お墓参りに行くのはいつがよいのか、どのくらいの頻度でいけばよいのか、疑問を持っている人がいるかもしれません。また、なかなかお墓参りに行けずに悩んでしまうこともあるでしょう。
この記事では、お墓参りに行く頻度はどのくらいがいいのかについて、詳しく解説します。また、お墓参りの意味、行くのに適した時期、お墓参りに関する迷信についても説明しますので、ぜひ参考にしてみてください。
<この記事の要点>
・お墓参りは先祖を供養するために行い、お供え物や線香を持参して手を合わせる
・お盆やお彼岸、命日にお墓参りをすることが多いが、行きたいときに行ってもよい
・お墓参りの頻度にきまりはない
こんな人におすすめ
お墓参りに行く予定がある人
お墓参りに行く頻度について悩んでいる人
お墓参りに行くのは当たり前の事のように思えますが、あらためてお墓参りの基礎知識を押さえておきましょう。
ここでは、お墓参りの意味、お墓参りとは何をするのかについて解説します。
お墓は、故人やご先祖様の供養を行うための場所です。お墓参りに行くことで、故人を偲んで冥福を祈り、命をつないできてくれたことへの感謝を伝えることができます。
また、故人やご先祖様に対して近況報告を行い、お墓に向かって手を合わせることで、心が落ちつくという人もいます。
お墓参りに行ったときには、お墓の掃除をして、お供え物をお供えし、線香を供えて手を合わせてお参りするのが一般的です。
お供えは、線香・花・灯明・水・食べ物の「五供(ごく)」と呼ばれるものを供えることが基本とされています。
お墓参りには行かなければならないタイミングというものはなく、いつ行ってもかまいません。
ご先祖様は、いつでもお墓参りに来てくれたことを喜んでくれるはずです。
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お墓参りにはいつ行ってもかまわないのですが、お墓参りに行くのに適した時期・時間帯があります。お墓参りに行く際の参考にしてみてください。
故人やご先祖様が、あの世からこの世に戻ってくるとされる「お盆」は、多くの人がお墓参りに行く時期です。お盆の期間は、8月盆の地域では8月13日~16日、7月盆の地域では7月13日~16日が一般的です。
春と秋のお彼岸も、お墓参りに行く人の多い時期です。春彼岸は春分の日を中日とした前後3日間を含む7日間、秋彼岸は秋分の日を中日とした7日間を指します。
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一般的には、年に1回の故人が亡くなった月日である「祥月命日」にお墓参りをします。
また、故人が亡くなった日である「月命日」にもお参りに行く人もいますが、忙しくて行けない人は、仏壇の位牌に向かって手を合わせましょう。
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年末年始のお墓参りは、故人やご先祖様に対して、1年の報告をしたり、新年の挨拶ができたりする場でもあります。
普段は離れて暮らしている家族も、年末年始には帰省する場合が多いため、家族揃ってお墓参りに行くには適しているといえます。
お墓参りに行く時間帯は午前中がおすすめです。朝のうちであれば霊園が比較的空いていること、暑い時期でも涼しいことなどが理由として挙げられます。
どうしても午後になってしまう場合は、なるべく明るいうちに行くのがおすすめです。暗くなりはじめると、お墓の掃除がしにくくなり、防犯面からも避けた方がよいでしょう。
忙しくてお墓参りになかなか行けない人にとって、どれくらいの頻度で行けばよいのか悩むこともあるでしょう。
ここでは、お墓参りに行く頻度について解説します。
お墓参りの頻度に特別なきまりはありません。1年に何回行かなければならないということはないため、行けるとき、行きたいときに行くのがよいでしょう。
お墓参りに行くことを義務と感じたり、負担に思ったりすると、お墓参りが苦痛になってしまいます。頻度や回数を気にせずに、楽しむくらいの気持ちで、気軽にお墓参りに行きましょう。
お墓参りに行く人が多いのは、祥月命日、お盆、春彼岸、秋彼岸、年末年始です。これら全てのタイミングでお墓参りに行くとすると、1年に5回ということになります。
ただし、大切なのは、故人を偲んで心を込めてお墓参りに行くことですから、回数は気にしなくてかまいません。
お墓参りには、昔からタブーとして伝えられていることがあります。地域によっても異なりますが、代表的な迷信を3点紹介します。これらはタブーとされていても、実際には気にしなくてよいものです。
お墓参りには1人で行ってはいけないと言われることがあるかもしれません。かつては、墓地が不便な場所にあったり、足場が悪く危険な環境にあったりしたため、1人で行くのは危険だと考えられていました。
しかし現代では、墓地は整備されており危険性は低いため、日中であれば、お墓参りに1人で行っても問題ありません。
お墓参りに行ったときに転んでしまうと、寿命が縮まるなどの不吉なことが起こるという言い伝えがありますが、気にすることはありません。
墓地には角の尖った石がたくさん並んでいるため、お墓参りに来た子どもが走り回ったりすると危険なため、転ばないように言い聞かせるために作られた話のようです。
仏滅や友引など、お墓参りに行ってはいけない日とされている日がありますが、禁止されているわけではありません。
もし、年配の方などで気にする人がいる場合には、「気にしなくてよい」と説得するのではなく、気になる日を避けて日程調整をするとよいでしょう。
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お墓参りに適した時期はありますが、「行かなければならない」というものではありません。頻度は気にせず、行けるときや行きたいときに、故人を偲んでお墓参りに行きましょう。
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初七日とは故人の命日から7日目に行われる法要のことです。ホゥ。