年末年始にかけてお墓参りしようと考えている方がいるかもしれません。新年に向けてお墓参りに行きたくても適切なタイミングが分からない場合もあるでしょう。
この記事では正月のお墓参りに関する注意点やタイミングについて解説します。お供え物について理解を深めたい方にも役立つ情報をまとめました。
<この記事の要点>
・正月にお墓参りをしても問題ない
・お墓参りと初詣は日程をずらすとよい
・寺院や霊園が慌ただしい時期になるため、大晦日のお墓参りは避ける
こんな人におすすめ
年末年始のお墓参りを考えている人
お墓参りの時期に悩んでいる人
年末年始であってもお墓参りは可能です。お盆やお彼岸、故人の命日などに参列するイメージがある一方、お墓参りに行ってはいけない日はありません。正月にお墓参りしても問題ないことを理解しておきましょう。
ただし地域によっては、正月を家庭で過ごすのが通例と考える場合もあります。慣習にしたがって適切なタイミングでお墓参りをしましょう。
新年を迎える時期は、お墓参りに適しているといわれています。
ここでは正月にお墓参りしやすい理由について解説します。
年末年始に帰省するという人も多いでしょう。仕事や学校が落ち着いている時期でもあり、時間的な余裕も生まれやすいため、お墓参りに行く方も一定数います。
家庭によっては、新年を迎えるごとにお墓参りへ行く場合もあるでしょう。時間に余裕があるタイミングで故人や先祖に挨拶するのがおすすめです。
正月はご先祖様に新年の挨拶を交わすタイミングです。神道においては、古来より正月に年神様やご先祖様をお迎えし、新年の挨拶をするのが通例と考えられてきました。そのため、正月にお墓参りをすることを恒例行事としている家庭も少なくありません。
新年を迎えるにあたって、故人やご先祖様にも気分よく一年をスタートしてもらうことを意識しましょう。
新年のお墓参りではいくつか注意点があります。混雑が予想される時期だからこそ、スケジュールや安全面において十分な配慮が必要です。
ここでは正月のお墓参りにおける注意点を紹介します。
お墓参りと初詣は日程をずらすのがおすすめです。お墓参りは故人やご先祖様に挨拶する意図がある一方、死の気配を持ち込む可能性があります。
神道では死のけがれに対する意識が強い傾向にありますので、初詣と同じ日にお墓参りに行くのは避けた方がよいでしょう。
お墓参りの日は予定を詰め込みすぎないのが重要です。他の用事のついでにお墓参りをすると「ついで参り」になってしまい、マナーとして好ましくありません。
正月はイベントも多く、複数の予定を入れたくなる場合もあるかもしれませんが、お墓参りに行く日は時間にゆとりを持たせておきましょう。
安全面に十分な配慮をしましょう。年末年始は帰省などの移動も多く、交通量が多い傾向にあります。時間にゆとりを持ち、安全第一の意識を忘れずに向かいましょう。
地域によっては、路面の凍結や積雪による影響で外出が危険な場合もあるかもしれません。天候や当日の体調などを考慮したうえで、新年のお墓参りに行くようにしましょう。
神道においては死のけがれを避ける考えがあるため、喪中のお墓参りは避けるのが無難とされています。地域によって慣習が異なる場合もありますが、共通認識のひとつとして理解しておきましょう。
一方で仏教では、お墓参りを故人の供養のひとつと考えられていますので、喪中の正月にお墓参りをしても問題ありません。
年末年始のお墓参りは、どの時期や時間帯に行くのが適切か、イメージしづらい方もいるでしょう。
ここでは年末年始におけるお墓参りのタイミングを紹介します。
基本的にお墓参りはいつ行っても構いませんが、午前中に行くのが好ましいとされています。特にお墓までの距離が遠い場合、午後から行くとお参りの時間が十分に取れなくなる場合もあります。できる限り、午前中に行くようにしましょう。
大晦日はできるだけお墓参りを避けましょう。寺院や霊園が慌ただしい時期になるためです。お墓参りに向かう前に、訪問可能かどうか連絡をしておくと安心です。
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年末年始のお墓参りに行く際には持ち物も確認しておきましょう。
ここでは正月のお墓参りで持参したいものを紹介します。
生花や造花を用意しておくのがおすすめです。お墓参りの際に好まれる花の品種としては、次のものがあげられます。
・菊
・カーネーション
・リンドウ
一般的にはお供えには生花が好まれますが、近年では造花でも問題ないといった認識が広がっています。
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お供え物には線香や故人が好きだった食べ物などを用意します。ただし臭いが強いものや、派手な色・見た目のものは避けましょう。ほかの参列者の迷惑にならないよう、マナーを守りつつお供え物を選びましょう。
墓前で手を合わせる前に、お墓周辺を掃除しましょう。ごみや落ち葉などを掃くためのほうきや墓石を磨くための柔らかい生地の布、歯ブラシなどがあれば安心です。ごみを回収するための袋も用意しておくと、掃除の手間が省けるでしょう。
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年末年始にお墓参りに行っても問題ありません。特に正月は、神道において年神様やご先祖様に挨拶する時期と考えられています。スケジュールに余裕を持ち、安全面に十分配慮してお参りに臨みましょう。
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