通夜の日に斎場に泊まらないこともある?泊まる場合の理由と持ち物を解説
葬儀マナー[喪主・遺族]

作成日:2022年04月19日  更新日:2022年04月19日

通夜の日に斎場に泊まらないこともある?泊まる場合の理由と持ち物を解説

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葬儀の前日に執り行われることが多い「通夜」では、翌日に備えてそのまま斎場に宿泊するという方もいるでしょう。この記事では、通夜の日に斎場に泊まるのがよい理由や、泊まる場合に必要な持ち物、また泊まらない場合について解説します。

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【もくじ】
通夜とは?
通夜の日は斎場に泊まるのがよい?
通夜で斎場に泊まる人の対象
通夜の日に斎場に泊まる際の持ち物
通夜の日に斎場に泊まらないことはあるのか
まとめ

通夜とは?

通夜とは、故人を見守りながら最後の夜を過ごす儀式を指します。現在では、夕方から夜にかけて、2時間~3時間を目安に執り行われるのが一般的です。ています。

もともと通夜は、「故人の家族や親族が、夜間ずっと線香を絶やさず、故人を独りにしないようにそばにいる」というものでした。しかし現代では、告別式に参列できない方がお別れをする場という意味合いが強いといえるでしょう。ここからは知っておきたい通夜に関する基礎知識を解説します。

葬儀や告別式との相違点

「通夜」以外に、「葬儀」や「告別式」と呼ばれる儀式もあります。ここでは、混同しやすい葬儀や告別式について、それぞれの特徴と違いを解説します。

・葬儀
葬儀とは、故人の冥福を祈るための宗教的な儀式を総称する言葉です。

また、通夜の次の日に執り行われる「故人の魂をあの世へと送り出すこと」を目的とした儀式のことを葬儀と呼ぶ場合もあります。葬儀は宗教的な意味合いを持つため、無宗教の形式で執り行うのであれば、「告別式」と呼ぶのが一般的です。

・告別式
告別式とは、故人に別れを告げる儀式です。遺体を棺桶に納めて火葬場や埋葬場まで担ぐ「野辺送り」が、時代の流れとともに告別式へ変化したとされています。参列者の範囲は、身内だけでなく友人・知人や仕事仲間といった関係者まで幅広いのが特徴です。

・葬式
葬式とは、葬儀と告別式を合わせた呼び方であり、故人を弔う一連の儀式を指します。総称のため、実際は葬儀と同義で用いられることが多いでしょう。

通夜の流れ

以前の通夜は、名前の通り夜通しで行われるものでした。しかし現代では、一晩中執り行うケースは少なく、数時間で終わる「半通夜」が多くなっています。地域や宗派によって細かな部分は異なりますが、大まかな流れは以下の通りです。

1.僧侶や参列者が入場
斎場が開くと、まずは参列者が受付を行い入場します。受付を担当する方は、喪主があらかじめ決定しておくとスムーズに進行できるでしょう。このときに座る席は、故人との関係が深い方から、祭壇に近い「上座」に詰めて座ります。参列者の大半が着席し終えたら、僧侶の入場です。

2.読経
僧侶により、故人を供養するための読経が行われます。読み上げられるお経は宗派によって異なり、なかには参列者が僧侶と共に読み上げる宗派もあります。

3.焼香
通夜が進むと、進行役が焼香をあげるタイミングを知らせるので、前方に座っている方から順番に焼香を行います。僧侶が読経を続けるなかで焼香を行うのが一般的です。

焼香の作法は宗派によって異なりますが、厳格に定められたものではないため、参列した場での作法が自分の知っている作法と違うからといって、マナーに反することはありません。わからない場合は前の方と同じ方法で焼香するとよいでしょう。

4.法話
僧侶による法話(お話)があります。

5.僧侶の退場
参列者が退場する前に僧侶が退場します。

6.喪主の挨拶
喪主が参列者に向けて挨拶を行います。その後、通夜振る舞いなどがある場合は、このタイミングであわせてアナウンスされるでしょう。

7.通夜振る舞い
通夜振る舞いとは、喪主が参列者に感謝の意を込めて振る舞う料理のことです。基本的には、大人数で囲めるような大皿に盛られたお寿司やオードブルであることが多いでしょう。

通夜振る舞いの目的の1つは、故人との思い出話をすることです。そのため、喪主は弔問客に参列のお礼回りをしながら故人について語らうことが多いでしょう。

通夜のマナー

通夜に関するマナーは複数あります。あらかじめマナーを確認しておくことで、いざ通夜に行うことになった際に、周りの方々に不快な思いをさせずにすむでしょう。ここからは、通夜に関するマナーについて、それぞれの立場ごとに分けて解説します。

