法事・法要

作成日:2019年11月08日  更新日:2019年11月08日

49日法要のお供えに「のし」をつけるときの基礎知識

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49日法要のお供えに「のし」をつけるときの基礎知識

この記事は小さなお葬式が書いています

49日法要でお供え物を贈る際は、のしをつけるのが一般的です。しかし、のしのマナーについてよくわからずに困惑している方もいるのではないでしょうか。

そこでこの記事では、49日法要のお供えにのしをつけるときの基本的な知識についてご紹介します。この記事をご覧いただけば、のしの選び方や表書きの書き方について十分に知識を深めていただけます。ぜひ最後までご一読ください。

小さなお葬式

【もくじ】
49日法要関連でのしが必要になる場合
49日法要に贈るお供え物での「のし」のマナー
49日法要での「お供え物」「お供物」には何が良いか
喪家が49日法要の返礼品にのしをつけるときのマナー
49日の返礼品と葬儀での香典返し
まとめ

49日法要関連でのしが必要になる場合

のしとは、慶弔事でお供え物を贈る際につける水引が描かれた飾りです。フォーマルなお供え物にはのしをつけるのがマナーとなっていますが、49日法要関連の贈り物での扱いはどうなっているのでしょうか。参列者がお供え物を贈る場合と喪家が返礼品を渡す場合のケース別に見ていきましょう。

49日法要に贈るお供え物にのしをつける場合

49日法要に参列してお供え物を渡す場合、のしをつけるのが一般的です。お供え物は故人への弔意や謝意を表すために用意するものなので、お供え物を贈るときはマナーへの配慮を忘れないようにする必要があります。

49日法要でお供え物を贈るときは弔事用ののしを選ぶことが重要です。表書きや名前の書き方にもマナーがあります。

喪家が49日法要の返礼品にのしをつける場合

喪家が返礼品を贈るときにものしを付けますが、地域や宗教による違いにお悩みの方もいるでしょう。返礼品は故人がお世話になった方や親しくされていた方々へ気持ちを伝えるものですので、きちんとした作法に則って贈りたいものです。

ほかにも、香典返しとの違いや品物選びでお困りの場合もあるでしょう。そういった疑問についても以下で解説します。

49日法要に贈るお供え物での「のし」のマナー

のしに関するマナーは法事や法要ごとに異なります。それぞれのケースに合わせたマナーが求められるので、困惑する方もいるのではないでしょうか。こちらでは、49日法要のお供え物にのしをつける場合のマナーについて解説していきます。

49日法要のお供え物につける「のし」の表書き

49日法要のお供え物につけるのしの書き方は、のしの上部中央に「御仏前」と記すのが一般的です。品物でなく現金を贈るときには「御供物料」になります。関西地方の都市部では「御供」と書く場合もあり、地域によっては若干の差異が見られます。心配なときには詳しい方に聞いてみるといいでしょう。

のしの書き方で注意が必要な点として、49日法要のお供え物ののしには「御霊前」とは記しません。故人は49日法要を境に仏さまとなって極楽浄土に旅立つとされていますので、「霊」として扱うのはマナーに沿わない行いとなります。葬儀では「御霊前」と書くことが多いため、間違えやすい部分ですのでお気を付けください。

名前の書き方と墨の色

のしに記名するときは、のし紙の下部中央にフルネームで記入します。姓のみを記すケースも見受けられますが、受け取った側が贈り主の判別がつかなくなる恐れがあります。特に理由がなければフルネームで書いた方がよいでしょう。

名前を書くときに用いる墨は、通常の濃い色の墨を使います。お通夜や葬儀の場でのお供え物には薄墨を用いますが、これは「突然の不幸に墨を磨る時間を惜しんで駆けつけました」という意味があるためです。49日法要はあらかじめ日取りが把握できるので、薄墨を使う必要はありません。

黒白の結びきりか双銀の水引を選ぶ

のしにかける水引にはいくつか種類があります。弔事の場で用いる水引は、結びきりを選ぶのがマナーとなっています。結びきりの水引は一度結ぶとほどけないことから「不幸が一度きりで済むように」という意味が込められています。

水引には形だけでなく色にも意味があり、弔事の際には水引の色が黒白か双銀のものを用います。双銀の水引は包む金額が多い場合に使われることが多く、金額に応じて黒白と使い分けられています。

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49日法要での「お供え物」「お供物」には何が良いか

49日法要ではお供え物を贈るのが一般的ですが、何を持っていけば喜ばれるのかが悩みどころです。こちらでは、お供え物として人気の品や適正な相場についてご紹介します。お供え物選びで迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

お供え物の相場は5千円から1万5千円程度

49日法要のお供え物の相場は5,000円~1万5,000円程度となっています。ただし、これは香典を含んだ額です。お供え物と別に香典を出す場合、香典に包んだ金額を差し引いた額がお供え物の適正な相場となります。

法要に参加しない場合について

49日法要に参加せず、お供え物だけを贈る場合は相場が変わります。お供え物の相場には法要で供される食事の料金も含まれているので、法要の食事会に参加しない場合は相場よりも少し少ない金額でも問題ありません。

