家族葬の場合弔電は受け取る?送るべき?喪主側・送る側別に解説
葬儀マナー[喪主・遺族]

作成日:2018年07月27日  更新日:2021年11月22日

家族葬の場合弔電は受け取る?送るべき?喪主側・送る側別に解説

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家族葬では香典やお供物を辞退するという話はよく聞くものの、弔電についてはどのように扱えばよいか気になるという方もいるのではないでしょうか。家族葬は家族や近親者を中心に小規模で行うお葬式です。弔電の適切な扱い方を立場別に知ることで、扱い方にも迷わなくなります。

そこでこの記事では、家族葬において遺族は弔電を受け取るべきなのか、また葬儀の連絡を受けた方は弔電を送るべきなのかについて紹介します。

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【もくじ】
【喪主側】家族葬を行うときの弔電や香典はどうする?
【喪主側】家族葬での弔電の取り扱いは?
【送る側】家族葬に弔電や香典は送るべき?
【送る側】会社名で弔電を送る場合
【送る側】家族葬の弔電はテンプレートと自分で考えるのとどちらがいい?
弔電とは参列できない方のお悔やみの気持ち
まとめ

【喪主側】家族葬を行うときの弔電や香典はどうする?

家族葬の流れ自体は、通常のお葬式を小規模にした仏式で執り行われることがほとんどです。ただし、香典やお供物については辞退することもあるため、喪主側がきちんと案内をしないと、お悔やみを伝える側はどのように伝えればよいのか困惑してしまいます。

準備の段階で、どこまでの範囲の人に参列してもらうかと同時に、香典やお供物・弔電などの対応についても考えておきましょう。

葬儀参列者以外には事後報告を

家族葬参列者以外には、家族葬を終えた後おおよそ2週間のうちに、故人の知人や友人などに死亡通知状を出すことが一般的です。

一般的に、葬儀を家族葬で執り行う場合には、参列してもらう方以外には亡くなったことや葬儀を執り行うことを知らせません。

死亡通知状には、故人の遺志を尊重して家族葬にて葬儀を執り行ったこと、事後報告になったことへのおわびと生前の感謝を記します。

香典やお供物を辞退する場合には、その旨も記載しておくとよいでしょう。香典辞退についての詳細は、以下の記事を参考にしてみてください。

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弔電を受け取るかどうかは遺族で判断する

何らかの事情であらかじめ家族葬の事実を伝えた場合には、先方が弔電を送ることがある点を考慮したうえで、受け取るかどうかを遺族で判断することをおすすめします。

家族葬に招かない知人・友人などに事後報告をするとは言え、故人や遺族の会社関係者などには手続きや休暇のために死亡の事実や葬儀について、すみやかに伝えなければなりません。

また、参列してもらうつもりで声をかけた方が、どうしても来られないという場合もあるでしょう。

家族葬の場合、香典やお供物は辞退することが多いものの、弔電は必ずしも辞退するのがよいというわけではありません。なぜなら、「香典やお供物は贈りにくいけれどせめて弔電で弔意を示したい」と考える方もいるからです。

喪主側は香典やお供物とあわせて弔電も受け取るのかどうかを明確に決め、参列予定者や家族葬を執り行う旨を伝える会社などに誤解のないように伝えましょう。

【喪主側】家族葬での弔電の取り扱いは?

弔電については、家族葬の知らせを受けた側もどうすればよいか迷うことが多いかもしれません。弔電も辞退する意向がある場合は、弔電辞退の旨を明確に示すことをおすすめします。

受け取る場合

参列者側に対して弔電の取り扱いについて特に何も伝えていない場合、弔電が届くことがあります。

もし、弔電が送られてきた場合はありがたく受け取り、後日弔電へのお礼状を送付しましょう。

葬儀が終わったらできるだけ早く、お礼状を手紙で送る準備を始めます。差出人は喪主にし、「親族一同」と添えることがおすすめです。

お礼状の文面は、弔電を送ってくれたことへのお礼と生前の厚誼(こうぎ)に対する感謝を記しましょう。

辞退する場合

弔電も辞退する場合は、弔電についても辞退する旨を明記することをおすすめします。香典やお供物については家族葬では辞退することが多く、その旨を通知することも一般的です。

しかし、弔電について辞退かどうか明記されていない場合、参列者側にとっては「辞退するもの」の中に含まれていないと考えられる場合もあります。

辞退しているけれど送られてきた場合

たとえ辞退する旨を伝えていても、弔電が送られてくることはあるでしょう。香典やお供物は受け取らずそのまま辞退しても構いませんが、弔電の場合はかたくなにお断りするより、受け取った方がよいと言えます。

送り主も弔電を送ることでお悔やみの意を表してくださっているため、お気持ちをありがたく受け取りましょう。

【送る側】家族葬に弔電や香典は送るべき?

