葬儀の準備

作成日:2019年04月15日  更新日:2019年09月13日

死亡宣告とは? 医師のやり方や蘇生の有無、その後の手続について

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死亡宣告とは? 医師のやり方や蘇生の有無、その後の手続について

この記事は小さなお葬式が書いています

死亡宣告とは、医師が死亡を判定し、家族などの身近な人に伝えることです。心肺拍動停止、呼吸停止、および脳機能の停止をもって判定されます。死亡宣告の後に蘇生することが稀にあるため、死亡後24時間以内の埋葬・火葬が法律で禁止されています。

この記事では、死亡宣告とは何か、医師による死亡宣告のやり方、死亡宣告後に蘇生することはあるのか、および死亡宣告を受けたらすべきことについてご紹介します。

小さなお葬式

【もくじ】
死亡宣告とは
医師による死亡宣告のやり方
死亡宣告後に蘇生することはあるのか
死亡宣告を受けたらすべきこと

死亡宣告とは

死亡宣告とは、医師が死亡を判定し、それを家族などの身近な人に伝えることです。死亡は、(1)心肺拍動停止(2)呼吸停止(3)脳機能の停止、の「死の3徴候」をもって判定されます。

死亡宣告後に蘇生することは、海外などでは稀に例があります。そのために、死亡後24時間以内での埋葬や火葬は法律により禁止されています。

医師による死亡宣告のやり方

医師による死亡宣告のやり方は、以下のようになるのが一般的です。

1. 心肺拍動および呼吸の停止の確認

聴診器を使用して胸部の聴診を行うことにより、心音停止、呼吸音停止を確認する。撓骨動脈(とうこつどうみゃく:手関節内側の皮膚に近いところを走る動脈)および頸動脈(けいどうみゃく:首の左右を走る動脈)の触診を行い、心電図モニターを見て、脈拍がゼロであることを確認する。

2. 脳機能の停止の確認

ペンライトの光を瞳孔にあて、瞳孔が広がりきってしまっていて、光をあてても対光反射(光の強さによって瞳孔の直径を変化させる反射機能)が起こらないことを確認する。

3. 病死あるいは自然死であることの確認

頭部や首まわりなどをチェックして外傷の有無を確認し、異常死ではなく、病死あるいは自然死であることを確認する。

4. 死亡時刻の確認

時計を見て、死亡時刻を確認する。
※病死あるいは自然死の場合には、死亡時刻は医師が死亡を診断した際の時刻となります。

5. 家族に死亡を宣告する

医師は、診断により死亡が確認された場合には、家族に対して死亡宣告を行います。死亡宣告の際のセリフは、

「死亡が確認されました」
「お亡くなりになりました」

などが一般的です。そのあとに、

「眠るように旅立たれたようですね」
「辛さはなかったと思います」

など、死亡に至る経過が説明されることもあります。

死亡宣告後に蘇生することはあるのか

医師による死亡宣告後に蘇生することは、海外などでは稀に例があります。そのために、法律により、死亡後24時間以内での埋葬や火葬は禁止されています

死亡宣告後の蘇生は海外では稀に例がある

死亡宣告されたあとに蘇生することは、海外では以下のように稀に例があります。

・2017年4月・フランス …49歳の女性が救急隊員に死亡宣告された1時間後、死因確認のために訪れた警官に心肺蘇生を施され蘇生
・2016年2月・中国 …死亡宣告を受け遺体安置所で15時間を過ごした乳児が、突然うめき声を上げて蘇生
・2014年2月・アメリカ …死亡宣告を受け、遺体収容用の袋に入れられて葬儀場に運び込まれた78歳の男性が、足を動かして蘇生

死亡後24時間以内での埋葬や火葬は禁止されている

死亡宣告後の蘇生が稀にあるため、「墓地、埋葬等に関する法律」の第3条において、死亡後24時間以内での埋葬や火葬は禁止されています。

「墓地、埋葬等に関する法律・第3条 埋葬又は火葬は、他の法令に別段の定があるものを除く外、死亡又は死産後二十四時間を経過したあとでなければ、これを行つてはならない」

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死亡宣告を受けたらすべきこと

死亡宣告を医師から受けると、家族は悲しみに襲われることでしょう。しかし、悲しみに暮れたままでいることはできません。死亡宣告を受けたあとには、葬儀を初めとしてさまざまな手続を行わなければならないからです。

死亡宣告を受けたらすべきことについて見てみましょう。

1. 死亡診断書の受け取り

死亡宣告を受けたら、最初にしなくてはならないのは死亡診断書の受け取りです。死亡診断書は、死亡にともなうさまざまな手続を行う際に必要となる書類です。何枚かのコピーをとったうえで失くさないように保管しましょう。

2. 末期の水

末期(まつご)の水とは、死者があの世で喉の渇きに苦しまないよう、水を含ませた脱脂綿やガーゼなどで故人の唇を潤すことです。故人と親しかった順に行います。

3. 葬儀社への連絡

葬儀社への連絡は、亡くなったあと早い段階で行うに越したことはありません。ご遺体を安置所へ搬送する段取りも、葬儀社が整えることとなるからです。葬儀社の選定はできれば生前に済ませておき、亡くなったらすぐに連絡できるようにしておくのが望ましいといえるでしょう。

4. 清拭・着替えおよび死化粧

清拭(せいしき)とは、ご遺体をアルコールなどでていねいに拭き清め、口や耳、鼻、肛門などに脱脂綿を詰めることです。清拭を行ったあと、ご遺体の着替えをし、死化粧を施します。これらは、病院でなくなった場合には、看護師が死後措置の一環として行ってくれるのが一般的です。

5. 葬儀社のスタッフが到着

連絡を受けた葬儀社のスタッフが到着します。病院の霊安室に安置されているご遺体を安置所に搬送することを初めとし、その後のさまざまな手続は葬儀社のスタッフと相談しながら行います。

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