神棚をほったらかしにしてはいけない理由とは?掃除方法や処分方法を解説

神棚をほったらかしにしてはいけない理由とは?掃除方法や処分方法を解説

神様をお祀りしている神棚はほったらかしにしてはいけないと言われていますが、その理由をしっかりと理解しておけば、神棚を丁寧に扱えるでしょう。

そこで、神棚をほったらかしにしてはいけない理由とともに、掃除のタイミングや処分の方法についても詳しく解説していきます。

<この記事の要点>
神棚は神様を祀る場所であり、長期間放置すると神様に対する敬意を欠くことになる
神棚の掃除は毎月1日と15日に行うのが一般的
神棚はゴミとしても処分できるが、魂入れをしている場合は神社でお焚き上げが必要

こんな人におすすめ

神棚を置いている方

神棚の掃除があまりできていない方

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神棚をほったらかしにしてはいけない理由

自宅や会社に神棚がある場合、なんとなくほったらかしにしてはいけないと思いつつも、なぜなのか理由がわからない人がいるかもしれません。ほったらかしにしてはいけない理由を以下に説明しますので、理解しておきましょう。

お参りをしない

神棚は、神様を祀るための場所です。神様に感謝を伝えるために、朝夕にお参りをするのが基本となります。

長い間お参りをしなかったり、お供え物をあげなかったりして、ほったらかしにするのはタブーです。お参りができないのであれば、神棚の処分を検討しなければなりません。

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神棚を汚れたままにしておく

神様は汚れのないきれいな場所を好むため、神棚の掃除をせずに汚れたままにしておくのは失礼にあたります。定期的にホコリを拭き取ったり、神具を動かして拭き掃除をしたりしましょう。

御神札の交換をしない

神棚には、神社から授かった御神札(おふだ)を祀っています。御神札は1年に1度、新年を迎える際に、新しいものに交換するのが基本です。

御神札の交換をせずに、神棚に置いたままになっていないか確認してみましょう。もしも御神札もほったらかしになっていたら、次の年末年始に神社でお焚き上げをしてもらってから新しい御神札をもらいましょう。

神棚の掃除方法

神棚を清浄に保つためには掃除をしなければなりません。どのような準備を行い、どのくらいの頻度で、どのような流れですればよいのか、神棚の掃除方法について解説します。

掃除の頻度

神棚を掃除する頻度に決まりはなく、きれいな状態が保たれていれば問題はありません。

毎月1日と15日にお供え物を交換するのが一般的のため、同じタイミングで掃除を行うのもよいでしょう。また、「大祓」という罪や穢れを清めるための行事が行われる6月と12月に神棚を掃除すると良いでしょう。

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掃除の準備

掃除を始める前には神社に参拝するのと同様に、清浄な水で口をすすぎ、手を洗います。その後、神棚の前に立ち二礼二拍手一礼を行い、神様に感謝の気持ちを込めて掃除を始めることを伝えましょう。

掃除に使う道具は、新しいきれいなものを用意するのが基本です。布、和紙、ハタキやブラシ、お供え物などを用意しましょう。

掃除の流れ

机の上に白い布を敷き、その上に神棚を下ろして置きましょう。御神札や神具を動かしてハタキをかけ、清潔なタオルで神棚を乾拭きします。神棚が載っていた棚板も忘れずに拭きましょう。

掃除が終わったら神棚を元の位置に戻し、御神札を祀ったら神具やお供え物を並べます。最後に、神様に掃除が終わったことを報告しましょう。

神棚の掃除をする際の注意点

神棚の掃除をする際は、ただきれいにすればよいわけではなく、いくつかのしきたりがあるため注意が必要です。正しい知識を身につけて、神様に気持ちよく過ごしていただけるようにしましょう。

掃除の際にしてはいけないこと

神棚を掃除する際にしてはいけないとされていることは、次のとおりです。

神棚を床に下ろさない 神様のいる神棚を床に置くことは失礼にあたります。やむを得ない場合は、白い布の上に置きます。
水拭きしない 水拭きしないのは、カビの発生や変形を防ぐためです。
ゴミに出してはいけないもの 御神札、紙垂(しで)、しめ縄などを新しいものに交換する際には、ゴミに出さずに、神社でお焚き上げをしてもらいましょう。

口に和紙を加えて作業をする

人間の息は穢れの象徴であるとされているため、神棚に祀られている御神札に息を吹きかけるのは控えましょう

神棚に溜まっているホコリを口で吹き飛ばしてしまいがちなので、息を吹きかけないように口に和紙を加えて作業をするようにしましょう。

女性が掃除をしてもかまわない

女性は月経や出産など血と関係が深く穢れがあるとみなされていたため、かつては神棚に触れてはいけないと考えられていました。そのため、神棚の掃除は男性がおこなっていましたが、現代では女性が掃除をしても差し支えないとされています。

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神棚の処分方法

神棚をほったらかしにしているのであれば、処分することも考えなければなりません。その場合には、どのように行えばいいのでしょうか。神棚を処分する3つの方法を説明します。

ゴミに出す

魂を入れる儀式を行っていない神棚であれば、ゴミとして処分することが可能です。

小さいサイズのものであれば、ゴミ袋に入れて出せますが、人の目が気になるのであれば、紙や布に包んで見えないようにしてから捨てましょう。サイズの大きいものの場合は、粗大ゴミとして処分します。自治体によってルールが異なりますので、事前に確認が必要です。

神社で処分してもらう

魂入れをしてもらった神棚の場合は、神社に処分してもらわなければなりません。事前に連絡を入れ、神棚の処分が可能かどうか確認を取っておきます。確認が取れたら予約を入れ、神棚を神社に持っていきましょう。場合によっては祈祷も依頼し、お焚き上げをしてもらいます。

また神社の納札所は、神社によっては神棚も受け付けている場合もあります遠方の場合は、宅配便で送れば処分してもらえる神社もありますので、問い合わせてみましょう。

神棚の販売店に引き取りを依頼する

神棚を新調する場合には、販売店が古い神棚を引き取ってくれる場合があります。魂入れをしてある神棚の場合には、祈祷とお焚き上げもしてもらえるので安心です。

ただし、専門店ではなかったり、ネット通販であったりすると回収を行っていないこともあるため、事前に確認しておきましょう。

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まとめ

神棚をほったらかしにしてはいけない理由は、お参りをしないのはタブーであること、神棚を汚れたままにしておくのは神様に失礼にあたること、御神札の交換も必要であることなどが挙げられます。定期的に掃除を行い、神棚を清潔に保ちましょう。

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