浄土真宗の葬儀費用の相場は?お布施や香典の相場はいくら?

浄土真宗の葬儀費用の相場は?お布施や香典の相場はいくら?

浄土真宗の葬儀を行う予定があり、葬儀費用がいくらかかるのかを知りたい方もいるのではないでしょうか。また浄土真宗を信仰しているため、葬儀について知っておきたいという方もいるでしょう。

そこでこの記事では、浄土真宗の葬儀費用についてご紹介します。葬儀費用の相場だけでなく、葬儀費用を抑える方法やお布施のマナーについても解説しますので、いざというときにも落ち着いて対応できます。ぜひご参考にしてください。

こんな人におすすめ

浄土真宗の葬儀費用の相場について知りたい方

浄土真宗と他の宗派との葬儀費用の違いを知りたい方

浄土真宗のお布施のマナーについて知りたい方

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浄土真宗の葬儀費用の相場

葬儀を執り行うにはある程度の費用がかかりますが、宗派によってその金額は異なります。浄土真宗の葬儀には、どれくらいの費用がかかるのかを具体的に見ていきましょう。葬儀にはお布施や御膳料、法名料や香典などさまざまな費用が必要です。こちらでは、浄土真宗の葬儀費用の相場についてご紹介します。

葬儀費用の相場

浄土真宗の葬儀費用の相場は、50万円~150万円です。しかし葬儀には一般葬や家族葬などさまざまな形式があり、供養方法や葬儀の規模、住んでいる地域によっても金額は大きく異なります。そのため、葬儀の前には見積もりをとるなどして費用を確認しましょう。

また契約期間は33年が基本ですが、霊園によっては5年や10年など比較的短い期間での契約を行っています。費用や予算に合わせて選ぶことも検討しましょう。

お布施の相場

浄土真宗におけるお布施とは、ご本尊の阿弥陀如来に対する感謝の気持ちを表すものです。読経に対して支払うもの、のように何かに対する対価ではありません。そのため金額に決まりはなく、基本的には気持ちに任せられています。

とはいえ、ある程度の目安が知りたい方も多いでしょう。一般的な葬儀の場合、10万円~30万円が相場です。宗派によっては100万円ともいわれるため、浄土真宗のお布施は高額ではないと考えてよいでしょう。

御膳料の相場

御膳料とは、法要後に僧侶が会食を辞退した場合に渡すお金のことです。一般的に法要後には会食の席を設けますが、都合によっては僧侶が会食を辞退する場合もあります。その際は、お膳の代わりとして御膳料を渡しましょう。

御膳料の相場は5,000円~1万円ですが、会食が行われる会場によっても変動します。レストランや料亭などで会食を行う場合は仕出しよりも高額になる傾向にあり、相場は1万円~2万円になることもあります。

法名料の相場

浄土真宗では、戒名のことを法名と呼びます。法名とは帰敬式を受けることで与えられる名で、生前に授かるのが一般的です。法名には相場がなく、僧侶に訪ねても「お気持ちで」という回答が多いでしょう。帰敬式を受けた場合は1万円名を指定した場合には2万円を渡します。

また故人となってから法名を授かる場合、戒名料は基本的に無料です。しかし気になる方は、帰敬式のお布施の相場を納めておくとよいでしょう。

香典の相場

浄土真宗における香典の相場は、大人一人あたり1万円と考えてよいでしょう。しかし、故人との関係性によってその金額は異なります。

故人と血縁関係にある場合、法要のみであれば1万円~3万円、会食付きであれば2万円~5万円が相場です。故人と血縁関係にないがお世話になった人の場合は、法要のみなら1万円~3万円、会食付きでは3万円以上を用意しましょう。故人とはお付き合い程度であった場合、法要のみであれば5,000円~1万円、会食付きの場合は1万円~3万円が相場です。

浄土真宗と他の宗派との葬儀費用の違い

浄土真宗のお布施は阿弥陀如来への感謝を伝えるものですが、他宗派のお布施は僧侶への感謝を伝えるものです。その相場は宗派によって異なります

日蓮宗は30万円程度、真言宗は30万円以上、浄土宗は30万円~50万円、曹洞宗は30万円~60万円が相場といわれており、浄土真宗は10万円~30万円のため仏教の中でもお布施の相場は低いといえるでしょう。また、戒名ランクによって戒名料が異なります。

またキリスト教のお布施は「献金」と呼ばれ、10万円~40万円を教会へ渡すことが多いでしょう。神道のお布施は「御祭祀料」といい、相場は20万円~50万円といわれます。

このほかにも、地域によってもお布施の相場は異なります。関東地方や関西地方では20万円であるのに対し、そのほかの地域は15万円が相場です。お布施の相場は宗教や宗派、地域によって異なることを覚えておきましょう。

葬儀費用を抑える方法

葬儀には思いのほか費用がかかります。故人のためによい葬儀にしてあげたいという思いがありながらも、予算が限られているためできるだけ葬儀費用を抑えたいという方も多いでしょう。葬儀の形態を選んだり寺院を選んだりすることで、葬儀にかかる費用を抑えられます。こちらでは、葬儀費用を抑える方法をご紹介します。

小規模な葬儀にする

葬儀費用を抑えるなら、家族葬などの小規模な葬儀を検討しましょう。一般葬の相場が約200万円であるのに対し、家族葬の相場は100万円といわれます。

家族葬とは、主に近親者のみで執り行う小規模な葬儀のことです。一般葬よりも参列者が少ないため、飲食接待費など葬儀にかかる費用を抑えられます。また葬儀の規模が小さければ、会場費を抑えることもできるでしょう。

