参列マナー

作成日:2014年07月29日  更新日:2019年10月21日

キリスト教の葬儀に参列される方へ 知っておきたい流れとマナー

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キリスト教の葬儀に参列される方へ 知っておきたい流れとマナー

この記事は小さなお葬式が書いています

キリスト教の葬儀へ参列する際のマナーについてご存知でしょうか。キリスト教式の葬儀は仏式の葬儀と異なる部分が多いので、知っておきたいキリスト教式の葬儀の流れやマナー、注意点についてご紹介します。

また、キリスト教の葬儀を検討されている方は、こちらのページを参考にご覧ください。

参考:キリスト教の葬儀に対応「小さなお葬式」

小さなお葬式

【もくじ】
キリスト教式の葬儀の流れ
御花料と献花のマナー
キリスト教葬儀に参列する際の注意点

キリスト教式の葬儀の流れ

キリスト教には「カトリック」と「プロテスタント」があり、それぞれに葬儀の流れが異なります。

カトリックの場合

カトリックの考えでは、故人は神に委ねられ、キリストの再臨と死者の復活が願われます。葬儀は故人が所属していた教会で行われることがほとんどで、葬儀と告別式を別で行います

カトリック 葬儀の流れ

1 入堂聖歌

聖歌と共に神父が入堂します。この際、参列者は起立で迎えます。棺は一旦入り口で安置され、神父によって聖水と祈りが捧げられます。その後神父に続き、棺と遺族が入場となります。

2 開式の辞

神父が棺に聖水を注ぎ、献香します。その後、開式の辞を述べ、葬儀の開祭を告げます。

3 葬儀のミサ

葬儀のミサでは、言葉の典礼と感謝の典礼が行われます。
言葉の典礼では、神父による聖書の朗読と説教が行われ、参列者全員で祈りを捧げます。感謝の典礼では、遺族が祭壇にパンとぶどう酒を捧げ、信徒が神父から聖体(パン)を受け取ります。これは聖体拝領というもので、故人が復活の神秘にあずかり、永遠の命を得るように祈るという意味があります。

カトリック 告別式の流れ

1 入堂聖歌

葬儀の場合に同じ。

2 聖歌斉唱

参列者全員で聖歌を歌います。これにより、告別式の開式となります。

3 弔辞・弔電紹介

故人の略歴及び弔辞・弔電が紹介されます。

4 献花

献花を行う順番は、喪主、遺族、親族、一般会葬者となります。

5 遺族あいさつ

喪主が感謝の挨拶を行います。参列者が多い場合には、献花の前に行うこともあります。

プロテスタントの場合

プロテスタントの考えでは、故人は神のもとで安らかになるという思想があるため、祈りは神のために行われます。そのため、葬儀も神への感謝と遺族を慰めるという意味合いがあります。カトリックとは違い、葬儀と告別式は分けずに行われます

プロテスタント 葬儀・告別式の流れ

1 入場

オルガン演奏の中、牧師を筆頭にして棺、喪主、遺族が入場します。参列者はそれを起立で出迎えます。

2 聖書朗読・祈祷

牧師が聖書を朗読して祈祷を捧げるので、参列者は黙祷します。その後、賛美歌を斉唱します。

3 牧師による説教

まず、牧師が故人の略歴や人柄などを紹介します。その後、説教が行われます。

4 弔辞・弔電紹介

弔辞・弔電は故人の弔いというよりも、思い出を語るような内容が一般的です。

5 祈祷・オルガン奏楽

オルガンの演奏を聞きながら黙祷します。

6 告別の祈り・献花

牧師が祈りを捧げ、全員で賛美歌を斉唱します。その後、牧師、喪主、遺族、親族、一般会葬者の順番で献花を行います。

7 遺族あいさつ

遺族あいさつは献花前に行われることもあります。

葬式の流れに違いがあるだけではなく、葬儀に用いられる用語の意味に違いもあります。カトリックでは聖職者のことを神父と呼びますが、プロテスタントでは牧師です。また、礼拝の歌もカトリックでは聖歌ですが、プロテスタントは賛美歌と呼びます。

御花料と献花のマナー

御花料のマナー

キリスト教ではお香をたく文化がないため香典はありませんが、代わりに御花料として包みます。包む金額は、故人との関係性や自身の年齢によっても変わります。

故人との関係性 御花料の相場
両親 5万円~10万円
兄弟姉妹・その配偶者 3万円~5万円
祖父母 1万円~3万円
叔父・叔母・いとこ・甥・姪 1万円~3万円
嫁の実家・娘の嫁ぎ先 3万円~5万円
(先方の両親の場合。祖父母の場合は1~3万円)
ご近所 3千円~1万円
※町内で決まりがあればそれに従います。
会社関係者・友人 5千円~1万円
友人の親 5千円

包む際は、ユリの花や十字架が描かれたのし袋か白無地の封筒を使用し、表書きに「御花料」とフルネームを書いて受付で渡します。

献花のマナー

献花は仏教でいう焼香、神道でいう玉串奉奠(たまぐしほうてん)のようなもので、祭壇に白い菊やカーネーションを捧げます。献花には作法があります

キリスト教式葬儀での献花の作法について、分かりやすくまとめた動画を参考にご覧ください。

参考動画:キリスト教式葬儀(献花)の作法(やり方)・マナー【小さなお葬式 公式】 動画が見られない場合はこちら
献花の手順
① 両手で花を受け取った後、遺族に一礼して献花台に進みます。
② 茎を祭壇に向け献花台に捧げます。右手で花側を持ち、左手で茎を持ちます。
③ 一礼して黙祷します。
④ 前を向いたまま数歩下がり、遺族に一礼して戻ります。

キリスト教葬儀に参列する際の注意点

参列に適した服装

葬儀の場で着用する適した服装については、仏式の場合と同じもので問題ありません。男性であれば喪服、あるいはダークスーツ、女性は黒のスーツやアンサンブル、ワンピースなどです。靴やバッグといった小物類も黒を使い、派手な時計やアクセサリーなどは避けるのが無難です。

聖歌・賛美歌への参加

キリスト教式の特徴である聖歌・賛美歌ですが、これは強制的に参加しなければいけないというものではありません。聞いているだけでも咎められることはありません。ですが、事前に歌や祈りの一節が書かれた紙が配られるため、できるだけ参加すると良いでしょう。

お悔やみの言葉は不要

キリスト教は死に対する考え方が仏教や神道とは違い、永遠の命の始まりだとされています。そのため、亡くなったことは悲しいことですが、不幸なことではないという意識があります。「安らかな眠りをお祈りいたします」のように、故人の安寧を祈る形が一般的です。

いかがでしたでしょうか?

キリスト教式の葬儀はあまり馴染みがなく、カトリックとプロテスタントで異なる部分もあるため、戸惑うことも多いものです。 この記事の内容を頭にいれておけば、問題なく参列することができるかと思います。

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