写真の管理で悩みがちな次のポイントをすべて解消できます。
いったんデジタル化してしまえば、現物の写真を手元に残す必要がありません。写真を保管するスペースがないけれど、処分せずに残しておきたい方におすすめです。
大量の写真データもすべてパソコンに保管しておけるため、少ない収納スペースで済みます。また、アルバムをDVDにデータ保存するだけでも、実際の写真を並べるより収納場所をとりません。
写真は直射日光や湿度の影響を受けて、退色したり変形したりします。どれだけ丁寧に保管していても、通常のフィルムで撮影した写真は50年が寿命と言われています。デジタル化して、故人の写真を鮮明な状態で手元に残しましょう。
データになれば、写真が劣化しないよう保存環境に気を付ける必要はありません。また、データになった写真は、時期や場所ごとにフォルダ分けして保管可能です。
どこにどのような写真があるのか、一目で確認できるため見直したい写真をすぐに見つけられることもメリットです。
デジタル化した画像データは、ほかの家族や親族とシェアできます。データだけでなく、プリントアウトした写真の現物を渡すことも可能です。
データがあればお気に入りの写真をまとめて、デジタルブックやアナログのフォトアルバムの作成も簡単です。
そして、ほかの人とシェアしやすいことは、データの紛失防止にも役立つことをご存知でしょうか。複数人でデータを共有していれば、万が一誰かが写真を削除してしまったり、保管していたスマホを紛失したりしても、ほかの家族が持つデータから復元できます。
紙の写真の汚れや災害などによる紛失リスクを心配することなく、故人の写真をずっと美しく保管できます。
写真をデジタル化するには、個人でスキャンする方法と、専門の写真データ化サービスに依頼する2つの方法があります。それぞれの方法の違いや、メリットデメリットを紹介します。
スマホやデジカメで写真を撮影すれば、データとして保存できます。
ほかにもパソコンがあれば、スキャナーで写真を取り込んで管理する方法もあります。個人でデジタル化すると費用を抑えられますが、写真の枚数が多いほど取り込む時間や手間がかかるため注意しましょう。
また、スマホやデジカメを使った撮影は、光の反射が起きたりななめに写ったりと、きれいにデータ化できない可能性があります。
写真データ化サービスは、写真を業者に送ってデータ化してもらう方法です。写真を集めて送るだけなので、自分で撮影やスキャンする手間がかかりません。
また、専門業者だからこそ1枚1枚写真の反射もなく、鮮明なデータにしてもらえます。個人でデータ化作業をするよりも費用がかかりますが、枚数が多い人ほど時間と手間を考えるとお得なサービスです。
業者によって費用や期間は異なりますが、1枚数十円程度で利用できるうえ、いったんデータ化すれば半永久的に保管できます。
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手元に残さずに、そのまま手放すと決めた写真はどう処分すればいいのでしょうか。むやみに燃えるゴミとして出すには、抵抗を感じる方が多いかと思います。
そこで、残さないと決めた写真を処分する2つの方法を紹介します。
形見分けという言葉があるように、故人が遺した写真をほかの親族や知り合いに譲る方法です。ごみとして処分せず、ほかの人に渡すことで思い出の共有になります。
データ化した写真ではなく、現物を手元に残したいと考える方もいらっしゃいます。まずは写真を整理しており、形見分けしたい旨を家族や親族に伝えましょう。
形見分けで手元に残った写真があれば、次の方法で供養してください。
写真のお焚き上げ供養を受け付けているお寺に依頼する方法です。お焚き上げは故人の荷物や、古くなったぬいぐるみなど、ごみに出すことは抵抗がある遺品も、しっかりと供養してもらえます。
写真のお焚き上げは近くのお寺で実施しているか問い合わせてみましょう。また現地に行かずとも、宅配で写真を送ってお焚き上げしてもらえるお寺もあります。
近くのお寺で写真の供養を受け付けていなければ、全国から写真供養を受け付けているお寺に依頼してください。
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写真は手元に残していても、いずれ劣化して変色や変形してしまいます。そこで、写真をデジタル化すれば、経年劣化が起きずいつまでも美しい状態で保管できます。
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包む香典の金額は、故人・遺族との関係の深さ、年齢や社会的な立場で異なります。ホゥ。