東京都で火葬場をお探しの皆さんへ23区内にある火葬場を大公開

東京都23区内にある公営の火葬場

東京都23区内には、公営の火葬場が2つあります。公営というのは、各自治体が運営するものです。公営の火葬場は、自治体の住人でなくても利用することはできますが、故人やその家族が自治体の住民であれば、火葬料は安くなります。

東京都23区内にある公営の火葬場について、それぞれの火葬場の特徴、料金、アクセス、駐車台数等を詳しく紹介します。

瑞江葬儀所

※金額は変わる場合があります。

昭和13年に、当時都内唯一の公営火葬場として開設された瑞江葬儀所。昭和50年には公害防止のための装置を完備するなど、全面改築が行われました。瑞江葬儀所は、広大な緑あふれる日本庭園や児童公園に隣接しています。

臨海斎場

※金額は変わる場合があります。

東京都23区内にある2つの公営火葬場の中で、葬儀式場と火葬場を併設するのが臨海斎場です。臨海斎場は、大田区、港区、品川区、目黒区、世田谷区で組織する臨海部広域斎場組合です。

駐車場の利用に関しては、火葬場利用については1喪家あたりマイクロバス1台、乗用車5台までとなっています。式場利用については、1式場あたり乗用車50台分の駐車場があります。

料金は施設を利用した当日に全額を現金で支払います。問い合わせや予約、申込手続き、利用料金の支払いの全てを臨海会場で行います。区役所では受け付けていないことに注意しましょう。

東京都23区内にある民営の火葬場

東京都23区内には7つの民営の火葬場があります。民営とは、民間企業が運営するものです。民営の火葬場は、公営の火葬場に比べると料金が割高に設定されています。しかし、民営の火葬場は住まいの場所に関わらず、どこに住んでいる人でも同一価格で利用できます。

東京都23区内にある民営の火葬場について、それぞれの火葬場の特徴、料金、アクセス、駐車台数等を詳しく紹介します。

落合斎場

※金額は変わる場合があります。

東京博善が営む落合斎場は、夏目漱石をはじめとする著名人の火葬・葬儀、一般後続の火葬が行われた歴史ある斎場です。

桐ケ谷斎場

※金額は変わる場合があります。

東京博善が営む桐ケ谷斎場。桐ケ谷斎場の館内は明るくゆったりとしていて、バリアフリーにも対応しています。エレベーターやエスカレーターもあり、高齢の方の移動も心配ありません。

戸田葬祭場

※金額は変わる場合があります。

株式会社戸田葬祭場が営む戸田葬祭場。戸田葬祭場は都内で2番目に古く実績と伝統を持つ葬祭場です。日本伝統の葬送儀式である野辺送りも、告別ホールから火葬炉への道程に回廊を設けることで会葬者の皆さんと一緒に故人を見送ることができます。

最寄りの駅からは徒歩30分と少し距離がありますが、荒川土手の工場地域にある戸田葬祭場は駐車場も約150台分完備されているため、自動車での来場も可能です。

堀ノ内斎場

※金額は変わる場合があります。

東京博善が営む堀ノ内斎場。堀ノ内斎場は、アクセスが良いだけでなく認知度の高い斎場のため会葬者も訪れやすい立地です。また、敷地内には緑が多く、安らぎを感じられます。

町屋斎場

※金額は変わる場合があります。

東京博善が営む町屋斎場。東京都23区の東部にある町屋斎場は、3路線からアクセスでき、どの駅からの道順もわかりやすいという特徴があります。

斎場内はバリアフリーとなっている上、2階、3階への移動はエレベーターやエスカレーターを利用できるため、高齢の方の移動もスムーズです。

四ツ木斎場

※金額は変わる場合があります。

東京博善が営む四ツ木斎場は、住宅街の中にあります。「お花茶屋駅」の改札を出て左前方向にある階段を下ります。駅で待ち合わせをするのであれば、出口付近のファーストフード店や喫茶店がおすすめです。

代々幡斎場

※金額は変わる場合があります。

東京博善が営む代々幡斎場は、閑静な住宅街にあるため、都心の中心にも関わらず静かで落ち着いた雰囲気に包まれています。清潔で機能的な斎場だということが選ばれる理由です。

東京都23区内に火葬場が少ない理由について

全国的に見て、東京都23区内に人口が集中しているのにも関わらず、火葬場が少ないというのが現状です。特に公営の火葬場は数が少なく、民営の火葬場が7つあるのに対して2つしかありません。

一般的には亡くなった日の翌日には通夜を行い、その翌日には葬儀そして火葬されることがほとんどです。しかし、東京都23区では火葬場が足りないため、亡くなってから火葬するまでに1週間から10日ほど待つことも珍しくありません。

火葬場が不足しているからといって、新しいものを簡単に新設することはできません。それは、火葬場は「迷惑施設」と捉えられてしまうこともあるためです。近所に火葬場が建設されるとなると、近隣住民の反対運動が起きる場合が多いのです。

反対運動がおこる理由は環境負担や心理的負担、施設周辺住宅地の地価下落による資産価値への影響などさまざまです。

人口が多い東京23区ですが、このような理由から火葬場が少なく、予約が取りづらくなってしまっているのが現状です。何日も待つということのないように、火葬場の予約は早めにおこなうことをおすすめします。

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まとめ

この記事では、東京23区の火葬場をご紹介してきました。故人の住所や式場利用料、混雑度合などから最適な火葬場を選びましょう。

東京都23区内では火葬場が不足しており、予約が取りづらいと言われています。希望通りの葬儀をとりおこなうことができずに後悔することのないように、早めに予約の連絡を入れるようにしましょう。