葬儀の準備

作成日:2019年05月10日  更新日:2019年09月13日

葬儀で女性が履くのはどんな靴?パンプス選びの注意点とマナーまとめ

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葬儀で女性が履くのはどんな靴?パンプス選びの注意点とマナーまとめ

この記事は小さなお葬式が書いています

一般的に葬儀ではフォーマルな服装が求められます。「足元を見る」という言葉があるように、靴は服以上に全体の印象を左右させるアイテムです。もちろん高級な靴を履いていれば良いというわけではなく、その場に相応しい靴選びが求められます。

では、葬儀で女性が履くのはどのような靴が良いのでしょうか。そこで今回は、葬儀に参列するマナーとして知っておきたいパンプス選びの注意点についてご紹介します。この記事を最後まで読んで、身だしなみのポイントを身に付けましょう。

小さなお葬式

【もくじ】
葬儀の基本は「黒のパンプス」
葬儀にふさわしくないパンプスとは?
パンプス選びの注意点
パンプスに合わせてストッキングも黒を選ぶ
ペディキュアをしている人は要注意
体調や年齢に応じて歩きやすいものを選ぶのはOK
葬儀後はパンプスの手入れを忘れずに
和服の際は喪履き草履を選ぼう
まとめ

葬儀の基本は「黒のパンプス」

冠婚葬祭で履いていく靴といっても、結婚式と葬儀とを同類にしてはいけません。結婚式で履くようなデザイン性の高いパンプスは避けた方が無難です。では、葬儀における女性の足元は、どのような靴が相応しいのでしょうか。

葬儀用の靴として、黒を基調とするシンプルなデザインを選びましょう。同じ黒色でも、スニーカーやサンダルなどはマナー違反となります。ローファーを履く人もいますが、喪服には不釣り合いのため、パンプスを履くのが無難です。

また、プレーンな黒のパンプスでもつま先部分が尖ったポインテッドトゥや、先が開けているオープントゥはカジュアルな印象を与えてしまいます。葬儀に履いていく靴は、先の尖っていない無難な形状がおすすめです。

葬儀にふさわしくないパンプスとは?

葬儀の際は、黒を基調としていれば大丈夫という認識かと思います。ですが、デザインや形にも気をつけなければなりません。葬儀に参列するときに気をつけるべきデザインとはいったいどのようなものなのでしょうか。葬儀に履いていく女性のパンプス選びにおける注意点についてご紹介します。

リボンやファーなど飾りが付いたファッション性の高いもの

人が多く集まる場所には、ある程度きちんとした服装でと考えるものです。そのため、外出時にはファッションやコーディネートを意識するのではないでしょうか。しかし、葬儀ではファッション性を気にする必要はありません。

一般的に、葬儀での服装はフォーマルなものが求められます。そのため、リボンやファーなどの飾りが付いた可愛らしいものは避けましょう。ブラックフォーマルに合わせた、その場に相応しいものを選ぶ必要があります。

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留め具やビジューなど光り物が付いたもの

葬儀に履いていくパンプスはプレーンの黒いパンプスが定番です。つまり、女性用の靴に多い金具やリボンなどの装飾品のないシンプルなデザインのことを意味します。これらはファッション性が高くなるという理由からマナー違反です。

また、同じ黒色のパンプスでも留め具といった装飾品が付けられているものもあります。基本的に地味で目立たない落ち着いた靴を選ばなければいけません。そのため、金や銀といった「光り物」が付いたパンプスはなるべく避けるようにしましょう。

ヒールが高すぎるもの

ヒールの高さに関しては、そこまで慎重になり過ぎる必要はありません。ただし、ピンヒールのようなヒールが高く細いデザイン性のあるものや、ウェッジソールのようなカジュアルなデザインのパンプスは避けた方が良いでしょう。

また、チャンキーヒールのような太いヒールもマナー違反とされています。ヒールの高さの目安は、3センチ~5センチ程度が無難です。ただし、明確な決まりというのはありませんので、高すぎず低すぎないものを選んでおきましょう。

つま先やかかとが見えてしまうもの

先ほども少し触れましたが、パンプスのつま先部分にも注意しておく必要があります。つま先部分が尖ったポインテッドトゥといったカジュアルな印象を与えるものではなく、アーモンド・スクエア・ラウンドなどがおすすめです。

また、葬儀ではあまり靴を脱ぎ履きしませんが、ご遺族の控室を訪ねることもあります。そのため、脱ぎ履きが難しいストラップタイプは避けた方が良いでしょう。ただし、かかとが見えてしまうミュールタイプの靴もマナー違反とされています。

アニマル柄のもの(殺生をイメージさせるため)

素材については本革や合成比革、あるいはポリエステルといった布系の靴を選べば問題ありません。また、アニマル柄の素材は、生物の殺生を強くイメージさせることがあるため、マナー違反とされています。

それに加えて、素材に動物の毛皮を使ったもの殺生をイメージさせてしまうため、NGとなることがほとんどです。フェイクかどうかを見極めることが難しいため、本物の毛皮でなくても、勘違いを生むため、避けた方が無難といえます。

エナメル素材・スウェード素材・革素材のもの

葬儀の場においては「派手さ」を求めるのではなく、地味で目立たない落ち着いた靴を選ぶのが大切です。エナメル素材が使われているパンプスは人気ですが、光沢があり目立ってしまうため避けた方が良いでしょう。

