香典返しが足りないときはどうする?通夜返礼品・会葬返礼品との違いも解説
葬儀後に必要なこと

作成日:2022年04月19日  更新日:2022年04月20日

香典返しが足りないときはどうする?通夜返礼品・会葬返礼品との違いも解説

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香典返しは、通夜・葬儀・法要などで香典をいただいた方に、感謝の意を込めてお返しする品のことです。もともと香典返しは忌明け後に渡すものでしたが、近年では当日に渡す「即日返し」も増えています。実際に葬儀で即日返しを行う際に、用意した香典返しが足りなくなったらどうすればよいのか心配になる方もいるでしょう。

この記事では、香典返しが足りないときの対処法について解説します。また、香典返しを渡すタイミングや、「会葬返礼品」「通夜返礼品」との違いについてもまとめました。香典返しについて疑問を持たれている方はぜひ参考にしてみてください。

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【もくじ】
香典返しとは?渡すタイミングと返礼品の種類
香典返しに不備が生じるケース
即日の香典返しの数が足りないときの対処法
即日返しのメリットとデメリット
まとめ

香典返しとは?渡すタイミングと返礼品の種類

通夜・葬儀・法要などを行う際に必要となるのが香典返しの準備です。そこでまずは、香典返しとは何か、どのようなものを用意すればよいのかについて解説します。その他の返礼品の違いとともに、香典返しの基礎知識を得ましょう。

香典返しの意味と金額目安

香典とは、参列者が喪主やその家族の負担を軽減するために、またお香をお供えする代わりに捧げる金銭を指します。そして、いただいた香典に対して感謝の意を込めてお返しするのが「香典返し」です。

一般的に、香典返しの金額目安はいただいた香典の金額の「2分の1あるいは3分の1」程度といわれています。例を挙げると、3,000円の香典をいただいた場合は1,000円~1,500円、1万円の場合は3,000円~5,000円が適切でしょう。

ただし、高額の香典をいただいた際には4分の1程度の金額でお返しするケースもあります。また、あまりにも葬儀に対する支出が大きい場合は、通常の香典返しも4分の1程度の金額に抑えることも少なくありません。いただいた方との関係性も考慮し、ケースバイケースで検討することが重要です。

香典返しに適した品物

香典返しには、手元に残らないような消費できるものが適しているといわれています。その理由としては、「不幸をずっと残さない」という意味が含まれているからです。

例を挙げると、お茶や海苔のような好き嫌いがあまりないもの、賞味期限がすぐに切れない飲食物、石鹸や洗剤といった日用品がふさわしいでしょう。地域や家庭によっては別の商品が選ばれることもありますが、保存が効く飲食物や日用品が一般的です。

また近年では、カタログギフトを選ぶ方も増えています。カタログギフトは受け取った方が好きな品物を選べるため、好みがわからない場合でも安心して渡せるでしょう。金額を指定すれば同じ商品を渡せるため、贈る側の負担が軽減できるのもメリットです。

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香典返しを渡すタイミング

香典返しを渡すタイミングは、四十九日法要を終え、喪明けした後が一般的です。しかし近年では、葬儀当日に香典返しをする「即日返し(当日返し)」も増えています。

どちらの場合も、渡す際には香典と葬儀に参列していただいたことに対する感謝の意を述べましょう。香典返しの数が多かったり遠方の方へお返ししたりする場合は配送でも構いませんが、可能であれば直接渡すほうがより思いを伝えられるでしょう。

なお、香典返しにはお礼状を添えることを忘れないようにしましょう。お礼状には、冒頭の挨拶といった基本的なものに加え「参列に対する感謝」「法要を終えたことに対する感謝」「書面で感謝を伝えることに対する謝罪」を記すのが通例です。

香典返しとその他の返礼品との違い

香典返しと混同されやすいものとして「通夜返礼品」「会葬返礼品」があります。以下の基本的な違いを覚えておきましょう。

・通夜返礼品
通夜に参列していただいたお礼として用意する品物です。通夜振る舞いをする際には必須ではありませんが、通夜振る舞いに参加されない方にはお渡ししましょう。

・会葬返礼品
告別式に参列いただいたことや、弔問していただいたお礼として用意する品物です。香典の有無に関わらず参列者全員に用意するのが通例です。

地域によって違いはありますが、通夜返礼品と会葬返礼品をまとめて渡したり、全てをまとめて香典返しとして渡すケースもあります。

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香典返しの注意点

葬儀の際に食事を提供するシーンも少なくありません。食事を出すにも費用はかかるので、その費用を香典返しの金額に含めてよいのか疑問を抱く方もいるでしょう。

しかし、食事代を香典返しの金額に含めるのはマナー違反だとされています。香典返しは香典をいただいた方へのお礼として差し上げるものなので、食事の提供を香典返しの一部としてしまうと目的が異なります。そのため、控えたほうが賢明だといえるでしょう。

香典返しに不備が生じるケース

香典返しを即日返しとして行う際、最も気をつけなければいけないのが、香典返しの数が足りないなどの不備が生じてしまうことです。即日返しの場合は、後日お渡しする一般的な香典返しと異なり、予定していた数では足りなかったという事態が生じかねません。

