枕花・供花とは?通夜で飾られる花について相場や依頼方法を解説
葬儀マナー[参列者]

作成日:2020年12月22日  更新日:2021年07月15日

枕花・供花とは?通夜で飾られる花について相場や依頼方法を解説

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「通夜で飾られている花の意味を知りたい」「供花の相場が分からない」「依頼の方法を知りたい」とお考えではありませんか。

通夜で飾られる花の多くは「供花」(きょうか)と呼ばれるものです。他にも「枕花」(まくらばな)と呼ばれるものも存在します。それぞれ意味や手配のタイミングが異なるので、注意が必要です。

この記事では、供花と枕花の違いや相場、依頼方法などを丁寧に解説しています。供花と枕花について知りたいという方はぜひ最後までご覧ください。

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【もくじ】
供花・枕花の持つ意味と概要
供花・枕花の相場【1万円】
供花・枕花を依頼する手順
供花の種類を宗教別に解説
供花を送るべき人と札名の書き方
【喪主向け】供花をいただいた場合の対応
まとめ

供花・枕花の持つ意味と概要

葬儀に使う花は、それぞれ意味があります。

供花とは、通夜や告別式の際、祭壇の脇に供物などと一緒に置く花です。故人や遺族への弔意を表す意味だけでなく、葬儀場を装飾し華やかにする目的もあります。供花を送る人は、明確に決まっておらず、送りたいと考える人が送れます。

遺族が供花を断っている場合があるので、送る前に許可を取りましょう。基本的に、通夜が開始する数時間前までに到着するように依頼します。

枕花は、故人の臨終から通夜の間、故人の枕元を飾る花です。故人の近くに置いておく花なので、サイズは小さく、控えめな花を使います。故人と血縁の濃い親族や非常に親しかった人だけが送れます。枕花には、故人の枕元に寄り添うという意味を持つと考えるからです。

依頼は、訃報を聞いてから行いますが、あまり早いと死を待っていたかのように感じられ、失礼にあたります。少し時間を置いてから依頼しましょう。

使用する花は、宗教ごとルールがあり、避けるべき花も存在します。後ほど詳しく解説するので、ご確認ください。

供花・枕花の相場【1万円】

供花の相場は、一基あたり7,500円~1万5,000円です。供花は、一つを「一基」(いっき)、一基が対になっているものを「一対」(いっつい)と呼びます。

以前は、一対の供花を送っていましたが、葬儀の規模が縮小されていくのに伴って、現在は一基で送ります。他にも、アレンジや季節によって値段は変わるので、予算に合わせて葬儀会社または花屋に相談しましょう。

また、相場に合わせた供花を送ることが大切です。遺族は供花のお返しをしなくてはなりません。そのため、あまりにも相場を離れた供花は遺族に気を使わせてしまうからです。

枕花の相場は、5,000円∼2万円です。故人の枕元に飾る花なので、あまり大きいと迷惑になってしまいます。1万円程度で用意するのがよいでしょう。

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供花・枕花を依頼する手順

供花と枕花を依頼する手順は変わりません。しかし、依頼するタイミングが違うので気をつけましょう。供花は、通夜が開始する前に間に合うように依頼します。

枕花は故人の訃報を聞いて、通夜までの間に飾れるように依頼します。依頼の流れを把握しておかないと、正しい時期に花を届けられなくなります。正しい時期から外れた花は、遺族の迷惑になる場合もあるので、しっかり確認しましょう。

1. 遺族に許可を取る

まずは遺族に花を送ってもいいか許可を取りましょう。特に家族葬の場合は、花を辞退することが多いです。断る理由は、送ってくれる方の負担を危惧したものや、お返しの負担を不安に思うなどがあげられます。

臨終後の遺族に連絡を取るのは気がひけるかもしれませんが、確認を取るのは非常に重要です。連絡の際に、斎場や葬儀会社を聞くようにしましょう。他にも、故人の好きだった花などを聞いて、取り入れるのもよいでしょう。