・参列者が注意すべきマナー
参列者は、準礼服と呼ばれる黒いフォーマルなスーツを着用しましょう。

かつては、「いきなりの訃報で慌てて駆けつけた」という意味合いが強くありましたが、現代は告別式に参列せず通夜だけに参列するという方が増えていることもあり、準礼服が主流になっています。

・遺族が注意すべきマナー
通夜の際は、喪主を始めとする遺族にも注意すべき点がいくつかあります。1つ目は、挨拶の際に「忌み言葉」を用いないことです。忌み言葉の例としては、「重ね重ね」や「たびたび」など不幸が重なることを連想させるような言葉が挙げられます。

2つ目は、僧侶へのおもてなしや配慮を忘れずに行うことです。僧侶が到着した際は、別室があるのであれば案内をして、読経してもらうことへの感謝の意を述べましょう。

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通夜にかかる費用

通夜にかかる費用は、一般的にはおよそ30万円とされています。通夜振る舞いの際に提供する飲食代は、一人につき3,000円前後であることが多いでしょう。参列者が少ない場合は一人ひとりに対して料理を提供しますが、参列者が多い場合は大皿料理といった複数人で囲める料理を提供することもあります。

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通夜の日は斎場に泊まるのがよい?

通夜を執り行った後は、そのまま斎場に宿泊する遺族の方もいるでしょう。以前は宿泊するのが一般的であったものの、今では機会が減っています。しかし、通夜の後に泊まることには重要な意味があります。ここからはその理由を解説します。

通夜の後に泊まり込むことを「夜伽(よとぎ)」といい、故人に夜通し付き添うという意味があります。しかし昨今では、故人との別れを惜しむ意味合いが強くなっています。

医療があまり発達していなかった時代には、「生きている状態で火葬しては大変なことになる」ということから、故人を24時間ほど安置して亡くなったことを確かめていました。また、夜通しで線香を焚くことには遺体の臭いを消す効果があるともいわれ、線香の香りによって周囲に喪中であることを知らせる役目もあったとされています。

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通夜で斎場に泊まる人の対象

通夜の日に宿泊する人にきまりはありませんが、故人の配偶者や子ども、孫といった身内が一般的です。また家族でなくても、故人と最後のお別れをしたいという方は対象といえます。

葬儀会社が通夜での宿泊を案内している場合は、斎場には宿泊専用の部屋が設けられていることが多いでしょう。

通夜の日に斎場に泊まる際の持ち物

斎場での宿泊は、旅行や出張などでの宿泊とは異なるので、何を持っていけばよいのかわからない方も少なくありません。通夜で斎場に宿泊する際に必要な持ち物は以下の通りです。

・着替え
・香典、数珠
・その他宿泊に必要な道具(アメニティ)

これらは、最低限必要になるものなので、1つずつ解説します。

着替え

通夜に参列した服装のまま眠ることはできないため、パジャマなど睡眠時に着る服を持参します。宿泊時の服装にきまりはありません。部屋着のようなリラックスできる格好をするとよいでしょう。

香典、数珠

通夜の日に宿泊するのであれば、香典と数珠を忘れないようにしましょう。香典と数珠は、翌日に執り行われる葬儀で使用します。通夜の翌日はそのまま葬儀に参列することになるので、あらかじめ準備しておくのがおすすめです。

数珠には魔除けの役割もあり、故人をお守りする意味も含まれているため、通夜の段階から用意しておくとよいでしょう。

その他宿泊に必要な道具(アメニティ)

歯ブラシや洗顔料などの通常の宿泊グッズも忘れずに持参しましょう。斎場によってはアメニティグッズを用意してくれるところもありますが、確認できないのであれば持参することをおすすめします。

通夜の日に斎場に泊まらないことはあるのか

最近では、通夜のスタイルが以前と変化してきていることもあり、必ずしも宿泊する必要はありません。斎場によっては、通夜が終わると施設が閉じられ、宿泊できない場合もあります。

また、医療の発達によって死亡診断が確実になり、通夜で遺体を長時間安置する必要がなくなったというのも、宿泊が不要になった要因の1つです。本来「通夜」とは夜通しかけて行う儀式のことを指すこともあり、現在では「半通夜」が主流になっています。

まとめ

親族が亡くなった際、通夜のあとは斎場に宿泊するべきか迷う方も多いでしょう。正確な死亡診断ができるようになった現代では、通夜の日に斎場に泊まる方が減っているのが現状です。しかし、場合によっては泊まる必要が出てくることもあるでしょう。その際は翌日の葬儀のことも加味して準備を行いましょう。

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