家族が危篤状態|血圧はどうなる?

家族が危篤状態|血圧はどうなる?

危篤とは、生命が危ういこと、死をむかえようとする状態にあることをいいます。家族が危篤といわれた時、取り付けられたモニターの数字が下がってきたら、誰でも不安にかられることでしょう。

この記事では、危険な状態を表す具体的な血圧の数値について解説します。

●お急ぎの方へ
「この記事の要点だけが知りたい」という方はこちらから!
※読者がよく読む見出しに移動します。

こんな人におすすめ

危篤状態での血圧・呼吸がどうなるのかを知りたい方

血圧の数値の見方を知りたい方

危篤状態の際に事前に準備しておくべきことを知りたい方

まずはご相談ください お急ぎ専用ダイヤル 電話をかける(無料)
このままWEBで調べたい方小さなお葬式についてもっと知る
事前準備をすすめたい方 喪主が必ず読む本プレゼント 資料請求する(無料)
事前準備をすすめたい方喪主が必ず読む本プレゼント!無料でお届けいたします。資料請求する
小さなお葬式LINE公式アカウント

危篤状態での血圧はどうなる?

危篤とは、生命が危ういこと、死をむかえようとする状態にあることをいいます。そして、危篤状態では血圧は下がり、呼吸が弱くなり、尿量が減り、意識がもうろうとしてきます。

<関連記事>
危篤とは?重篤との違いや家族が危篤となったときにすべきことも解説

血圧の数値の見方

血圧は文字通り「血液の流れる圧」であり、血流は全身に酸素や栄養素を運搬する唯一の方法で、血圧は人の生命維持のためにとても大切なものです。

収縮期血圧(心室から動脈に血液が拍出される時の最高の圧)が70mmHgを下回ると、腎臓のろ過機能が停滞してしまいます。そして、さらに60mmHgより下がると、脳血流が維持できなくなり、生命の危機的状況に陥るのです。つまり、60mmHgという数値は生体にとって非常に重要な数値で、モニターがこの数値を示したら、家族には覚悟が求められることになるでしょう。

危篤状態での呼吸はどうなる?

危篤状態においては、呼吸はゆるやかに、浅く不規則になり、下顎呼吸チェーンストークス呼吸などの症状が見られることもあります。

下顎呼吸とは

死期の迫った患者に見られる異常呼吸で、胸郭を使う呼吸ができなくなった後に、下顎を使ってする呼吸のことをいいます。息を吸うと下顎が上に上がり、吐くとゆっくり下がります。これは、意識がもうろうとしていく中で、舌が喉をふさいでしまわないようにそのような動きをするもので、充分な酸素を肺にとりこむことはできないといわれています。

下顎呼吸が始まると、数時間から数日のうちに亡くなるケースがほとんどなので、状況によって家族に連絡することが多いようです。

チェーンストークス呼吸とは

小さい呼吸が次第に大きい呼吸になり1回の換気量が増えて、その後少しずつ小さい呼吸に戻り無呼吸状態になります。そしてまた小さい呼吸が始まる、というサイクルを1回30秒~2分くらいで繰り返すというものです。

危篤時、意識が薄れ二酸化炭素分圧が低下した状況にならないと呼吸が必要だという指令が脳から出されません。徐々に呼吸が大きくなり1回の換気量が増すことにより、脳がこれ以上の酸素は不必要だと勘違いして、呼吸を小さくし、さらには無呼吸状態にします。チェーンストークス呼吸はこれを繰り返すものです。

危篤状態でチェーンストーク呼吸が出現すると、数時間のうちに死に至る確率が高くなります。やはり家族においては、覚悟のいる状態だと言えるでしょう。

家族が危篤状態の際、事前に準備しておくべきこと

たとえ回復を心から祈っていたとしても、家族が危篤状態になったら、準備しておかなくてはならないことがあります。

いざという時のために心の準備をする

まず、回復の希望を持ち願いながらも、亡くなった場合にはそれを受け入れる覚悟をすることが大切です。いざという時、うろたえないで行動できるように心構えをしておきましょう。

危篤の連絡

親族や特に深い関わりがある人、親しい友人など、看取りに立ち会ってほしい人に連絡をしなければなりません。一般的に、親族は本人の3親等までとされています。

危篤の連絡は電話ですることが望ましく、相手の状況にもよりますが時間帯は気にしなくても大丈夫です。その他、万一に備えて職場への連絡も忘れないようにしましょう。

葬儀社を選んでおく

「まだ生きているのに縁起でもない。」と思われる方もいらっしゃるでしょうが、逝去後24時間以内に退出を求められる病院もあり、葬儀社を決めておくことは、納得のいく葬儀を行うためにも大切なことです。やたらと費用が高額だった、雰囲気が希望と違っていた、などということがないように、納得のいく葬儀社を事前に探しておきましょう。

「喪主が必ず読む本」無料プレゼント中

「小さなお葬式」では、無料の資料をご請求いただいた方全員に「喪主が必ず読む本」をプレゼントいたします。

喪主を務めるのが初めてという方に役立つ情報が満載です。いざというときの事前準備にぜひご活用ください。

\こんな内容が丸わかり/
・病院から危篤の連絡がきたときの対応方法
・親族が亡くなったときにやるべきこと
・葬儀でのあいさつ文例など

喪主が必ず読む本

全員に「喪主が必ず読む本」プレゼント 無料資料請求はこちら

資料請求で葬儀が最大5万円割引

「小さなお葬式」では、お電話・WEBから資料請求をいただくことで、葬儀を割引価格で行うことができます。お客様に、安価ながらも満足できるお葬式を心を込めてお届けいたします。
小さなお葬式の家族葬小さなお葬式の家族葬
無料資料請求で割引を受ける

「小さなお葬式」で葬儀場・斎場をさがす

小さなお葬式は全国4,000ヶ所以上の葬儀場と提携しており、葬儀の規模や施設の設備などお近くの地域でご希望に応じた葬儀場をお選びいただけます。

まとめ

葬儀に関するご準備は事前に行うことが大切です。いざという時困らないように、葬儀全般に関する疑問は、「小さなお葬式」へお問い合わせください。24時間365日専門スタッフがお客様のサポートをさせていただきます。

お亡くなり後の手続き・直近の葬儀にお悩みの方は 0120-215-618 へお電話ください。
お急ぎの方はこちら

監修
信長 洋輔(小さなお葬式 コラム編集長)
信長 洋輔(小さなお葬式 コラム編集長)

株式会社ユニクエスト社員
「小さなお葬式のコラム」の編集長。
葬儀葬式・法事法要だけでなく、終活・老後資金などFP関連の知識にも精通。
葬祭ディレクター1級の資格取得に向けて学習中。
葬儀業界最大級の、合計2000記事以上を管理。
運営会社についてはこちら

このままWEBで調べたい方
小さなお葬式についてもっと知る
このままWEBで調べたい方小さなお葬式についてもっと知る
事前準備をすすめたい方 喪主が必ず読む本プレゼント 資料請求する(無料)
事前準備をすすめたい方喪主が必ず読む本プレゼント!無料でお届けいたします。資料請求する
小さなお葬式LINE公式アカウント
小さなお葬式LINE公式アカウント

この記事をシェアする

  • twitter
  • facebook
  • line
基礎知識・マナーを徹底的に解説 葬儀・葬式の流れ