果物はお供え物の定番│おすすめの種類や飾るときのマナーを解説

果物はお供え物の定番│おすすめの種類や飾るときのマナーを解説

法要に招かれたときはお供えするものを持参します。果物はお供え物の定番ですが、選び方や飾り方がわからないという方もいるのではないでしょうか。

そこでこの記事では、お供えする果物のマナーについて解説します。いざというときのために、お供えに適した果物や正しいお供えの仕方を知っておきましょう。

こんな人におすすめ

お供え物にお悩みの方

お供え物に適した果物を知りたい方

お供え物の飾り方を知りたい方

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お供え物におすすめの果物は?

お供えする果物にきまりはありませんが、お供え物を受け取る施主の負担にならないような配慮が必要です。どのような果物がお供えに適しているのかがわからないと、気づかないうちに迷惑をかけてしまいます。ここからは、お供え物に適した果物を紹介します。

相場を意識して購入する

お供え物を選ぶ際は、相場を意識することが大切です。お供えする果物にかける費用は3,000円~5,000円程度であることがが多いですが、先方との関係性によっては8,000円~1万円ほどかけることもあるようです。

法要後の食事会(お斎)に参加する場合は、果物代を抑えて現金を包むこともあります。状況に合わせて調整する必要があり、また、家庭や地域によって相場が異なるケースもあるので不安なときは周囲の詳しい方に確認すると安心です。

日持ちするものを選ぶ

お供え物は数日間仏壇に飾り続けることもあるので、イチゴなど傷みやすい果物はお供えには向いていません。仏壇に飾る際は常温で保存することになるので、リンゴなど常温でも長持ちしやすい果物が適しています。

また、管理に手間がかかる果物も避けたほうが賢明です。汁が出るものや香りが強いものは選ばないようにしましょう。

お供え物に「かご」は必要?

果物のお供え方法には、果物を個別でバラバラにお供えする場合と、かごに盛りつける場合の2通りがあります。法要で果物をお供えする際、かごを用意すべきか悩む方もいるかもしれませんが、かごはあってもなくてもかまいません

かご盛り果物は見栄えがよく、あらためて盛りつける必要もないので、そのままお供えできます。しかし、価格は単品で買うよりも割高で、果物の組み合わせを自分できめられないという短所もあります。自身の状況に応じて選ぶことをおすすめします。

お供え物の果物はどこで購入すればよい?

お供え用の果物はスーパーマーケットでも購入できますが、目上の方に贈る場合は百貨店などで買うことも検討しましょう。デパートはギフトサービスが充実していて、マナーに精通した店員も常駐しています。そのため、法要について知識がなくても安心して購入できるでしょう。

デパートまで足を運んで購入したという事実も、相手に敬意が伝わりやすいでしょう。独自のお供え物を贈りたい方は、全国の銘品がそろうインターネットショップで購入するのもおすすめです。

お供えの果物には「のし紙」を掛けるのがマナー

お供え物は故人や仏様に捧げるものなので、敬意を示すために「のし紙」を掛けるのがマナーです。のし紙や水引の種類は用途によって異なります。ここからは、法要のお供え物に適した「のし紙」を紹介します。

「のし紙」の水引の種類は?

弔事の贈り物では、結び切りの水引を使うのがマナーです。結び切りは解いて再利用できないことから「不幸は一度きりでよい」という意味がこめられています。

水引の色は黒白か双銀が一般的ですが、一部の地域では水色や黄白を使う場合もあります。参列する法要によって適切な水引が変わることもあるので、地域の風習がわからないときは葬儀社やお寺に相談してから用意しましょう。

表書きの書き方

「のし紙」に記載する表書きは、果物の場合は「御供」や「御供物」がよく用いられます。「御供物料」や「御香典」は現金を包んだ場合に使う表書きなので、混同しないように注意してください。

表書きの水引を挟んだ下部には送り主の氏名を記載します。名字だけでは施主が誰からもらったものなのか判別できなくなるため、姓名で書くようにしましょう。

お供え果物の飾り方

仏壇には上・中・下段があり、果物は中段にお供えします。中段にのりきらない場合は、仏壇の前に卓や台を置いて飾りましょう。ほかにも、果物は以下の2点に注意して飾りましょう。

飾る個数にきまりはある?

果物に限らず、お供え物を飾るときは奇数が好ましいとされています。偶数は割り切れる数字であることから「縁が切れる」と解釈されており、故人との別離を想起させることから避けたほうがよいとされています。

加えて、数字の「4」は「死」や「9」は「苦」を連想させるため、「忌み数(いみかず)」といわれています。これらはあくまで根拠のない通説ですが、気にする方が一定数いる以上、配慮したほうが賢明です。

お供え物は一定期間飾ったあとは食べてOK

飾り終わったお供え物の果物は、家の方が食べても問題はありません。仏壇にお供えしたものをいただくことを「おさがりをいただく」といいます。仏様に捧げたものをありがたくいただくことで、食べものや命のありがたみを感じることができます。

「おさがり」をいただくことは仏様との交流の一部であり、感謝を伝えるための儀式でもあります。残さずに完食するのがマナーです。

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まとめ

お供え物にする果物は、常温でも傷みにくく管理に手間がかからないものが適しています。また、丸い形のものは縁起がよいとされているので、リンゴやグレープフルーツなどがおすすめです。果物はスーパーマーケットや百貨店で購入できますが、品ぞろえが豊富なインターネットショップも人気があります。

小さなお葬式では、葬儀や法要のマナーについて詳しく知りたい方のために実践的で役立つ記事を多数ご用意しています。お電話でのサポートも承っていますので、お気軽にご相談ください。

監修
信長 洋輔(小さなお葬式 コラム編集長)
信長 洋輔(小さなお葬式 コラム編集長)

株式会社ユニクエスト社員
「小さなお葬式のコラム」の編集長。
葬儀葬式・法事法要だけでなく、終活・老後資金などFP関連の知識にも精通。
葬祭ディレクター1級の資格取得に向けて学習中。
「小さなお葬式のコラム」では、合計2000記事以上を管理。
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