参列マナー

作成日:2015年04月13日  更新日:2020年02月13日

葬式で渡される「清めの塩」の正しい使い方

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葬式で渡される「清めの塩」の正しい使い方

この記事は小さなお葬式が書いています

お葬式に参列すると、会葬礼状などと一緒に塩を渡されることがあります。この塩は清めの塩(きよめのしお)といい、身体を清めるために使います。

この記事では、正しい清めの塩のまき方や、なぜ必要なのかについてご紹介します。清めの塩の使い方を分かりやすくまとめた動画もありますので、参考にしてみてください。

【もくじ】
清めの塩とは
清めの塩の正しいやり方
葬式で行われるお清め
ご自身の気持ちに従う

清めの塩とは

清めの塩は、もともと神道で用いられる儀式です。神道では、死を穢れ(けがれ)として扱っているため、この穢れを祓うために塩で身体を清めます。

しかし、仏教では死を穢れと扱わないため、清めの塩は必要ないとしています。特に浄土真宗は、死による穢れを強く否定する立場をとっていて、清めの塩に反対しています。

このように意見が分かれる中でも、日本では清めの塩が広く行われています。これは、日本古来の宗教が神道であり、地方の慣習や迷信には神道が強く結びついているからです。

日本は過去に神仏習合(しんぶつしゅうごう:神祇信仰と仏教信仰を一つの信仰体系とされた宗教現象)を行った結果、神道と仏教の境界があいまいになっているため、主な宗教が仏教となった今でも清めの塩が残っているのです。

なお、神道では死は「穢れ」だと述べていますが、ひとつ勘違いしてはいけないのは、清めの塩で祓うのは故人の霊ではなく、人の死に際して寄り付いてきた邪気を祓うということ。 決して故人を冒涜(ぼうとく)しているわけではないのです。もし、清めの塩が必要かどうかと悩まれた場合は、信仰する宗教によって判断しましょう。

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清めの塩の正しいやり方

現在はあまり意識されないこともありますが、清めの塩には本来正しいやり方があります。(動画は1分29秒です)

参考動画:お清めの塩の使い方【小さなお葬式 公式】 動画が見られない場合はこちら

玄関をまたぐ前に行う

清めの塩は、家に帰ってきてすぐ玄関をまたぐ前に行います。人に見られたくない、マンションの共用部を汚したくないといったことから、玄関の内側で清めの塩をする方もいますが、この場合は穢れが家の中に入ってしまいます。そのため、玄関をまたぐ前に行うようにしましょう。

胸、背中、足元の順番で

足元に軽く振りかけるだけ、という方もいますが、正しくは胸、背中、足元の順番で3箇所に振りかけます。ひとつかみくらいの少量をかけ、その後手で払うようにしましょう。ご自身で振りかけても構いませんが、家族がいる場合には家族に振りかけてもらうようにしましょう。

葬式で行われるお清め

葬儀の際に行うお清めは、清めの塩だけではありません。少し意外かもしれませんが、食事もお清めの一つになります。

お通夜のあとには通夜振る舞いを行いますが、これを「お清め」と呼ぶことがあります。 食事には生きるための活力を得るという意味もあるため、葬儀で落ち込んだ気力を回復させたり、邪気を払ったりする役割があります。

また、通夜振る舞いの席では酒も振る舞われますが、酒にも邪気を払う力があるとされています・日本神話でも、祓いや清めのために酒がよく使用されています。酒は神が作ったともいわれているため、このように神聖な力があるものだとされているのです。

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ご自身の気持ちに従う

清めの塩は宗教によっても判断がわかれるもので、必ず行わなければいけないということはありません。慣習的に行っていることがほとんどで、気にならないようであれば、行う必要はないともいえます。

逆にいえば、清めの塩が用意されていなくても、ご自身で気になるのであれば行っても構いません。清めの塩をするか否かは、ご自身の気持ちに従って判断すればよいでしょう。


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