供花が設けられている斎場に配備されている芳名板とは?
雑学

作成日:2022年05月09日  更新日:2022年05月16日

供花が設けられている斎場に配備されている芳名板とは?

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供花は逝去した方を供養するために送ります。供花が設けられる斎場には「芳名板」と呼ばれる案内板が用意されていることがあります。芳名板には、氏名が列記されていますが、どのようなことをすると芳名板に名前が記載されるのでしょうか。

この記事では、芳名板について解説します。疑問を感じている方はぜひ参考にしてみてください。

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【もくじ】
芳名板とは?
供花とは?
供花と花輪、枕花や献花との違いは?
供花を送るタイミング
宗教ごとの供花
供花の札名
供花を発注する方法
まとめ

芳名板とは?

お世話になった方が逝去した際に供花を送ろうと考える方も多いでしょう。その際に「芳名板(ほうめいばん)」という言葉を目にする機会があるかもしれません。
しかし、芳名板とはいったい何のために用意されているのでしょうか。ここでは、芳名板について解説します。

芳名板とは、供花の送り主の名前を札名(ふだな)の代わりに列記する案内板のことです。送り主も花ではなく、祭壇に飾る花の費用を渡します。

芳名板は、大規模な葬儀など供花が数多く送られてくることが予想されるときに使われます。芳名板に記載される名前の順番は五十音であることが通例となっています。

供花とは?

逝去した方があの世で不自由なく過ごせることを祈願して供える生花を「供花(きょうか・くげ)」といいます。贈り主に制限はなく、誰でも贈ることができます。

贈り先は葬儀が執り行われる会場であることが大半であり、贈られた花は祭壇の両脇や会場の出入口に設置されます。

供花を贈ると斎場が華やかな雰囲気になり、逝去した方をより手厚く供養することができるでしょう。
供花に適した花はある程度きまっており、白菊や洋花がよく利用されています。

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供花と花輪、枕花や献花との違いは?

供花は、葬儀の際に逝去した方のことを想って贈るものですが、葬儀に使われる花は供花以外にも存在するため、供花との違いがはっきりわからない方もいるでしょう。ここからは、供花とその他の花との違いについて解説します。

供花と花輪の違い

「花輪」は供花と同じく斎場に設けられる花のことで、お祝い事でも利用されます。お祝い事では鮮やかな色の花を使用するのに対して、葬儀では白を基調とした花が使用されるのが一般的です。

複数の花を丸く配置し、スタンドをつけて自立する形状のものが多く、斎場の出入口など屋外に飾ることも少なくありません。花の形状や飾る場所に供花との違いがあります

供花と枕花の違い

「枕花(まくらばな)」とは、逝去した方の枕元にお供えする花のことで、逝去した方を偲び悲しみを分け合うという意味があります。白一色で用意することが多く、籠盛(かごもり)やアレンジメントで贈るのが主流です。赤や派手な色、トゲのある花の使用は控えましょう。

枕花は、訃報を受けたタイミングで贈って問題ありません。枕元にお供えするので、あまりにも大きすぎるサイズの花は控えましょう。供花と枕花は、お供えする場所や花の大きさに違いがあります

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供花と献花の違い

「献花」は、主にキリスト教の葬儀の際に参列者が祭壇に添える花を指す言葉です。仏教の焼香のように哀悼の意を示すために行われる儀式の一つで、教会が白い花を準備しています。そのため、供花や花輪のように参列者が花を準備する必要はありません。

お供えする目的や、個人で花を手配する必要がない点が供花との違いです。

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供花を送るタイミング

どのタイミングで供花を贈ればよいかわからない方も多いでしょう。

供花はお通夜に間に合うように手配します。遅くとも、お通夜の前日には届くように贈りましょう。遅れる場合は、その旨を斎場の担当者に連絡します。お通夜が始まる3~4時間前までには供花を斎場に届ける必要があります。

供花の準備は訃報を受けてからにしましょう。到着があまりにも早すぎると、亡くなることを予想していたと思われかねません。

宗教ごとの供花

宗教によって適切な供花は異なります。日本の葬儀は仏教式が多いことから、仏教用の供花を目にする機会が多いかもしれません。しかしながら、他の宗教では供花の概念や花の種類が異なるので注意が必要です。

ここからは、宗教ごとの供花の違いについて解説します。

仏教

葬儀が仏式の場合は、斎場の広さに応じて臨機応変な対応ができる籠盛が使われることが多いでしょう。斎場の規模が分からない場合は、葬儀社に相談すると規模に合った花のサイズを提案してもらえます。

