終活

作成日:2014年02月10日  更新日:2020年01月22日

遺影写真の用意のしかた

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遺影写真の用意のしかた

この記事は小さなお葬式が書いています

遺影写真は故人の最後の記録であるため、記憶に残るようないい写真を用意したいもの。後悔しない遺影写真を用意するには、どうすればよいのでしょうか。
今回は、遺影写真の用意の仕方や注意しておきたいことなどについてご紹介します。

【もくじ】
遺影写真は故人の最後の記録
遺影写真の選び方のポイント
遺影写真の適切なサイズは?
遺影写真を自分で用意する方が増加
生前に遺影写真を撮影するには?
写真から遺影写真の作成を依頼するには?
葬儀での写真撮影のマナーとは?
葬儀での写真撮影はプロに依頼するという方法もあり
まとめ

遺影写真は故人の最後の記録

遺影写真とは、祭壇などに飾られている故人の写真のことです。 葬儀が終わったあとは、後飾り壇(火葬後に遺骨を安置しておく2段から3段ほどの壇)や仏壇の近くに飾られるのが一般的です。また、祭壇などに飾る大きいもの(一般的に四切サイズ)と、仏壇などに飾る小さいもの(一般的にL判サイズ)とがあります。

遺影写真の選び方のポイント

遺影写真はどのような写真でもかまいません。スナップ写真や証明写真だけでなく、複数名と撮った写真から選ぶこともできるのです。基本的にはピントが合っていて大きく引き伸ばしたときにぼやけない写真を選びます。

しかしたくさんある写真の中から何を基準に選べばいいかわからない方も多いのではないでしょうか。まずは遺影写真の選び方のポイントを解説します。

可能な限り新しい写真を選ぶ

亡くなった年齢まで生きた証となるため、遺影写真はできるだけ新しい写真を選びます。長く入院していて最近の写真がない方は、元気だった頃の写真や若い頃の写真を選んでもよいでしょう。

また、故人が写った写真が少なくて困ることがあります。生前お付き合いがあった方や会社関係の方が写真も持っていることも考えられるので聞いてみるのもおすすめです。

最近ではスマートフォンで写真を撮る機会が増えています。葬儀社によってはデータから遺影写真の作成も可能です。スマートフォンに一番新しくて良い写真がある方は一度葬儀社に確認してみましょう。

故人らしい写真を選ぶ

従来の遺影写真は真顔で和服を着ているのが一般的でした。しかし最近では自然な表情の写真や洋服のままの遺影写真も多く見られます。遺影写真は葬儀の時だけでなく、仏壇に手を合わせるときや法要の際に使用します。家族によっては子どもや孫に引き継いで長く使うものですから故人の人柄がわかる写真を選ぶのがいいでしょう。

旅行が好きな方でしたら旅先での1枚を選ぶのもいいですし、趣味に興じているところを撮影した1枚でもいいでしょう。一般的には遺影写真は正面を向いた写真を選ぶことが多いです。しかし故人らしさを尊重して、少し横を向いた写真や手にグラスを持った写真を選ぶ方もいます。

通夜までに選ぶ

遺影写真を最初に使用するのは通夜の時です。亡くなってから通夜までは通常1日かかりますので、それまでに写真を選び加工を済ませます。多くの場合亡くなった後の葬儀社との打ち合わせで遺影写真について話があります。

加工にかかる時間は依頼する葬儀社によって変わりますが、早ければ数時間程度で遺影写真に仕立ててくれることもあります。それでも亡くなってから早急に写真を選ばないといけません。遺影写真を準備するという意図はなくても、日常的に写真を撮って良い表情の写真を残しておくと良いでしょう。

遺影写真の適切なサイズは?

