葬儀の準備

作成日:2019年12月10日  更新日:2020年09月01日

親が亡くなったら会社への対応はどうしたらよい?

  • LINE
  • hatena
  • copyicon
親が亡くなったら会社への対応はどうしたらよい?

自分の親が亡くなると、思い出にひたる間もなく葬儀やお通夜の準備に迫られます。できるだけ遭遇したくないものですが、「親が亡くなったとき、会社にどのように対応するべきか知りたい」という方もいるのではないでしょうか。

そこでこの記事では、会社への適切な連絡方法や忌引き休暇についてご紹介します。この記事を読むことで、家族葬を行う際の方法を知ることが可能です。よくある質問もピックアップしているため、万が一の事態に備えて理解を深めておきましょう。

【もくじ】
親が亡くなったら会社に連絡するのを忘れずに!
親が亡くなったら忌引きは何日取れる?
家族葬の場合の会社への対応は?
よくある質問
まとめ

親が亡くなったら会社に連絡するのを忘れずに!

親の死は非常に悲しいものですが、周囲との共有はなるべく早くに済ませることが大切です。会社に勤めている方は、休みの承諾を得るためにも順序を優先したほうがよいでしょう。

具体的な予定が決まっていなくとも、休む可能性があるのであれば事情を説明しておくと安心です。会社への連絡方法や流れを解説します。

できれば口頭で伝える

会社に連絡する際は、可能であれば電話を利用しましょう。口頭で伝えたほうが事情も伝わりやすく、相手側からの質問に対してすぐに答えやすいためです。

電話以外での方法を認めている会社であれば、メールで事情を説明しても問題ありません。しかし、文面によっては認識の違いを生む可能性もあります。

時間が許すタイミングで再度電話ができると安心です。有給休暇であればメールでもよいかもしれませんが、特別な休暇となるためなるべく口頭で伝えられる手段を選びましょう。

葬儀の日程が決まったら再度連絡

葬儀をいつ行うのか、場所はどこなのかといった予定が決まった段階で、もう一度会社に電話をします。葬儀の用意に必要な休みを申請するだけでなく、参列する方と情報を共有するためです。

一般葬・家族葬など、葬儀の形式も伝えておくと参列者も集いやすくなるでしょう。連絡した日から会社に行かないケースも多いため、詳しい予定まで共有することが大切です。時間にゆとりがある場合は、葬儀の日時や場所などを記載した案内状を送付しましょう。

親が亡くなったら忌引きは何日取れる?

葬儀やお通夜の準備には多くの時間と体力を要し、心を休める時間も必要です。多くの手続きに追われて疲労も溜まりますが、しっかり休息できるよう忌引きの休みを申請しましょう。ここからは、親が亡くなった際に適用される休暇や開始日などのルールについて解説します。

7日取れる会社が多い

血縁関係にある実の親の場合、忌引き休暇として7日間の休みを取るケースが一般的です。公務員でも7日とする場合がほとんどですが、会社によっては特別な休暇を認めないこともあります。

配偶者の親が亡くなった場合は、「実の親でない」という考えから日数が減る可能性を考慮したほうがよいでしょう。義理の親は3日~5日の休みを与える会社が多いといわれています。いずれも会社や組織によってルールが異なるため、申請前にチェックしておくと安心です。

あわせて読みたい 忌引きの日数は?連絡の仕方は?忌引き休暇の取得マナーについて詳しく解説 身近な親族が亡くなったら、葬儀に参列するために忌引き休暇(きびききゅうか)、慶弔休暇(けいちょうきゅうか)を取得して休みをとりますが、そのような機会は… 続きを見る

忌引きの開始日はいつ?

一般的には、亡くなった当日または翌日から忌引きとして扱われます。当日から休みたい場合は有給休暇とみなされるケースもあるため、いつからいつまでが該当するのか会社側に確認しておきましょう。

子どもがいる方は、自分の休みと合わせて学校を休ませることができます。ただし、忌引きに関する取り扱いは教育委員会や各学校により異なる点を理解しなければなりません。一部の日数が欠席扱いになる可能性もあります。

忌引きの日数には休日も含まれる

会社に休みを申請する際には、土日祝日が休みに含まれる点に注意しましょう。たとえば、忌引きが3日しか認められずに土曜日から休んだ場合、次に出勤するのは火曜日です。翌週末まで休みたい場合は、別の方法で申請する必要があります。

中小企業では短い日数しか取れない可能性もありますが、事情を説明することで臨機応変に対応してくれるケースもあるでしょう。休日や有給休暇も考慮しながら、じゅうぶんに休める期間を設けることが大切です。

あわせて読みたい 土日の忌引きの扱われ方について詳しく解説 家族が急に亡くなり、仕事を休むことを余儀なくされるケースがあります。不幸があったタイミングが週末だと、忌引きで休むのが土日や祝日など休日に重なることもあるでしょう… 続きを見る

家族葬の場合の会社への対応は?

