お墓参りにふさわしい服装とは?シーン別のマナー・身だしなみについても解説

お墓参りにふさわしい服装とは?シーン別のマナー・身だしなみについても解説

お墓参りに行く際に、どのような服装をすればよいのか、迷う人もいるかもしれません。葬儀のときのように喪服を着用するべきなのでしょうか。

この記事では、お墓参りにふさわしい服装、お墓参りのシーン別服装、お墓参りの身だしなみについて解説します。また、お墓参りで避けたほうがよい服装についても紹介しますので、お墓参りに行くときの参考にしてください。

こんな人におすすめ

お墓参りに行く予定がある人

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お墓参りにふさわしい服装

お墓参りに行く際には、どのような服装がふさわしいのでしょうか。葬儀などとは異なり、お墓参りの服装に特別な決まりはありません。ただし、お墓参りに来ている他の人たちへの配慮は必要です。

服装に決まりはない

お墓参りに行く服装に、特別な決まりはありません。喪服で行くべきというルールもありませんし、普段着でも差し支えありません。

故人やご先祖様に会いに行く気持ちで準備をして、お墓へ行くとよいでしょう。一緒に行く人と、服装について事前に相談しておけば安心です。

周囲への配慮は必要

お墓参りの服装に決まりはないとはいえ、他にもお墓参りに来ている人がいるかもしれないため、周囲への配慮は必要です。

大切な人を亡くして、悲しい気持ちでお墓参りをしている人もいるかもしれません。他の人に不快感を与えないように、最低限のマナーは守りましょう。

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お墓参りで避けたほうがよい服装

お墓参りの服装に決まりはありませんが、ふさわしくない服装がありますので、注意が必要です。お墓参りで避けたほうがよい服装を3つ、理由とともに紹介します。

肌の露出が多い服

肌の露出が多い服は、周囲の人が不快に感じるかもしれないため、避けたほうがよいでしょう。ノースリーブ、タンクトップ、ミニスカート、ショートパンツなどはふさわしくありません

また、見た目の問題だけではなく、墓地周辺は草木が多い環境の場合があります。蚊に刺されたり、草でかぶれたり、枝で怪我をする危険性もあるため、肌の露出が多い服装はやめましょう。

毛皮・革製品

毛皮のコート、クロコダイルのバッグやベルトなどの革製品、ゼブラ柄やヒョウ柄の服装は、殺生を連想させる可能性があるため避けたほうがよいでしょう。

フェイクファーや、イミテーションの柄であったとしても、本物のように見えたり、他の人に殺生を感じさせるかもしれないので、お墓参りにはふさわしくありません。

派手な色や柄

原色などの派手な色、迷彩柄などの目立つ柄の服は、お墓参りには向いていません。お墓参りは黒、白、グレー、茶などの目立たず地味な色の服装を心がけましょう。

墓地や霊園には、さまざまな考えを持った人や、悲しい気持ちを抱えた人が来ることを考えて、配慮しましょう。

お墓参りのシーン別服装

お墓参りと一口にいっても、お彼岸、お盆、法要、人生の節目などさまざまなシーンがあります。特別ではない、日常的なお墓参りもあるでしょう。そこで、それぞれのシーンにふさわしい服装について紹介します。

お彼岸・お盆のお墓参り

お彼岸やお盆の時期には、多くの人がお墓参りに来ています。服装は普段着でかまいませんが、夏の暑い時期でもなるべく肌の露出の少ないものを選びましょう。

ただし、初盆の法要を執り行う際には、夏用の礼服が基本です。平服の案内があった場合には、スーツやジャケット、ワンピースなどを着用しましょう。

法要の際のお墓参り

墓前で法要を執り行う場合や、法要後に参列者でお墓参りに行く場合には、礼服を着用するのがマナーです。特に一周忌、三回忌では礼服を着ましょう。

七回忌以降はスーツを着用するケースもあります。地域や親族によっても、どのような服装がよいのか、考え方が異なりますので、あらかじめ相談しておくとよいでしょう。

日常的なお墓参り

日常的なお墓参りに行くときには、派手な色を避ければカジュアルな普段着でもかまいません。特に、お墓の掃除や草むしりをする場合には、汚れてもよい服装を選びましょう。

また、肌の露出の少ないものが好ましいですが、暑い時期は熱中症にならないように気をつける必要があります。

人生の節目でのお墓参り

入学、卒業、成人式、就職、結婚など、人生の節目となる際にお墓参りに行き、報告をしたい場合もあるでしょう。

入学であれば制服、成人式であれば振袖、就職であればスーツなど、報告をしたい内容に合わせて服装を選べば、故人やご先祖様にも喜んでもらえるのではないでしょうか。そのような場合には、派手な服装になっても問題はありません。

お墓参りの身だしなみ

お墓参りに行く際には、服装だけではなく、靴、アクセサリー、帽子などの身だしなみにも配慮しましょう。どのようなものがふさわしいのか、それぞれの注意点を解説します。

歩きやすい靴

墓地には砂利道や石階段などがあるため、歩きやすい靴を履いていくのがおすすめです。雨で濡れていると滑る場所もあるかもしれませんので、ヒールのある靴よりも、スニーカーなどがよいでしょう。

墓地への行き帰り用の靴と、墓地に入ってから用の靴とを履き替えてもかまいません。しっかりとお墓の掃除をしたい場合には、長靴も適しています。

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派手なアクセサリーはつけない

周囲の人への配慮として、派手なアクセサリーを身につけるのは避けたほうがよいでしょう。つけないのが無難ですが、つけるとしても地味で小さめのものを選びます。

大きなアクセサリーは、墓石を傷つけてしまうこともあるため、墓地に入る前に外しておきましょう。また、匂いの強い香水なども他の人に不快感を与えてしまうかもしれないので、身につけないのが基本です。

帽子は問題ない

お墓参りには、帽子をかぶって行っても問題ありません。熱中症予防や防寒になるので重要なアイテムですが、派手な色やデザインのものは避けましょう

お墓にお線香をあげ、手を合わせる際には、必ず帽子を脱ぎましょう。帽子をかぶったままだと故人やご先祖様に対して失礼にあたります。

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まとめ

お墓参りの服装に決まりはありませんが、周囲への配慮は必要です。他の人に不快感を与えないように注意して、節度を守った服装でお墓参りをしましょう。

お墓参りにふさわしい服装やマナーについて知りたい方は、小さなお葬式にご相談ください。お葬式の流れ、費用、地域ごとの風習や作法など、葬儀に関する疑問についてのお問い合わせでもかまいません。小さなお葬式では、365日24時間、通話料無料でお電話を承っております。

監修
信長 洋輔(小さなお葬式 コラム編集長)
信長 洋輔(小さなお葬式 コラム編集長)

株式会社ユニクエスト社員
「小さなお葬式のコラム」の編集長。
葬儀葬式・法事法要だけでなく、終活・老後資金などFP関連の知識にも精通。
葬祭ディレクター1級の資格取得に向けて学習中。
葬儀業界最大級の、合計2000記事以上を管理。
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