花は造花ではなく生花を使用します。菊や百合など葬儀にふさわしい控えめな色合いの花がよく利用されます。派手すぎる色や不幸を連想させるような色は控えましょう。

ただし、選ばれる花は地域によっても異なります。葬儀が行われる地域の慣習に合わせるのが賢明です。

神道

神道における供花の捉え方は、仏教の供花の概念と大差ありません。一昔前までは参列者が榊(さかき)をお供えすることもありましたが、現在では榊は喪主が用意してお供えします。そのため、参列者は別の花を準備します。

花は、仏教と同様に籠盛を使用して菊や百合などを贈ります。神道では胡蝶蘭を供花として贈らない点が仏教との違いです。

キリスト教

キリスト教では、花輪を供花として扱うことがありません。葬儀の際に用意する花は故人ではなく、遺族へ向けられたものです。遺族側が供花を辞退することも多いため、供花を準備する前に必ず遺族に確認をとりましょう。

また、キリスト教の供花には札名がありません。花の上に札名をつけず、芳名板に名前を掲示します。

花の種類は洋花が用いられ、菊などの和花やサイズの大きな花が使用されることはありません。カーネーションや百合がよく選ばれ、色のついた花が利用されることもあります。

キリスト教では十字架型やハート型など、花で特定の形を作ることも少なくありません。

供花の札名

葬儀に参列したときに、供花に添えられた札名を目にしたことがある方もいるでしょう。札名の書き方を間違えることは、マナーに反します。ここからは、いざというときに備え供花に添える札名の書き方について解説します。

法人で贈る場合

逝去した方に対して、会社などの組織から供花を贈ることもあるでしょう。その場合は、会社名や組織の名前を記載するのが一般的です。組織名は略称を使用せず、正式名称を記載します。会社名や組織名が長く札名に入りきらない場合に限り「株式会社」という文字を「(株)」と省略しても問題ありません。

部署単位で供花を贈る場合は会社名と部署名を記載しますが、その際も所属先は正式名称で記載するのがマナーです。

個人で贈る場合

個人単位で供花を贈る場合は、札名には自身の氏名を書きます。逝去した方と同じ会社や組織に属している間柄であっても、会社名や組織名を記載する必要はありません。

連名で贈る場合

複数人で一つの供花を贈る場合は、連名で全員の名前もしくは一部の方の名前を記載します。

しかし、贈り主同士がどのような関係であるかによって、氏名を記載する順番が異なります。一番右には、贈り主の中で一番上の役職の人の名前を記載します。その方を基準に、左にいくにつれて役職が低い方の名前を記載していきます。

贈り主の役職に差がないのであれば、名前の記載順を気にする必要はありません。他には、「友人一同」と記載して名前は記入しない方法もあります。

供花を発注する方法

自分と関わりのある方の訃報に接し、供花を送ろうと考える方もいるでしょう。しかし、実際に供花を贈るとなると、どのように手配すればよいのかわからない方も少なくありません。

ここからは、供花を発注する方法について解説します。

葬儀社で発注する

供花は葬儀社へ発注することができます。葬儀社は葬儀に関係する知識が豊富なので、葬儀の概要を伝えるとふさわしい供花を用意してもらえるでしょう。

費用は、1万円~2万円の間であることが一般的です。逝去した方との関係性によって金額をきめるとよいでしょう。また、急ぎで対応してもらいたい場合も葬儀社に発注することをおすすめします。

花屋で発注する

花屋は花の扱いに長けているので、希望の種類の花でアレンジメントをつくってもらえることが利点です。しかしながら、葬儀社の方針次第では他業者から供花を発注できない場合もあるので注意が必要です。

また、葬儀社と連携していない花屋で発注してしまうと、葬儀の雰囲気に合わない供花が仕上がる恐れもあります。花屋で発注する場合は、事前に葬儀社に問い合わせてから発注するとよいでしょう。

インターネットで発注する

供花はインターネットからも発注できます。自宅から発注できる点がメリットですが、送料や手数料が発生する点はデメリットといえるでしょう。

手配先が斎場から離れていると、その分送料も高くなるので注意が必要です。

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まとめ

供花は逝去した方に供える花で、札名が添えられることが多いでしょう。斎場が小規模で供花を置くスペースがない場合は、祭壇に設ける花の費用の一部を負担する方もいます。その方々の名前を列記するための案内板が、芳名板です。

小さなお葬式は供花や芳名板などの手配にも精通しています。葬儀に関する疑問や不安についても、専門知識を豊富に持った総勢60名のスタッフが丁寧にアドバイスします。ぜひお気軽にご相談ください。

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