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2. 葬儀会社に連絡をする

遺族が利用している葬儀会社に連絡を取り、供花・枕花を依頼します。提携している花屋以外の花を受け付けていない葬儀会社もあるので、気をつけましょう。

葬儀会社は葬儀を把握しているので、雰囲気に合う花の種類や大きさを教えてもらいましょう。葬儀には統一感が重要なので、派手な色の花などを依頼すると、端に飾られてしまう可能性があります。

3. 花屋に連絡をする

遺族と葬儀社に連絡後に、花屋に連絡します。葬儀会社に教えてもらった花の種類や大きさ宗教などを伝えましょう。他にも、予算自分の希望を伝えるとより理想に合った花に仕上がります。

供花は、通夜が開始する3時間前には到着しなければならないので、間に合うかどうかも聞きましょう。基本的に、通夜の1日前から当日午前中までの注文であれば、間に合うケースが多いです。

供花の種類を宗教別に解説

葬儀に使用する花は宗教別に決まっています。間違った花を送ると、遺族に不快な思いをさせてしまうかもしれません。事前に把握して、気をつけて手配しましょう。

宗教が分からない場合は、花を送る許可をもらう際に一緒に聞くとスムーズです。遺族が宗教上のマナーを重んじない場合は、故人の好きな花を送ります。こちらでは宗教別に花の種類を解説しますので、ご確認ください。

1. 仏教

日本では、仏式で葬儀を行われることが多いです。

仏教の場合、百合デンファレなどの白い花をメインに使い、淡い色の花などを加えて、落ち着いた雰囲気にします。胡蝶蘭を追加すると、高級感を演出できます。

必ずしも生花である必要はなく、ブリザードフラワーという造花を使うケースもあります。地方によって違う部分があるので、遺族や葬儀会社に確認を取りましょう。

2. 神道

神道は、仏教とあまり変わりません。喪主が榊(さかき)という神様に捧げる枝を供え、喪主以外は供花を供えます。

主に白い菊を中心にシンプルに仕上げます。百合を使う場合もありますが、菊のほうが一般的です。神饌物(しんせんぶつ)と呼ばれる塩を一緒に供える場合があります。仏教と違うのは、胡蝶蘭をあまり使わない点です。

3. キリスト教

カーネーションなどの洋花を中心に使います。白い花だけではなく、色のついた花も好まれます。キリスト教は生花を使用するのがマナーです。十字架やハートのアレンジを加える場合もあります。

キリスト教では、生花を故人への花ではなく、遺族を慰めるための花として使います。ほかの宗教とは少し意味が違うので気をつけましょう。

4. 宗教が分からない場合

宗教を把握できなかった場合は、故人の好きな花を送りましょう。最近では、マナーをそこまで重要視しない葬儀も増えてきています。遺族に相談しましょう。

ただし、宗教が不明でも避けるべき花があります。例えばバラや暗い色の花は、遺族への心象があまり良くありません。また、あまりに派手な色のついた花は葬儀の雰囲気を壊します。できるだけ棘のない花や落ち着いた色の花を選ぶようにしましょう。

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供花を送るべき人と札名の書き方

基本的に供花は誰が送っても構いません。訃報の連絡をもらっていなくても、葬儀の場所と日時が分かれば送れます。送る際は、誰が送ったのかが分かるように、札名を付けます。札名の書き方を送る人に合わせて解説するので、ご確認ください。

枕花は故人と深いつながりを持っている人が送ります。訃報の連絡を受けていない人が送るのはマナー違反にあたるので気をつけましょう。

1. 家族・兄弟・親戚

家族・兄弟・親戚は個人でも送れますが、喪主が取りまとめて依頼するケースが多いです。喪主の指示に従いましょう。

名札は「喪主」「親戚一同」などと記載します。氏名を書く連名の場合は、年齢が高い人から順に書きます。連名の場合は3~4人までが一般的です。5人以上になると見にくくなるので「一同」と書きましょう。

