お墓参りは、家族や親族が集まる貴重な機会です。「せっかくなので集合写真を撮影したい」と考える方がいるかもしれませんが、墓地で写真を撮っても問題はないのでしょうか。
この記事では、墓地で写真を撮る際の注意ポイントやマナーについて詳しく解説します。故人を偲びつつ、マナーを守って写真撮影をしましょう。
<この記事の要点>
・墓地での写真撮影は基本的に制限されていないが、他の参拝者への配慮が必要
・遠方の人への写真や修繕依頼のためなど、特定の目的で撮影する場合は事前にお墓に手を合わせる
・撮影時は周りのお墓が写らないように配慮し、SNSなどには絶対に投稿しない
こんな人におすすめ
墓地で写真を撮る可能性がある人
墓地でのマナーについて知りたい人
墓地で写真を撮ることは不謹慎ではないだろうかと思う人がいるかもしれませんが、実際にはどうなのでしょうか。墓地での写真撮影の可否について解説します。
基本的に墓地での写真撮影に制限はないため、許可を得ずに撮影しても問題はありません。ただし、お墓は故人が眠っている厳粛な場所です。
禁止されていないとはいえ、他にもお墓参りに来ている人がいる場合には、配慮が必要です。
自由に撮影してもよいとはされているものの、マナーとして興味本位での撮影は避けたほうがよいでしょう。
まずはきれいにお墓の掃除をして、供花などをお供えします。その後に、故人に手を合わせて挨拶をした上で、必要最低限の枚数だけ撮影するようにします。
墓地で写真撮影をする場合、どのような場合であればマナー違反にならないのでしょうか。墓地で写真を撮る場合の代表的な3つのシーンを紹介します。
新しくお墓を建てた際には、記念のために写真を撮る場合があります。また、なかなか揃うことのない親族が集合して、故人のお墓を囲んで記念写真を撮影したいと考えることもあるでしょう。
遠方に住んでいるなどお墓参りに来られない人のために、墓地の写真を撮る場合があります。事前にお墓に手を合わせて、誰に写真を送りたいのかを報告してから撮影するとよいでしょう。
お墓の修繕・修理を石材店に依頼する際に、現況の写真を持っていく場合もあります。
この場合には、自分のお墓だけではなく、周辺の状況、霊園の様子なども撮影する必要があるかもしれません。あらかじめ、墓地の管理者に許可を得てから撮影しましょう。
墓地での撮影時には注意しなければならないことがありますので、しっかりと理解しておきましょう。墓地で写真を撮る際の3つの注意ポイントについて解説します。
お墓参りに1人で行くのであれば問題はありませんが、同行者がいる場合には、必ず了承を得てから写真を撮りましょう。
中には墓地で写真を撮ることをよくないと考えたり、縁起が悪いと捉えたりする人もいるかもしれません。
他人のお墓を撮影すべきではないことを理解してはいても、隣接するお墓の敷地に足を踏み入れてしまう場合があるかもしれません。
まだお墓が建てられる前だとしても、他人の敷地内には入らないように気をつけましょう。
お墓は故人の家と同じであるため、許可を取らずに他人のお墓を撮影するのはマナー違反です。背景にたまたま写ってしまうのもよくありません。構図を工夫したり、お墓の近くに寄ったりして、周りのお墓が写らないように工夫しましょう。
墓地での撮影後は、その写真の扱いについても気をつけなければならないポイントがあります。マナー違反にならないように注意しながら、写真を大切に保管しましょう。
墓地の写真やお墓参りに行った様子をSNSに投稿することはやめましょう。墓地で写真を撮ることをよくないことと考えたり、不快だと感じたりする人もいます。
また、悲しい気持ちを抱いてしまう可能性もあるでしょう。
お墓の写真には、個人情報が含まれています。風景などから霊園を特定されたり、墓石に刻まれた故人の名前や没年月日などの情報を判読されたりすることもあるため注意が必要です。
また、建立者がまだ亡くなっていない場合は、個人情報の拡散にもつながりかねません。
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原則として、墓地での写真撮影は制限されていません。ただし、興味本位での撮影は行わず、さまざまな配慮が必要なことも理解した上で撮影しましょう。
小さなお葬式では、墓地での写真撮影などに関する疑問にお答えいたします。また葬儀に関することなら、どんなことでもお気軽にご相談ください。24時間365日、専門のスタッフがお待ちしております。
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