遺影写真のサイズに決まりはありませんので遺族が自由に選ぶことができます。祭壇や焼香台とのバランスを考えてサイズを選んでも良いでしょう。待合室に大きく引き伸ばした遺影写真のパネルを飾る方もいます。

一般的に葬儀で選ばれる写真の大きさは「四切サイズ」と「L判サイズ」の2種類です。「四切サイズ」は25.4×30.5cmで、A4サイズの21.0×29.7cmよりも少し大きめ。「L判サイズ」の大きさは8.9×12.7cmで、郵便はがきよりも一回り程小さいサイズです。コンパクトなL判サイズは仏壇だけでなく、リビングに飾るのにもおすすめの大きさと言えます。

遺影写真は大きさを変えて何枚も用意することが可能です。葬儀のときに使用する遺影写真とは別でご自宅用を希望される方も多くいます。そのため大小のサイズをセットで用意する葬儀社も多いようです。

遺影写真を自分で用意する方が増加

近年、自分の人生の終わりに向け前向きに準備をする「終活」の一環として、ご自分で遺影写真を用意する方が増えてきています。

従来であれば、遺影選びというのは遺族がするもので、グリーフワーク(身近な人の死を経験した人が辿る、悲しみから立ち直るプロセス)としての面が強いものでした。しかし、エンディングノートを始め、自分の死に向き合うという風潮が強くなってくると同時に、遺影写真も『生前遺影』として取り上げられることが多くなりました。

当然、自分の遺影写真を自分で選ぶのは辛いと感じる人もいます。しかし、死と向き合うことは、穏やかな死を迎えるためには必要なことでもあります。

生前に遺影写真を撮影するには?

生前に遺影写真を撮影しておく場合、写真店に依頼をすることがほとんどです。最近では遺影写真を専門に請け負うカメラマンもいるようです。撮影を依頼する場合、サイズやオプションによっても変動しますが、料金は15,000円~20,000円程度です。

■撮影手順の一例
①予約した日時に店に赴く
②希望であれば、メイクやヘアセットを行う
③撮影
④何枚か撮影した写真の中から気に入ったものを選ぶ

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写真から遺影写真の作成を依頼するには?

写真から作成する場合、葬儀社や専門の写真店などで依頼をすることができます。スナップ写真の持ち込みが一般的ですが、デジカメや携帯電話などの写真データをメールで送ることで注文できる場合もあります。

最近では低価格化で、6,000円から作成できるサービスも始まっています。また、制作時間は写真の内容によっても異なりますが、急ぎで遺影が必要になった場合などでは、数時間で用意できる葬儀社もあります。

■作成手順の一例
①元となる写真を選ぶ
②どのような写真にするかを決める(着せ替え、カラーorモノクロ、背景等)
③写真のサイズを選ぶ(一般的には四つ切サイズ。それ以上のサイズも依頼可能)
④加工されたデータを元に、修正依頼があれば伝えて修正してもらう
⑤完成したデータを印刷する

■アドバイス
●色褪せやキズなど、大抵の修正は利きます。
●ぼやけた写りは修正できないため、ピントが合っており、故人が大きく写っている写真を選びましょう。

低価格でも高品質な遺影写真を用意できます

遺影写真のイメージは「白黒」「喪服」「堅い表情」というものでした。しかし、現在の葬儀事情からすれば、故人らしさを大切にしようとする風潮もあり、その形は徐々に変わってきています。遺影写真を生前に撮影しておく場合でも、写真から作成する場合でも、その方の意思を反映させることが大切です。

「小さなお葬式」では、高品質で低価格の遺影写真加工サービス『nocos』を提供しています。大切な方の写真や、お気に入りの自分の写真をのこしませんか?




葬儀での写真撮影のマナーとは?