また、本革は時代の流れとともに認められつつありますが、マナーを気にするなら合成皮革、布、ポリエステルのものがおすすめです。さらに、スウェード素材は「殺生」をイメージするという理由からNGとされています。

ツヤのあるもの

ツヤの強い靴も「派手」といった印象を与えてしまうことがあります。パンプスのツヤは、磨き方によっても違ってきます。葬儀で履いていく靴は汚れを落とす程度にしながら、強く磨かないように意識することが大切です。

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パンプス選びの注意点

葬儀の場に相応しいデザインの靴を選んだとしても、実はマナー違反だったということはよくある話です。このように、実際に経験してみないと気づかないことも少なくありません。では、どのようなことに気を付ければマナー違反とされないのでしょうか。女性がパンプスを選ぶときに知っておきたい注意点についてご紹介します。

ヒールの音にも要注意

近年では、専用の葬儀会館などで葬儀を行うのが主流になっています。床が大理石やフローリング仕様の多いため、歩く際にヒールの音が響いてしまうこともあります。ヒールの音が出やすいピンヒールは避けた方が良いでしょう。

ヒールの音が目立つ要因として、パンプスが足のサイズに合っていないことも少なくありません。また、ヒールが太いとマナー違反となりますが、逆に細すぎると音が目立ちます。太さの目安として5センチ程度のヒールがおすすめです。

中敷きの色も控えめに

葬儀に履いていく靴を選ぶ際、意外と気にしないのが靴の中敷きです。靴を履いていれば中敷きが見える事はありませんが、通夜や葬儀の場でも靴を脱ぐ場面が訪れること可能性があります。その際に、靴の中があまりにも派手だと他の人からひんしゅくを買ってしまうかもしれません。

ですから、靴を選ぶ際には中敷きについても少し気に留めておいた方が良いでしょう。どうしても中敷きが派手なものしかない場合は、100円ショップなどにも売っている中敷きを購入し、靴に入れるのも一つの方法です。

パンプスに合わせてストッキングも黒を選ぶ

葬儀で履くストッキングの色は、パンプスに合わせて無地の黒色が基本です。準喪服なら肌色のストッキングでも問題ないと認識されることも少なくありませんが、どの状況においても黒色のストッキングの着用が無難といえます。

目安としては、肌が少し透ける程度のものを着用します。あまりにも濃すぎてしまうストッキングだとマナー違反になるケースもあります。30デニールのストッキングが基本です。また、タイツだとカジュアルな印象になってしまいます。

夏場になると蒸れてしまうため、ストッキングを脱ぎたいと感じる人もいるかもしれません。ただし、どれだけ暑くても葬儀の場では素肌を見せてしまうのはマナー違反です。どうしても我慢できない場合は、冷感タイプを着用しましょう。

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ペディキュアをしている人は要注意

女性でよくありがちなのが、ペディキュアです。葬儀の場ではストッキングを着用していますが、原則として肌が少し透ける程度のものを着用しなければいけないため、ストッキングから派手なネイルが透けて見えてしまうかもしれません。

どうしてもペディキュアを落とす時間がないのであれば、タイツで隠すといった方法があります。本来、葬儀に相応しいのは30デニール以下のストッキングですが、タイツでも60デニール以下であれば、足の透け感もあり許容範囲といえます。

ただし、タイツ自体がマナー違反とされることもあるため、できれば除光液を購入しておきましょう。最近ではコンビニでも100円程度で売られていますので、葬儀に参列する前に立ち寄って購入しておくことをおすすめします。

体調や年齢に応じて歩きやすいものを選ぶのはOK

訃報は突然やってきます。葬儀に参列するとき、体調が優れないときだってあります。たとえば、妊娠中は葬儀に参列しなくても良いと聞くこともありますが、冠婚葬祭のマナーの観点からするとそのような決まりはありません。

妊娠中であれば体調を崩しやすいですし、足の不自由な方や年配の方など、一般的なマナーとされているパンプスを履いて歩くのが難しいこともあるでしょう。このような場合であれば、自分が歩きやすいと思える靴を履いても問題ありません。

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葬儀後はパンプスの手入れを忘れずに

カビは「湿度が80%以上」など、風通しが悪い場所で増えやすいという特徴があります。防水スプレーは靴全体の通気を防ぐために役立ちます。定期的なパンプスのお手入れをしたら、最後に防水スプレーを使用しましょう。

また、防水スプレーは水だけでなく、汚れに対しての効果もあります。そのため、葬儀に履いていく際は、当日雨が降りそうな天気でなくても、防水スプレーをかけることが大切です。また、汚れをしっかりと落としておくことも大切です。

和服の際は喪履き草履を選ぼう

葬儀で着物などの和服を着ることがあるかもしれません。このような黒喪服を着て参列する場合でも、襦袢や半衿、足袋を除いて、帯締め、帯揚げ、バッグなど人目に付くものはすべて黒で統一する決まりがあります。

当然、着物で履く草履も黒でなければいけません。葬儀などで用いられる黒い草履のことを「喪履き草履」と呼ばれています。台も鼻緒といった部分もすべて黒で統一されていますので、事前に準備しておくと良いでしょう。

まとめ

周囲からは見られていないと思っても、意外と目立っているのが足元です。マナー違反とならないためにも、葬儀の場に相応しいパンプス選びをしましょう。

身だしなみは服装だけでなく、身体に身に付けているものすべてを意識する必要があります。この記事でご紹介した内容を参考に、葬儀への準備を進めてください。


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最後に

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