故人の生前の希望や遺族の意向により、家族のみで見送る方法を選択する方もいるでしょう。会社に親の死を伝える際には、家族葬を行うこともしっかり認識してもらうことが大切です。「家族葬に参列してもらいたい」という場合は、香典や弔電についても共有しなければなりません。家族葬の場合の会社への対応について解説します。

葬儀のスタイルを説明する

会社に連絡するときに「家族葬で決定した」とはっきり伝えましょう。あいまいなまま日程や場所を報告すると、一般葬と認識して参列してしまう可能性があります。遺族・会社だけでなく葬儀会社に迷惑をかけることになるため、家族葬の形式だけでなく「参列しなくてよい」と伝えるのもひとつの方法です。

連絡する時点で形式が決まっていない場合は、「家族葬になるかもしれない」とだけ伝えてもよいでしょう。その後、最終的に予定が決まった段階でなるべく早めの報告を意識することも重要です。

香典や弔電の受け取りについて伝える

会社の仲間や上司に参列してもらうのであれば、香典・お花などを受け取るかどうかも決めておきましょう。

何も伝えなかった場合、香典を用意する方が多いといえます。一般的なマナーとして、参列時に持参するルールが浸透しているためです。

香典を辞退する予定であれば、参列する方全員に認識してもらう必要があります。電話の相手だけでは伝わりきらない可能性もあるため、全体で共有できるようしっかりと伝えましょう。案内状で1人ずつ報告できると、より安心です。

あわせて読みたい 家族葬の場合弔電は受け取る?送るべき?連絡方法やマナーについて詳しく解説 家族葬では、香典やお供物を辞退するという話はよく聞くと思いますが、弔電についてはどうすれば良いのでしょうか。この記事では、家族葬を行う際の連絡の流れをもとに、遺族は弔電を… 続きを見る

よくある質問

Q:「親が逝去しました」は間違いって本当?

A:逝去(せいきょ)は、本来目上の方が亡くなった際に使用する尊敬語です。自分の親や身内に対して使うのは誤りとなります。会社や他人に報告する際は、「親が亡くなった」「親が死去した」といった言葉を使うとよいでしょう。

案内状などで文字に起こす場合は、急逝(きゅうせい)という言葉を用いるケースがあります。こちらは身内に対して使用しても間違いではありません。

▶ 参考:「逝去」は身内に使っていい?逝去の意味と使い方


Q:忌引きの間は有給になる?

A:公務員や大企業は忌引き休暇中も有給とする可能性が高いですが、無給として扱う会社も見られます。有給休暇の制度とは違い、国全体でルールが統一されていないためです。会社によってルールが異なるため、あらかじめ確認しておくとよいでしょう。

▶ 参考:忌引き休暇は有給扱いになるの?休暇の日数やルール


Q:会社が忌引きをくれないときは?

A:休みを申請しても認められない場合は、年次有給休暇を取得して対応します。有給休暇の利用状況によって休める日数も変わりますが、「有給を取るべきでない」と考える会社はほとんどありません。

会社が忌引きの制度を定めていないケースもあります。制度自体がない場合は、休みが必要になる特別な理由があっても有給休暇で対応するしかないといえるでしょう。有給で対応するときは、期限まで何日残っているかも確認しておくと安心です。


Q:危篤の休みは忌引きに含まれる?

A:忌引きは、故人が亡くなった当日か次の日からが該当します。したがって、危篤などで休んでいた期間は忌引きに含まれません。

ただし、危篤である状況を会社に伝えることは大切です。万が一の事態に備えて仕事内容を調整する必要も出てくるため、状態の悪化が見込まれる場合は休む理由も伝えたほうがよいでしょう。


Q:公務員でも忌引きを取れる?

A:公務員も忌引きで休むことは可能です。忌引きに関しては、サラリーマンのような会社員よりも公務員のほうが手厚い環境を整えているといえます。

会社員は組織によってさまざまですが、公務員は全国的に7日間とするケースが一般的です。国家公務員の規定に則った日数といえます。地方公務員は自治体によって異なる可能性がある点を理解しておきましょう。

▶ 参考:公務員の忌引き休暇の忌引き日数はどう決まる?忌引きを取る時に必要なものも併せて紹介


Q:忌引きのあとはお礼をすべき?

A:会社を休んだあとは、特別なお礼を用意する必要はありません。しかし、数日間の業務を同僚や仲間に任せたのであれば、ひと言お礼を伝えたほうがよいでしょう。

時間や精神的にゆとりがある場合は、お菓子を用意して配るのもひとつの方法です。形にしなければならないものではないため、自分の体を優先することが大切になります。

▶ 参考:忌引き休暇明けの挨拶にお菓子を用意する?挨拶のマナー


まとめ

葬儀やお通夜で休暇が必要になった場合は、勤め先に事情を説明しなければなりません。ほかにも複数の手続きや準備に迫られますが、まずは「数日間の休みがほしい」という希望だけでも伝えましょう。

忌引きの休みは会社によってもらえる日数が異なりますが、有給休暇は国で決まっています。万が一休みが取れないとわかった場合は有給休暇で対応しましょう。「親が亡くなったときのために備えたい」「忌引きについて不安がある」という方は、小さなお葬式までご相談ください。


葬儀に関するお問い合わせは「小さなお葬式」へ

葬儀に関するご準備は事前に行うことが大切です。いざという時困らないように、葬儀全般に関する疑問は、「小さなお葬式」へお問い合わせください。24時間365日専門スタッフがお客様のサポートをさせていただきます。

4/5
評価数(2)

最後に

小さなお葬式のコラム内ではご紹介しきれない葬儀に関する知識やノウハウをまとめたEBOOK「費用を最大限おさえて満足のいく葬儀にする方法」をご用意しました。
この記事をご覧の皆様に無料でプレゼントしておりますので、ダウンロードのうえ是非お役立てください。

  • 葬儀費用が適正かを見極めるための見積りの見方
  • 葬儀プラン内容に必要な品目と不要な品目の見分け方
  • 葬儀前~葬儀後に必要な「準備すること、把握しておく事」
  • 喪主、遺族が押さえておくべき葬儀のマナー
無料のEBOOKダウンロード
  • LINE
  • hatena
  • copyicon

関連する記事