基本的に、参列者の数はあらかじめ把握していることが多いでしょう。とはいえ、不測の事態に備えるためにも、どのような状況で香典返しが足りない事態に陥る可能性があるのか知っておくことをおすすめします。ここからは、香典返しが足りなくなるケースについて紹介します。

想定よりも参列者が多かったケース

参列者の数はある程度事前に把握できますが、故人の交友関係が広かった場合などは想定よりも多くの方が参列される可能性も考えられます。香典返しはもともと忌明け後にお渡しするものでもあるため、用意していた即日返しが足りなくなった場合は、後日お渡ししても問題ありません

ただし、その場合はお渡しできなかった方をリストアップしたり、追加で手配をしたりといった手間が増えるでしょう。当日に焦らないためにも、あらかじめ数に余裕を持って用意しておくことをおすすめします。

香典が高額だったケース

いただいた香典が想定より高額であったため、結果的に「用意していた品物ではお返しとして十分ではない」という状況に陥ることも考えられます。香典の金額に厳密なルールは設定されていないので、自身で高額だと判断した場合は、別途で報恩のための物品を準備するのが賢明です。そこで、即日返しをお渡ししたうえで、差額分の品物を後日準備するのがよいでしょう。

中には、喪主のことを思って香典返しを辞退される方もいますが、特別な事情が無い限り香典返しは用意しておきましょう。

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香典を2回いただいたケース

お通夜と葬儀それぞれで香典をいただいた場合は、2つの香典の合計金額に対して半返しを行うのが一般的です。そのため、即日返しの場合では、香典返しの金額として十分ではないというケースがあり得ます。その場合は、後日にふさわしい金額の品物を別途で差し上げるとよいでしょう。

即日の香典返しの数が足りないときの対処法

即日返しの数が足りない場合は、後日同じものを発注するのが一般的な対処法です。漏れが生じないように、お渡ししていない方をしっかりとリストアップしましょう。

また、不足分の数を正確に把握しておかないと、余計に発注してしまい、費用がかさんでしまいかねません。そうなると、余った分は自身が買い取ることになってしまうので注意が必要です。葬儀が終了後、正確な数を確認して発注することをおすすめします。

また、いただいた香典が高額であったために追加で香典返しをしたいという場合は、即日返しの金額を引いた額に相当する品物を用意し、後日渡しましょう。お渡しする時期としては、忌明け後(四十九日法要が終了後)から1ヵ月以内が目安です。

即日返しのメリットとデメリット

一般的な香典返しは四十九日後といった葬儀後に渡すことが通例でしたが、時代が進むにつれて、葬儀の日に渡す「即日返し」が多く見られるようになりました。即日返しの品物は、2,000円~3,000円前後のものを選ぶことが一般的で、これは香典の平均金額の2分の1~3分の1程度となっています。

ここからは、即日返しのメリットとデメリットについて解説します。

即日返しのメリット

即日返しのメリットは、香典をいただいた方とその金額を照らし合わせる手間が省けるという点です。

忌明け後にお渡しする場合は、香典の数が多いほど渡し忘れをしてしまう恐れがあるでしょう。その点、即日返しなら渡し忘れがありません。渡し忘れは香典をいただいた方に対して失礼にあたります。渡し忘れが生じないことは即日返しならではのメリットでしょう。

その他に、送料がかからないのもメリットの1つといえます。香典返しを郵送する場合は送料がかかりますが、即日返しであれば必要ありません。

即日返しのデメリット

即日返しのデメリットとしては、いただいた香典が高額だった場合は追加で発注が必要になる点です。香典返しを後ほどお渡しする手間を省く目的で即日返しを準備したいと考えている方にとっては、あとから追加で渡すとなると即日返しを採用した意味がないと感じる方もいるでしょう。

他にも、香典返しとして受け入れられないという恐れも、欠点として挙げられるでしょう。葬儀日に渡すものには、即日返し以外に会葬返礼品があります。そのため、双方を同じものだと考える方も中にはいるかもしれません。その方が香典を持参されていたのであれば、即日返しを会葬返礼品と勘違いし、香典返しがないという不満を持たれるリスクがあります。

この解決策としては、即日返しを渡す際に「香典に対するお礼品(香典返し)である」ということを伝えるのが大切です。一言添えるだけで相手に与える印象は異なるため、配慮しておくことをおすすめします。

まとめ

香典返しを葬儀の当日にすることを「即日返し」と称します。あらかじめ準備しておくものなので、当日に香典返しが足りないという状況になることも考えられるでしょう。香典返しが足りなくなった場合は、お渡しできていない方をリストアップし、後日お渡しすれば問題ありません。

ただし、不足分の数をしっかりと把握しておかないと余分に発注してしまう恐れがあるので気をつけましょう。香典返しや即日返しについて、どのようにすればよいのか疑問がある場合は、ぜひ小さなお葬式にご相談ください。専門知識が豊富なスタッフが丁寧にアドバイスいたします。

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