2. 友人

故人や遺族の友人が供花を送る際は、個人または複数人で送ります。どちらで送っても問題ありません。個人で送る際は、フルネームで記載します。

複数人の場合、4人以下の場合は連名、5人以上は「友人一同」と人数に合わせて変えましょう。連名の場合は、あまり順番にこだわる必要はありません。迷う場合は50音順で記載しましょう。

3. 故人と関りのある法人

故人が務めていた会社が供花を送る場合は、以下のように書きます。人数が多いので、連名ではなく「一同」と書きます。

社名と省略するのは好ましくありません。できるだけ正式名称で記入しましょう。社名が長い場合は、株式会社を(株)と省略することを認められています。

【記入例】
・株式会社〇〇 社員一同
・(株)〇〇〇〇 社員一同

4. 喪主と関りのある法人

規模の大きい葬儀の場合は、喪主が務めている会社や取引のある会社も供花を送るケースがあります。誰から送られたのかが遺族に伝わるように、会社の詳細情報を記載しましょう。

代表者名は、関係者の中で最も高い役職の人の氏名を記載します。役職の判断が難しい場合は、最も年齢が高い人を代表にしましょう。

【記入例】
・株式会社〇〇 代表〇〇
・(株)〇〇 人事部一同

【喪主向け】供花をいただいた場合の対応

喪主は、供花に関してやるべきことが4つあります。順に解説していくのでご確認ください。やるべきことが不十分だと、葬儀がスムーズに行えないことや、希望する葬儀とは違ったものになってしまう場合があります。

また、せっかく供花を送ってくれた人に失礼になるケースもあります。葬儀前にやるべきこともありますので、しっかり確認して供花への対応をしましょう。

1. 供花の受け取りを明らかにする

喪主は供花を受け取るのか、辞退するのかを葬儀会社と弔問客に早い段階で明らかにしましょう。受け取る場合は、葬儀を華やかに行うことができます。しかしお礼の品が必要になるので、葬儀後の負担が大きくなる可能性が高いです。

辞退する場合は、葬儀の華やかさは劣りますが、落ち着いて葬儀を行えます。特に家族葬の場合は辞退するケースが多いです。

2. 供花を受け取り、確認する

供花を受け取ったら、配達伝票と実物の確認を行います。あらかじめ供花を受け取り、確認を行う人を決めておくとスムーズです。

受け取り後は、記載されている氏名などが正しいか確認しましょう。供花を送っていただいたのに、氏名が間違っていると失礼にあたるからです。

特に、法人から頂いた場合、会社の名前や代表者名が正式名称か確認を行います。省略しても問題ないのは、株式会社を(株)と表記する程度です。

3. 供花を並べる

葬儀場の雰囲気に合わせ、葬儀会社に相談しながら供花を並べましょう。まず、祭壇の左右に喪主や親戚の供花を並べます

その後は、故人とのつながりが深い順に並べましょう。あまりに派手なものや、宗教に合わないものは端に置きます。並び方に迷ってしまう場合は、故人が親しくしていた人や葬儀会社にお願いしましょう。

4. お礼状とお返しの品を送る

供花を受け取った場合は、1週間を目安にお礼のお手紙と返礼品を送ります。1週間以上かかってしまいそうな場合は、お礼のお手紙だけ先に送ると丁寧です。

返礼品は、受け取った供花の30%∼50%の相当のものを送るのが一般的です。基本的には石鹸やお菓子、お茶などの消えてなくなるものを送ります。他にもタオルなどが好まれます。

まとめ

供花は基本的に誰でも送れる故人や遺族を慰めるもので、枕花は特に親しかった人が送る故人の冥福を祈るものです。送る際は、遺族の確認をとってからにしましょう。混同せずに適切な場面で使うことが大切です。

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最後に

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