人生設計はエクセルの利用がおすすめ! 3つのコツをご紹介

人生設計はエクセルの利用がおすすめ! 3つのコツをご紹介

人生には住宅の購入や、子供の進学など、さまざまな目標やイベントが存在します。そして、イベントや目標に合わせてお金が必要になります。その中でも老後は、生き続ける限り誰にでも訪れるイベントといえるため、備えが必要です。

老後を含めた人生の備えを適切におこなうためには人生設計が重要です。将来的に発生するイベントにおいて必要な費用を把握すれば、イベントや目標に向けて用意する資金の目安が分かります。

この記事では人生設計に便利なエクセルのテンプレートの紹介と、エクセルで人生設計をおこなうコツを解説します。

こんな人におすすめ

人生設計について知りたい方

人生設計に役立つエクセルのテンプレートを知りたい方

エクセルで人生設計をするためのコツが知りたい方

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人生設計とは

人生設計とは、将来に発生する出来事や目標に対してどのように備えるのか考えることです。例えば、住宅の購入が将来の目標である場合は物件を取得するための資金を用意する必要があります。この資金をどのように用意するべきか、ローンを組む場合は何年で返済するのかを考えるのが人生設計になります。

住宅の購入に限らず、人生において発生するイベントや目標に対して備えるためには、基本的にお金がかかります。よって、備える必要があるイベントや目標をまとめて、必要な費用を算出することで将来用意するべきお金なのかが分かるようになります。

また、現在の収支をまとめた表を作成することで、現状の生活が把握できるようになり、目標となる資金を貯めるために取るべき行動が見えてきます。このような人生設計に関する書類はエクセルを利用すると作成しやすくなります。

人生設計をするメリット

人生設計をするメリットはさまざまありますが、将来のイベントや目標に対して備えることで、ゆとりを持ってイベントに対して対処できることや、将来の目標を実現できる可能性が高くなることが大きなメリットといえます。

例えば、現在の労働条件から定年退職というイベントが65歳に予想されるなら、65歳以降の人生設計を考えることで老後の生活にゆとりを持つことができます。夢や目標のために資金が必要であれば、資金を適切な方法で長期的に準備することで達成できる確率も高くなるでしょう。

また、人生設計をした結果、10年後までにいくら貯める必要があるのか具体的な数字を認識することで、お金に対する意識が変わるきっかけになります。意識が変わったことで、無駄遣いが減少し、貯蓄が増える好循環も生まれます。

人生設計は将来に不安を抱えている方や、お金に向き合うきっかけが欲しい方にはメリットが大きいといえます。

人生設計に必要な書類の種類

本格的に人生設計を始めるなら、自分の人生設計に関する事柄をまとめる書類の作成が不可欠です。まずは、老後などのこれから発生することが予想されるイベントや目標を書き出してみましょう。このように将来のイベントや発生する費用をまとめた表のことをライフイベント表と呼びます。

また、バランスシートを作成すると、将来に向けてどれくらいの資金準備が整っているのか現状を把握できます。バランスシートは預金や株式などの金融商品も含めた資産の総額とローンや奨学金などの負債の総額を書き出して、資産から負債を差し引いた純資産を求める書類のことです。

現状を把握したら、キャッシュフロー表の作成に移ります。キャッシュフロー表は現在の収支から将来の家計の変化を予想するために作成する資料のことです。現在の収支の状況は家計簿を付けていない場合は、銀行口座やクレジットカードの利用履歴などの収支が分かるデータを用意する必要があります。

ライフイベント表、バランスシート、キャッシュフロー表は専門家であるファイナンシャルプランナー(FP)に相談した場合に作成することになる資料です。しかし、これらの書類はインターネット上においてエクセル形式で無料ダウンロードできるので、個人でも作成できます。

人生設計に役立つテンプレートを気軽にダウンロードできることが、エクセルでの人生設計がおすすめとなる理由です。

人生設計に利用できるエクセルの無料テンプレート

人生設計に必要な書類は公的な組織から無料でダウンロードできます。ここからは人生設計に役立つエクセルのテンプレートを取り扱っている組織を3つ解説します。

日本FP協会

日本FP協会は金融経済教育の分野で活動するNPO法人のことであり、ファイナンシャルプランナーの養成をおこなう組織です。日本FP協会では個人の人生設計を支援する取り組みとして、先ほど紹介したライフイベント表、バランスシート、20年後に対応したキャッシュフロー表のエクセルテンプレートを無料で公開しています。