地域によっては葬儀で遺族の集合写真を撮ります。それ以外にも、最近ではスマートフォンで参列者が会場の様子を撮影する姿を見かけます。大切な人とのお別れの儀式だからこそ、写真に収めて残しておきたいという方もいるでしょう。

しかし葬儀という厳粛な場ではマナーを守らないとトラブルになることもあります。ここでは葬儀での写真撮影のマナーをご紹介します。

遺族の許可を得てから撮影する

参列者の場合はまず撮影が許可されているかどうか確認しましょう。基本的には遺族に確認しますが、遺族に聞くことが難しいときは遺族や僧侶、葬儀社のスタッフに聞きましょう。葬儀によってはあらかじめ写真撮影を禁止していることがあります。その場合は待合室や受付といった目に入りやすい場所に掲示していますので指示に従いましょう。

また、親戚であっても勝手に撮影せず遺族に確認を取るのがマナーです。葬儀は故人と遺族の意思を尊重して執り行います。遺族の気持ちを配慮した行動を心がけましょう。

葬儀前後はもちろんですが、葬儀中の撮影は特に注意が必要です。撮影が許可されていても喪主の挨拶や弔辞といった誰かが話す場面では撮影を控え、話に耳を傾けましょう。

安易にSNSへの投稿をしない

葬儀中に撮影した写真をSNSに投稿する行為は控えましょう。SNSは不特定多数の人が投稿を見ます。家族葬で特定の方しか葬儀を知らなかった場合、SNSの投稿で亡くなったことを知る人がでてきます。亡くなったことを誰に知らせるかは遺族が判断することです。投稿を見た人と遺族とのトラブルに発展しかねませんのでやめておきましょう。

また葬儀で撮影した写真には周囲の人が写っている可能性があります。SNSに投稿することでその人の許可なく顔を公開してしまいます。撮影した写真は個人で見返すだけにしておきましょう。

フラッシュやシャッター音は避ける

葬儀はしめやかな空気の中で執り行います。普段なら気にならないカメラのフラッシュやシャッター音も、静かな葬儀会場では思ったより大きく響くことがあります。大きな音を立てるのは葬儀ではマナー違反です。フラッシュはたかないようにして、一眼レフやデジタルカメラならシャッター音がオフにできる静音機能付きを使用しましょう。

人によっては携帯電話やスマートフォンで撮影するということもあるでしょう。しかし携帯電話やスマートフォンはサイレントモードにしてもカメラのシャッター音を消せません。そのため葬儀の最中は使用しないのが望ましいでしょう。そもそも葬儀中は電話の着信音が響かないように電源は切っておく方が安心です。

葬儀での写真撮影はプロに依頼するという方法もあり

個々で写真を撮る以外に、葬儀社や写真館に依頼して撮影する方法もあります。撮影が許可されていたとしても、なかには葬儀で写真を撮ることを快く思わない人もいます。撮影できる場面も限られていますので思ったような写真が撮れない可能性も高いです。

プロのカメラマンには集合写真だけでなく、葬儀中の様子も撮影してもらえます。会場の様子を撮影しておけば、事情があって参列できなかった方に見てもらうことができます。撮影スタッフとわかる腕章や目印をつけているので不快に思われることも少ないでしょう。

また、葬儀中に写真を撮っていると撮影に集中してしっかり挨拶ができないことも考えられます。特に喪主であれば式の途中で挨拶する場面もありますので式の進行に支障をきたす恐れもあります。そのような事態を避けるためにはプロに依頼しておくのも1つの手です。

まとめ

今回は遺影写真の用意の仕方や選び方のほか、葬儀における写真撮影のマナーについてもご紹介しました。撮影が許可された葬儀では祭壇や遺影を写真に収める方がいるでしょう。遺族にとっても参列者にとっても印象に残る写真を残したいものです。

葬儀のことを考えたとき、疑問に思うことがあればぜひお気軽に「小さなお葬式」へお問い合わせください。専門スタッフが常駐し、お客様のお悩みに真摯に対応させていただきます。


葬儀に関するお問い合わせは「小さなお葬式」へ

葬儀に関するご準備は事前に行うことが大切です。いざという時困らないように、葬儀全般に関する疑問は、「小さなお葬式」へお問い合わせください。24時間365日専門スタッフがお客様のサポートをさせていただきます。

4.3/5
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最後に

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