お供えとして人気があるもの

49日法要のお供え物として贈るのに人気の品をご紹介します。

果物

果物の場合、特に丸いもの(ナシやリンゴ、ブドウなど)が「円」つまり「縁」につながるとして縁起がよいことから人気となっています。

供花

供花として花を贈る場合、トゲや毒のある種類や匂いの強いものは避けて白色で統一するように心がけましょう。また、椿のような花がすぐに落ちるものも、供花には適していないとされています。

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仏壇にお供えする消耗品

ロウソクや線香といった仏壇に供える消耗品もお供え物として贈れます。線香を贈ることは香典の語源にもなっており、香りによって心身を清めることがご供養になるといわれています。

消え物

消え物とは食品や飲料品といった消耗品を指します。贈られても邪魔になりにくいことからお供え物の王道のひとつとなっています。

寺に贈る場合

寺院へお供え物を贈る場合、以下の品がお供え物として適しているとされています。
・菓子折り
・日本酒やビールといった酒類
・野菜や米
・盛籠の果物

直接お供え物を贈る時の注意点

法要の案内状を受け取ったらできる限り出席したいところですが、スケジュールの関係でどうしても都合がつかないこともあるでしょう。やむを得ずに法要を欠席する場合、お供え物を配送しても失礼にはなりません。

お供え物を配送するときは、まず送ってもいいかどうか遺族や式場に確認しましょう。宛先をしっかり確認するのはもちろん、到着する時期にも注意が必要です。法要の1週間前から1日前には届くように手配するとよいでしょう。また、配送する場合でも、のしをつけることを忘れないようにしてください。

喪家が49日法要の返礼品にのしをつけるときのマナー

49日法要で贈り物をするのは参列者だけではありません。喪家も「引き出物」という形で参列者へ返礼品を贈るのが一般的となっています。引き出物にものしをつけるのがマナーです。喪家の方はこちらで扱い方をご確認ください。

名前の書き方と墨の色

引き出物ののしに名前を書く際は、のしの下部中央に施主の姓か故人の姓を記します。単に姓のみを記すか、「(姓)家」と書くのが一般的です。ほかに、地域や家ごとの決まりがあるケースもあるので、その場合はローカルな決まりに合わせるのが無難でしょう。

墨の色は通常の濃い墨を使用します。薄墨は参列者側が葬儀やお通夜で使うものですので、49日法要の引き出物では用いません。

黒白もしくは双銀の水引を選ぶ

引き出物の水引も法要に合わせた種類を選ぶ必要があります。49日法要の引き出物はお供え物と同様に、水引の色は黒白か双銀で結びきりのものを選びましょう。

関西では49日以降の法要には黄白の水引を用いる地域があるようですが、関東では黄白の水引は3回忌以降でなければ使用してはならない決まりがある地域も見られます。地域性による誤解を避けるためにも、黒白か双銀の水引が付いたのしを選ぶとよいでしょう。

返礼品には挨拶状をつけるのが一般的

お供え物の返礼品である引き出物を贈る際は、挨拶状を添えるのが一般的です。挨拶状を書くときの注意点としては、冒頭に時節の挨拶を入れないこと、文中に句読点を用いないことが挙げられます。

文中に故人の名前は必ず入れるようにして、お供え物をいただいたことへのお礼や無事忌明けしたことの報告を盛り込んで文章を作っていきます。最後に書面での略式の挨拶となった旨をお詫びして、返礼品を受け取っていただくお願いで締めるのが一般的な構成となります。

49日の返礼品と葬儀での香典返し

49日法要の返礼品である引き出物と葬儀での香典返しはどちらも参列者へお礼の意味で贈る品で、贈る時期も重なるため混同されることが多いようです。こちらでは49日の返礼品と葬儀の香典返しの違い、そして贈る際の注意点について解説していきます。

49日のお礼と香典返しは完全な別もの

49日法要の返礼品と香典返しはまったく別ものになります。香典返しは葬儀やお通夜でいただいた香典に対するお礼です。対して、49日法要の返礼品は法要の際にいただいたお供え物への返礼品という意味で贈ります。どちらも渡す時期が忌明けなので一緒くたにされがちですが、お礼を贈る理由が異なる別ものと覚えておきましょう。

よって、同じ方から香典と49日のお供え物を受け取った場合、香典返しと引き出物をどちらも贈るのが正式なマナーとなります。

一緒に贈る場合にはのしを別々につける

葬儀の香典返しと49日法要の返礼品を一緒に贈る場合、それぞれの品に別ののしをつける必要があります。このとき、のしに同じ表書きを用いると香典返しと49日の返礼品の区別がつきにくくなるので別の表書きを用いるとよいでしょう。

まとめ

ここまで、49日法要に関するのしについて解説しました。のしは一見しただけではただの飾りに見えるかもしれません。しかし、のしに描かれている水引には色や形状ごとに意味があります。表書きや名前の書き方にもマナーがあるので、贈り物に込めた気持ちをしっかりと伝えるためにも正しい知識を得ることが重要といえるでしょう。

49日法要に関して疑問に感じることは、すでに法事経験のある年長者や葬儀関係のプロに聞くのが確実です。小さなお葬式では49日法要やのしのマナーのほかにも葬儀に関するさまざまな記事を掲載しています。葬儀や法要のマナーや葬儀後の手続きといった情報を解説していますので、ぜひそちらもご覧ください。


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