作成日:2019.02.07 更新日:2019.02.21
後悔しない葬儀社の選び方
喪主として葬儀を執り行うにあたって、最初に決定しなければならないのが葬儀社です。突然ご家族が亡くなると、「葬儀社が多すぎて、どこに頼めばいいのかわからない」と悩む方が多く見受けられます。
病院などで勧められた葬儀社に依頼したり、インターネットで見た目の価格だけで選んだりすると、後悔することになりかねません。そうならないためにも、よい葬儀社の選び方を知っておく必要があります。この記事では、葬儀社選びのポイントやタイミング、事前に確認しておきたいことについてご紹介します。
【もくじ】
・葬儀社を選ぶ必要はあるの?
・葬儀社選びのポイントは?
・葬儀社を選ぶタイミングは?
・葬儀社を選ぶ前に確認しておきたいこと
葬儀社を選ぶ必要はあるの?
「葬儀の内容は似たり寄ったりだから、どこの葬儀社を選んでも同じ。」そう思っている方は多いのではないでしょうか。しかし、実際はそうではありません。葬儀社によっては、必要以上に豪華な葬儀を勧めたり、次々とオプションを追加したりして、思わぬ高額料金を請求されるケースがあります。
納得のいく葬儀を行うには、信頼できる葬儀社に頼むことが重要です。わけのわからないまま葬儀社を選んだことで、いつまでも悔いが残る場合も少なくありません。葬儀はやり直しがきかない、一度きりの儀式です。だからこそ、葬儀社選びは慎重に行う必要があります。
葬儀社選びのポイントは?
よい葬儀社を選ぶポイントを大きく2つ挙げると、「費用」と「担当者の対応」です。後から振り返って「よかった」と思える葬儀にするためにも、少なくともこの2点は押さえておきましょう。以下に、葬儀社を選ぶポイントをご紹介します。
葬儀費用が明確
葬儀を行う前に、費用項目の明細がはっきりした見積もりを提示して、料金には何が含まれて、何が含まれていないかを説明してくれる葬儀社を選ぶと安心です。反対に、見積もりを出してくれない葬儀社は避けたほうがいいでしょう。
遺族の希望をよく聞き、適切な提案をしてくれる
遺族の気持ちに寄り添い、希望に沿った提案をしてくれる担当者がいると安心です。
低予算の葬儀を希望しても丁寧に対応してくれる
残念ながら、家族葬や直葬などの低予算の葬儀を希望すると、とたんに対応が冷たくなる葬儀社も存在します。利益の少ない葬儀であっても、親切になって対応してくれる葬儀社を選びましょう。
支払期日に余裕がある・支払方法を選ぶことができる
葬儀費用は大きな額になることが多いので、支払期日のこともよく考えておかなければなりません。料金の支払日は葬儀社によってまちまちです。できるだけ余裕を持った支払いができる葬儀社がおすすめです。
また、クレジットカード払いに対応した葬儀社もあります。カード払いを選択できれば、現金が用意できなかった場合に安心ですし、カードのポイントも貯まります。どのような支払方法に対応しているかを確認しておきましょう。
「小さなお葬式」は、クレジットカードでのお支払いに対応いたしております。詳しくは下記のページをご覧ください。
葬儀社を選ぶタイミングは?
医師による死亡確認がなされ、死亡診断書を受け取った時点で葬儀社へ連絡します。近年では病院で亡くなる方がほとんどですが、病院では長くご遺体を置いておけないので、自宅や施設などしかるべき安置場所へ搬送しなければなりません。病院では遺体を搬送してくれないため、葬儀社に頼むことになります。
その時点で葬儀社が決まっていなければ、病院と提携している業者を紹介してもらうことも可能です。しかし、自分で探すよりも割高な場合や、希望する葬儀を行えない場合もあり、後々不満が残る結果になりかねません。生前から本人の希望する葬儀社と契約することも可能ですので、前もってご家族でよく話し合っておくことをおすすめします。
葬儀社を選ぶ前に確認しておきたいこと
葬儀社を選ぶ前に、まずどのような葬儀を行いたいか決めておきましょう。葬儀の規模やスタイルによって、選ぶべき葬儀社が変わってきます。希望に合う葬儀社を選択しましょう。
宗教・宗派を確認する
葬儀は、本人が信仰していた宗教・宗派に則って行います。同じ家族でも、違う宗教を信仰していることはよくあることです。日本人の9割が仏教式の葬儀を選ぶと言われていますが、一口に仏教といってもさまざまな宗派があり、それぞれお別れの作法が異なります。故人の宗教・宗派に沿う葬儀を執り行いましょう。信仰がなければ、無宗教葬を選択することも可能です。
葬儀の規模・スタイルを決める
どのような形式の葬儀をしたいのか、どれくらい人を呼ぶのかを決めましょう。一般的な葬儀のスタイルとして、次のようなものがあります。
直葬(火葬式) | ごく身近な家族のみで故人を見送る葬儀です。宗教儀式を行わず、火葬のみを行います。 |
一日葬 | 通夜を行わない葬儀です。葬儀から火葬までを一日で行います。 |
家族葬 | 家族や親族、親しい友人を中心に行う小規模な葬儀です。 |
一般葬 | 昔ながらの葬儀形式です。故人と生前ご縁のあった方を幅広く招いて、大規模に行います。 |
どのような葬儀を執り行うか、イメージできましたか?
事前に考えておくことで、希望に近い葬儀を行うことができます。情報収集はできるだけ早めに取りかかることをおすすめします。
「小さなお葬式」では、葬儀に必要な物品・サービスを含んだ葬儀のセットプランをご用意致しております。全国の葬儀場をご利用いただけますので、ご希望の場所や日程で葬儀を行っていただけます。詳しくは下記のページをご覧ください。
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