雑学

作成日:2014年11月28日  更新日:2020年02月13日

般若心経にはどんな意味があるの?現代語訳で流れと構成を理解しよう

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般若心経にはどんな意味があるの?現代語訳で流れと構成を理解しよう

この記事は小さなお葬式が書いています

仏教には経典と呼ばれる、信仰の模範を記した書物があります。その経典は、各宗派によってさまざまなものが存在しています。その経典のひとつである、般若心経は取り上げられることが多いため耳にしたことがある人も多いでしょう。

仏教の経典は全て漢字で書かれているために、般若心経も例外ではなく、ひと目見ただけでは内容がわかりません。普段唱えている、あるいは耳にする般若心経が、どのような内容であるか興味を持っている人もいるのではないでしょうか。

そこで今回は、般若心経にはどのような意味があるのか、般若心経の現代語訳と共に、流れなどをご紹介したいと思います。

【もくじ】
般若心経は「空」の思想を説いた経典
般若心経の流れ
般若心経をよく知るために
まとめ

般若心経は「空」の思想を説いた経典

般若心経とは、仏陀の教えをもとに始まった仏教である大乗仏教における、「空・般若思想」を説いた経典のことで、正しくは般若波羅蜜多心経(はんにゃはらみったしんぎょう)といいます

般若というのはいわゆる悟りのことで、これについて説いている経典全てを般若経典と呼んでいます。

三蔵法師がインドから持ち帰った経典を漢語に訳し、600巻ほどにまとめた大般若波羅蜜多経が有名です。この大般若波羅蜜多経のなかから、空の思想に関する部分だけを抜粋し、まとめたものが般若心経なのです。

般若心経を含む般若経典は他の経典とは異なり、多くの場合で仏陀の思想にとらわれないことを説いています。そのため、浄土真宗と日蓮宗を除いた多くの宗派で読まれ、また仏教以外でも読まれることがあります。しかし、仏陀の思想にとらわれないということから、批判の対象となることも多い経典といえます。

同じ仏教でも般若心経を唱えない宗派もあり、浄土真宗は南無阿弥陀仏を唱えれば救われるという本願他力の教え、日蓮宗では法華経を第一にするという教えがあることから、般若心経は唱えられません。

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般若心経の流れ

般若心経は300字程度で構成されているため、それほど長いものではありません。そのため、僧侶などでなくとも比較的覚えるのは簡単なものです。しかし、ただ唱えるだけでなく、その意味を理解しなければ経典を唱える意味は薄れてしまいます。

それぞれの文節毎に意味を確認してみましょう。

■般若心経の全文
般若心経の全文

このように、般若心経はおおまかに4つのブロックに分けることができます。

各ブロックの説明

①「誰がどのように般若を得たか」

第1のブロックでは、誰がどのようにしてこの思想を得たのか、ということが説明されています。観音菩薩が悟りを得る修行の中で、この世の五蘊(ごうん)には実体がないことを明らかにし、苦しみから解き放たれる方法を見つけたことが書かれています。

五蘊とは、人間の意識を構成する5つの要素のことです。

・色蘊(しきうん):肉体などの物質
・受蘊(じゅうん):人間が感じるもの
・想蘊(そううん):人間が想うもの
・行蘊(ぎょううん):人間が行うこと
・識蘊(しきうん):人間が認識するもの

②「弟子への呼びかけ」

第2ブロックでは、古い弟子である舎利子(シャーリプトラ)に呼びかけています。

1行目には、「この世の形あるもの全てに実体がなく、実体がないからこそあらゆる形を得ることができる。これは人間の感覚についても同じである」と書かれています。

2行目には、「実体がないのであれば、生まれることもなく、消えることもなく、汚れることもなく、清らかでもなく、増えもせず、減りもしない」と書かれています。

③「空の思想の説明」

第3ブロックでは、第2ブロックでの呼びかけに続く形で、空の思想についての解説がされています。真実の世界では、目に見えるもの、それによって感じたこと、思ったことなどは全て存在せず、それらの無知からくる悩みもありません。

しかし、その悩み自体は尽きることがありません。苦しみはなく、それを解決する方法も、それを知る方法もありません。だからこそ、苦しみを知る観音菩薩はこだわりを持たず、全ての夢想・欲から離れることで涅槃(ニルヴァーナ)へと至ることができたのです。

④「般若心経の真言について」

第4ブロックでは、その悟りの境地に至るための真言について説明しています。

この真言は並ぶことのない言葉であり、これにより苦しみは解き放たれるとされていて、それこそが般若心経なのです。真言は「羯諦 羯諦 波羅羯諦 波羅僧羯諦 菩提薩婆訶」の部分で、これには「往ける者よ、往ける者よ、彼岸に往ける者よ、彼岸に全く往ける者よ、さとりよ、幸あれ」という意味があります。

般若心経をよく知るために

般若心経はよく耳にしますが、その内容を知るのは難しいと思っている人もいるでしょう。しかし、現在は書籍やインターネットなどでわかりやすい現代語訳を確認することもできますし、読経の動画などもあります。

こういったものを活用すれば、般若心経を理解しやすくなるでしょう。

掲載サイト:ネットで反響!若者言葉の現代語訳「般若心経」

ここで紹介されている現代語訳はある動画に寄せられたコメントで、般若心経の現代語訳をロック調にアレンジしたものです。動画自体は2010年のものですが、この現代語訳は今でもさまざまなサイトで紹介されています。

掲載サイト:般若心経現代語超訳

真言宗のお寺である密蔵院のサイトで公開されている現代語訳です。柔らかい言葉で書かれているので、比較的わかりやすいと思います。

まとめ

現在、般若心経の現代語訳については書籍やインターネットなどで簡単に探すことができます。それぞれで内容が変わっていることもありますが、解釈は人によっても異なるので、どれかが間違いということはありません。

漢語で書かれている経文ではわからないことも、現代語でなら理解できることも多いと思うので、一度読んでみてはいかがでしょうか。


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