現代では「家族だけで静かに見送りたい」「遺族に迷惑をかけたくない」という家族や故人の希望で、家族葬を執り行う方が増えています。

家族葬の案内をいただいたけれど、事情があって参列できないという場合もあるでしょう。当日の参列ができない分、弔電について考える方も多いと思いますが、その際はまず案内文を確認しましょう。

案内文の中で、香典や弔電に関して特に触れられていなければ、弔電を送ることについては問題ないでしょう。香典についても、参列する人に託したり、郵送したりするとよいかもしれません。

弔電は一般的に送付して構わない

特に弔電辞退に関する記述がない場合、弔電については送付して構いません。弔電の送り先は葬儀会場を指定しましょう。

また、弔電の文言では忌み言葉は使わないなど、細かな配慮も必要です。最近では、弔電の文例から内容を選べたり、送付までインターネット上で一括手配できたりする便利なサービスも多くあります。弔電の文面や送り方に困った場合は活用してみるとよいでしょう。

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辞退の意向が明記されている場合

辞退する旨を通知されている場合は、弔電は送らないことがマナーです。また香典やお供物だけでなく、弔電も辞退する意向を示していると判断できる場合は、後日改めて手紙などで弔意を示すとよいでしょう。喪主や遺族のお返しの負担を考えることも大切です。

また、「家族葬を行った」という死亡通知書を受け取った場合は、手紙という形で遺族に弔意を伝えることをおすすめします。

香典を送るときは事前に確認を

家族葬では香典辞退のケースも多いため、弔電と共に香典を送りたいと考えている場合は事前に喪主や遺族・葬儀社に確認することがおすすめです。

特に辞退の意向がなければ香典を贈る場合は現金書留で送ることになるため、通常の弔電の手配とは異なるステップを踏みます。弔電の送り方や香典のマナーについては、以下の記事を参考にしてみてください。

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【送る側】会社名で弔電を送る場合

会社関係などで家族葬を執り行う連絡を受けた場合、特別なマナーがあるかどうかわからないという方もいるかもしれません。

会社の社員から受けた忌引き休暇連絡などで家族葬と聞いた場合、どのように弔電を取り扱えばよいものなのでしょうか。

基本的には一般の家族葬と同じマナー

会社の社員から忌引き連絡などで一報を受け弔電を送る場合も、基本的には一般の家族葬と同じマナーで構いません。

特に会社の社員の場合、忌引き休暇の申請や連絡によって訃報を知ることもあります。連絡を受けた際には辞退の意向も人それぞれあることから、念のため弔電を送ってよいかどうか確認するとよいでしょう。

【文例あり】弔電は短く簡潔に

会社の社員が家族葬を執り行うという連絡を受けた場合、一般の家族葬とは異なり、弔電の文面は以下のように簡潔で短い文面が好まれる傾向にあります。

・御母堂様の訃報に接し、謹んでお悔やみ申し上げます。
・御尊父様のご逝去の報に接し、深く哀悼の意を表します。謹んでご冥福をお祈り申し上げます。
・御母堂○○様のご逝去を悼み、謹んでお悔やみ申し上げます。


また、社員を気にかける文章や励ましの言葉・勤務先でのエピソードなどといったプライベートに関わる内容は弔電文の中に挿入しないことが多くあるため、覚えておくと便利です。

【送る側】家族葬の弔電はテンプレートと自分で考えるのとどちらがいい?

家族葬の弔電の文面は自分で考えたものでもよいですが、自分で文章を考えることが苦手であれば、NTTや郵便局・インターネットの電報サービスで用意されている例文を使っても問題ありません。

電報サービスの例文であれば、忌み言葉や重ね言葉など弔電作成時に気をつけたい部分についても、すでに体裁が整った状態で選べます。

また、インターネットの電報サービスであれば、時間を気にせず申し込みもできるため、NTTや郵便局の営業時間に手配ができないという方に便利です。

弔電とは参列できない方のお悔やみの気持ち

弔電は、供物や供花よりも気を遣わせないものであるだけでなく、家族葬に参列できない方がさり気なくお悔やみを伝えられる方法のひとつです。

通常の葬儀・告別式では、案内を受けたもののどうしても参列できない方や会社関係の方などが、お悔やみの気持ちを伝えるために弔電を送ります。

遺族は弔電が送られてきたら受け取り、お礼状を返すことが一般的なマナーです。

しかし、家族葬の場合は一般的な葬儀・告別式と比較すると流れや姿勢が異なる部分があることから、家族葬の概要を押さえたうえで弔電も対応しましょう。

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まとめ

弔電は、香典やお供物よりも遺族を気遣わせることなく弔意を示せるものです。家族葬においては、遺族側が弔電辞退の意向を示していない限りは、弔電でお悔やみの気持ちを表しても問題ありません。

また、遺族側は弔電を辞退する際は辞退の意向を供物や香典と同じように明記することをおすすめします。

葬儀に関するご準備は事前に行うことが大切です。いざという時困らないように、葬儀全般に関する疑問は、小さなお葬式へお問い合わせください。24時間365日専門スタッフがお客様のサポートをさせていただきます。

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