小さなお葬式では葬儀に関するあらゆるお悩みに対応しておりますので、費用でお困りの際にもお気軽にご相談ください。

お布施の金額が少ないお寺を利用する

葬儀の費用を抑えるには、お布施の金額が少ない寺院を利用するのもひとつです。お布施は阿弥陀如来への感謝の気持ちを表すものであり、その金額は気持ちに任せられますが相場は存在します。親切な寺院であれば「いくらお包みすればよろしいですか」と尋ねても、「心付けで」と答えてくれるでしょう。

しかし、中には相場よりも高額なお布施を要求する僧侶もいます。トラブルを防ぐためにもあらかじめお布施の金額を確認し、予算に合ったお寺を決めましょう。

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葬儀を手配する経験はめったにありません。そのため、葬儀費用の目安が分からないという方もいるのではないでしょうか。一般的に、葬儀は規模が大きくなるほど費用がかかります。葬儀を適正な費用で行うためには、自身が希望する葬儀の内容と規模を把握するとともに、一般的な葬儀費用の目安を知っておくことが大切です。そこでこの記事では、葬儀の形式や規模に応じた葬儀費用の目安について解説します。費用を抑える方法も紹介するため、適正な価格で希望通りの葬儀を行えるようになるでしょう。葬儀全体の流れについてあわせてご確認することもおすすめです。<この記事の要点>・葬儀の平均費用は火葬料金を含めて127万円・家族葬や直葬などの小規模な葬儀は、一般的な葬儀よりも費用が安くなる・複数の葬儀社を比較検討したり、費用の安いオプションを選んだりすることで葬儀費用を節約できる→読者がよく読む見出しはこちら【各エリアごとの費用相場】全国(家族葬/直葬/一般葬)北海道・東北(家族葬/直葬/一般葬)関東地方(家族葬/直葬/一般葬)中部地方(家族葬/直葬/一般葬)近畿地方(家族葬/直葬/一般葬)中国・四国地方(家族葬/直葬/一般葬)九州地方(家族葬/直葬/一般葬)

浄土真宗のお布施のマナー

お布施は葬儀において重要な意味があり、その書き方や包み方、渡し方などにはマナーがあります。浄土真宗ならではのマナーもあるため、きちんと理解しておくことが大切です。いざというときに慌てないためにも、事前に学んでおきましょう。こちらでは、浄土真宗のお布施のマナーについてご紹介します。

お布施の書き方

お布施の表書きには、「御布施」または「お布施」と書きます。浄土真宗のお布施は阿弥陀如来に対する感謝の気持ちを表すものであり、寺院や僧侶に対して渡すものではありません。そのため、「回向料」「御経料」「志」などとは書かないように注意しましょう。

また表書きをする際には、薄墨ではなく黒墨を使用します。名前は、「○○家」または施主のフルネームを書きましょう。金額は漢数字で、旧字体を使うとよりていねいな印象になります。

お布施の包み方

お布施は奉書紙に包むのがマナーでしたが、時代の流れとともにその形式が変化し、封筒や袋を使用するのも一般的になってきています。

奉書紙に包む場合は、半紙でお札を包んでから奉書紙で包みましょう。封筒の場合も、お札を半紙に包んでから封筒に入れます。封筒は白で、郵便番号を記載する枠がない無地のものを選びましょう。二重封筒は、不幸重なることを連想させることから使いません。

袋の場合は、のしなしの袋を使用しましょう。水引は必要ありませんが、もしつける場合は双銀や黒白を使います。

お布施の渡し方

お布施は切手盆と呼ばれる小さなお盆にのせて渡すか、袱紗から取り出して袱紗の上にのせて渡します。直接手渡しするのはマナー違反となるため注意が必要です。切手盆がない場合には、葬儀業者が用意してくれることもあるので相談しましょう。

浄土真宗のお布施は「阿弥陀如来へのお礼」として渡すため、お布施を渡す際には「ご本尊様にお供えください」と伝えます。また僧侶へのお礼も合わせて伝えるのがよいでしょう。

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まとめ

浄土真宗のお布施はほかの宗派に比べて良心的な相場ですが、葬儀にはほかにも費用がかかるため、できるだけお布施にかかる費用を抑えたいという方も多いでしょう。

小さなお葬式では、葬式の寺院手配ができます。浄土真宗の葬儀費用でお悩みの方は、ぜひ小さなお葬式にご相談ください。

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監修
信長 洋輔(小さなお葬式 コラム編集長)
信長 洋輔(小さなお葬式 コラム編集長)

株式会社ユニクエスト社員
「小さなお葬式のコラム」の編集長。
葬儀葬式・法事法要だけでなく、終活・老後資金などFP関連の知識にも精通。
葬祭ディレクター1級の資格取得に向けて学習中。
葬儀業界最大級の、合計2000記事以上を管理。
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よくある質問

よくある質問
  • 浄土真宗とはどんな宗派?

  • 西本願寺派か東本願寺派かを判別する方法は?

  • 浄土真宗の葬儀の流れは?

  • 浄土真宗の焼香のマナーは?

  • 浄土真宗では戒名ではなく法名と呼ぶのはなぜ?

  • 浄土真宗のお供え物は何を用意すればいい?

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