上記の3つのテンプレートに加えて、家計の収支確認表に現在の収入と支出を書き込むと貯蓄できる額が分かります。家計のキャッシュフロー表を作成する際にも役立つ資料であるため、現在の収支状況を家計簿で記録していない方はダウンロードして記入をしましょう。

専門家の業務と同じ手順で人生設計ができるので、エクセルで本格的に将来を計画したい方におすすめのテンプレートです。

参考:便利ツールで家計をチェック 日本FP協会

Microsoft

MicrosoftはMicrosoft Excelを販売している企業です。エクセルの販売元でも人生設計に利用できるライフマネープランシートがダウンロードできます。金額を入力するだけで自動計算する機能がついているだけでなく、グラフも自動生成してくれるので分かりやすい資料が作成可能です。

シートは1年間シートと10年間シートがありますが、こちらのテンプレートでは10年分のシミュレーションしかできません。10年以内の将来に向けた人生設計であれば有効ではありますが、10年を超える人生設計を考える場合は別のテンプレートを利用したほうがよいでしょう。

参考:ライフマネープランシート (1 年間、10 年間) Microsoft

ゼクシィ

ゼクシィはブライダルに関連する事業を手掛ける企業であり、新婚世帯の家計管理の支援を目的にカンタン家計簿とライフプラン表のテンプレートを無料で公開しています。

カンタン家計簿は簡易的なライフプラン表もついており、家計簿を付ける所から人生設計を始めるならおすすめのテンプレートです。ライフプラン表は20年以内の人生設計が可能となっているので、Microsoftよりも長期間の人生設計ができます。

20年後に対応しているFP協会のキャッシュフロー表と比較すると記入例が付属しており、グラフの自動生成機能もあるので、初心者が家計簿を付けるところから人生設計を始める場合はゼクシィのテンプレートのほうが親切設計といえるでしょう。

参考:カンタン家計簿&ライフシミュレーション ゼクシィ

エクセルで人生設計をするためのコツ

人生設計に役立つ無料のテンプレートを紹介しましたが、エクセルで人生設計を始める際の3つのコツについて解説します。

信頼できる組織が作ったテンプレートを活用する

紹介したテンプレート以外にも人生設計に関するテンプレートは存在し、インターネット上でダウンロードが可能です。しかし、個人で作ったテンプレートの場合は関数が間違っているなどの不具合がある可能性があります。

不具合に気づかず人生設計をしてしまうと、いざという時に計算が合わなくなるので注意が必要です。信頼できる発信元が公開しているのであれば、万が一ミスがあった場合でも、利用者が多いため指摘を受けることで修正されやすく、不具合のリスクは低くなります。

人生設計に利用するテンプレートを選ぶなら、できる限り信頼性の高い発信元を選びましょう

記入しやすい項目から始める

人生設計のためにテンプレートをダウンロードしたときに陥りやすいのは、記入項目の多さから挫折してしまうことです。記入しにくい項目は後回しにして問題ないので、まずは自分にとって書きやすい情報から記入を始めましょう

詳しい支出などは家計簿を付けていなければ記入するのは難しいため後に回して、家族構成や目標などの情報から記入を開始し、銀行の通帳や源泉徴収票などの給与が分かる書類が手元にあるなら収入も記入していきます。

すぐに書ける情報を記入し、書類が揃っていないために書けない項目に関しては自分のペースで問題ありません。書類を用意して記入をすることで未記入の項目を1つずつ埋めていきましょう。

収支を把握していないなら家計簿を付ける

正確な人生設計をおこなうためには収入と支出の把握は必須です。特に支出に関しては普段から家計簿を付けていなければ正確な値を記入するのが難しくなります。

よって、普段から家計簿を付ける習慣を身につけることが人生設計において重要です。家計簿を付けて収支の関係を明らかにすると、無駄な出費があることにも気づきやすくなります。

