返礼品について
返礼品は、参列者に感謝を込めてお渡しする品や参列者から包んでいただいた供物や香典の返礼品のことです。葬儀・葬式が終了し、参列者が帰られる際に、品物を入れた手提げ袋に入れてお渡しします。
返礼品の表書き
宗教・宗派に関係なく 一般的によく使われている表書き | 西日本の一部で よく使われている表書き | キリスト教式・神式の表書き |
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白黒の水引に「志」と書きます。 | 白黄の水引に「粗供養」と書きます。よくわからない場合は、白黒の水引に「志」としたほうが無難です。 | 白黒の水引に「偲び草」と書きます。 |
返礼品の種類
通夜返礼品 | 通夜式に弔問していただいたお礼として渡す返礼品です。お茶やコーヒーなど、口にするものを贈ります。 通夜振る舞いをする場合は必要ありませんが、通夜振る舞いに参加されない方には渡す必要があります。 |
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会葬返礼品 | 告別式の参列者全てに、弔問していただいたお礼として渡す返礼品です。タオルやハンカチなど使えるものを贈ります。 香典の有無に関わらず参列者全員に渡します。 |
香典返し | 香典をいただいた方へお礼として渡す返礼品です。忌明け(四十九日法要)の後に忌明けの報告とお礼をかねて行います。 香典額の半分から3分の1くらいの品物をお返しするのが一般的です。 最近では葬儀・葬式の当日に3,000円程度の品物を返す即日返しが増えています。 |
最近の傾向
通夜返礼品と会葬返礼品を兼ねた「返礼品(粗供養品)」や、通夜返礼品、会葬返礼品、香典返しを全て兼ねた「香典返し」が多くなっています。