人生設計のメリットにはお金に対する意識が変わることも挙げられましたが、家計簿で収支を把握するだけでも、普段のお金の使い方に関する意識が変わりやすくなります。人生設計を始めるなら、収支を把握するために家計簿を付けることから始めましょう。

エクセル以外で人生設計をする方法

エクセルで人生設計をするためのコツを紹介しました。しかし、どうしても人生設計をするのが難しく、別の方法で始めたい方や、エクセルよりも楽な方法で始めたい方もいるのではないでしょうか。

エクセルで人生設計をするのが難しいと感じる3つのケースを想定して対処法を解説します。

手書きでおこなう

まず、エクセルはパソコンを使用する必要があるので、パソコンが苦手な方や、スマートフォン以外使用していない方は使いこなすことが難しいかもしれません。エクセルという形式にこだわるのではなく、形に残る形式で人生設計をおこなうことが重要であるため、手書きであっても問題ありません。

手書きで人生設計をする場合は、メモ帳やルーズリーフなどのバラバラになりやすい媒体に書くのではなく、1冊のノートに記入するのがおすすめです。手書きで家計簿を作る場合は家計簿専用のノートも販売されているので、そちらを利用してもよいでしょう。

また、スマートフォンを活用して人生設計ができるなら、そちらの方法を利用してもよいでしょう。表の作成や、収支をまとめる作業はモチベーションの維持が重要ですので、それぞれモチベーションを保てるやり方で始めましょう。

シミュレーションを利用する

エクセルよりも簡単に人生設計を始めるなら全国銀行協会が提供するライフプランシミュレーションから始めても問題ありません。こちらのシミュレーションでは、現在の収支状況から簡単に将来の収支状況を予測できます。

「きほんシミュレーション」と「くわしくシミュレーション」の2つのモードがあり、きほんシミュレーションは5つの項目を入力するだけでシミュレーションが可能です。くわしくシミュレーションでは11の項目を入力する必要がありますが、家計簿を付けなければ分からない情報が求められることはありません。

正確な人生設計をするのであれば不十分ではありますが、現状の目安を確認するなら役立つツールといえるでしょう。

参考:自分で描く未来予想図 ライフプランシミュレーション 全国銀行協会

専門家に相談する

一人で人生設計ができる自信のない方や、より正確な人生設計をしたい方はファイナンシャルプランナーなどの専門家に相談するのも選択肢の一つです。収支に関する資料を提出するだけで、専門家が代わりに人生設計に関する資料を作成してくれるので、エクセルで人生設計をする時間がない方にもおすすめです。

専門家に相談するメリットは、人生設計における課題に対する具体的な対策を講じてくれる点です。自分では気づけなかった人生設計の問題点についても指摘を受けることができます。

専門家の説明を受けることで、お金に対してより詳しくなることも期待できます。時間がない方や、専門家の意見が欲しい場合は1人で人生設計するのではなく相談も検討したいところです。

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まとめ

人生設計はインターネット上でダウンロードできるエクセルのテンプレートを利用すれば簡単にできます。信頼できる組織からダウンロードしたテンプレートを比較し、分かりやすいテンプレートを使用するのがおすすめです。

家計簿を作っていない場合は収支を把握するところから始めましょう。どうしても難しい場合は、エクセル以外の方法の検討や、専門家に相談するのも選択肢になります。エクセルに限らず自分に合った方法で人生設計を始めて、老後などの備えるべきライフイベントの対策を進めていきましょう。

監修
信長 洋輔(小さなお葬式 コラム編集長)
信長 洋輔(小さなお葬式 コラム編集長)

株式会社ユニクエスト社員
「小さなお葬式のコラム」の編集長。
葬儀葬式・法事法要だけでなく、終活・老後資金などFP関連の知識にも精通。
葬祭ディレクター1級の資格取得に向けて学習中。
葬儀業界最大級の、合計2000記事以上を管理。
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よくある質問

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  • 人生設計とは?

  • 人生設計にエクセルがおすすめな理由は?

  • エクセルで人生設計をするためのコツは?

  • エクセル以外で人生設計をする方法は?

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