香典の相場は年齢で変わる?50代・40代・30代・20代はいくら?

香典の相場は年齢で変わる?50代・40代・30代・20代はいくら?

香典に包む金額を考える時、その基準の一つが年齢です。自分の年齢を考慮すると相場より多くした方が良いのか悩んでしまう人もいるでしょう。「非常識だと思われたくない」と考える人もいるのではないでしょうか。

絶対的な金額の決まりはありませんが、年齢によって香典の相場は変わるものです。

そこでこの記事では20代~50代でどのように相場が変わるのかご紹介します。相場を把握しておくと香典に包む金額で頭を悩ませることがなくなるため、しっかり覚えておきましょう。

こんな人におすすめ

年齢別の香典の相場について知りたい方

50代の人の香典の相場を知りたい方

20代・30代・40代の人の香典の相場を知りたい方

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香典の相場は年齢によって異なる

香典に包む金額の相場は、年齢によって異なります。基本的には故人との関係性で相場が決まりますが、年齢も金額に影響するものです。50代の場合、30代・40代の場合、20代の場合に分類して包むべき金額をまとめました。

あらかじめ相場を知っておくことで「遺族にどう思われるか」心配する必要がなくなります。お金に関して悪い印象を与えてしまうと、その後の関係性にも大きく影響するため知っておいて損はありません。以下で、自分の年齢に適切な相場を押さえておきましょう。

50代以上は一般的な相場の上限を用意することが多い

年齢が50代以上の場合、故人との関係性によって決まっている相場の上限を用意するケースが多いです。例えば故人との関係が友人・知人に該当する場合は、香典に包む金額の相場は5千円から1万円です。

ただ、自分が50代以上であればその上限である1万円を支払うケースが多いです。年齢が50歳を超えている場合、まずは故人との関係性から金額の相場を確認し、その上限の金額を包むようにしましょう。

30代・40代は平均的な金額

30代・40代の方であれば、相場の平均的な金額を包むと良いでしょう。例えば相場が5千円~1万円であれば、7千円や8千円が目安になります。もちろんそれ以上でも構いませんし、それ以下で支払う人もいます。

あくまで目安として相場の平均的な金額を香典に包むことを心がけましょう。30代・40代であれば無理して上限の金額にする必要はありません。経済的に大きな負担とならないように金額を決めましょう。

20代は相場の下限を用意するケースも多数

20代であれば、相場の下限を用意することも多いです。社会人になりたてであったり、一人暮らしを始めたばかりだったりすると、1万円以上の金額を用意するだけでも大きな負担となるものです。

相場が5千円~1万円だとすると、下限である5千円を包んだとしても問題ありません。自分の生活にあまり大きな負担となってしまわないようにしましょう。故人へのおもいがこもっていれば、いくらであっても気持ちは伝わるものです。無理をせずに香典におもいを込めましょう。

50代の人の香典の相場

50代であれば、一般的に相場の上限の金額を包みます。 ただ基本的には故人との関係性によって相場が変動します。5千円~10万円と金額は幅広いため、万が一に備えて用意しておくことが大切です。

以下では友人・知人、同僚、親族・親戚の3つのパターンに分類して、具体的な故人との関係による金額の違いを解説していきます。

友人・知人の場合の相場

亡くなった方が友人や知人の場合、相場は5千円から1万円です。目安としては親しい友人の場合は1万円、知人くらいの関係であれば5千円を包むと良いでしょう。

知人の香典に少し多めに包みたい場合は、5千円と1万円の間を選ぶこともあります。5千円と1万円の間に納めたい時は、基本的に奇数の金額を包みます。キリの良い金額を意識することが大切です。

同僚の場合の相場

同僚であれば上司、部下、同期のいずれの場合でも相場は1万円です。同じ会社に勤めていると位が高い人ほど香典に包む金額も高くなるイメージがあるかもしれません。中には部下であれば金額が下がるようなイメージを持つ方もいるでしょう。

しかし、故人との関係が同じ会社の同僚であれば、自分との立場の違いに関係なく1万円で統一します。もちろんそれ以上でもそれ以下でも問題はありませんが、相場としては1万円であると覚えておきましょう。

親族・親戚の場合の相場

故人との関係が親族や親戚にあたる場合、相場は3万円から10万円です。その関係性が近くなればなるほど金額が高くなる傾向にあります。

例えば、ご自身の両親や義理の両親が亡くなった場合、相場は10万円です。一般的には3万円から10万円ですが、50代以上は上限が相場となるため10万円と考えましょう。

祖父や祖母が亡くなった場合、相場は3万円です。兄弟や義兄弟なら、相場は5万円です。 一般的な相場を把握し、その上限が50代以上の相場であることを念頭におきましょう。

30代・40代の人の香典の相場

30代・40代の場合は、香典に包む一般的な金額の相場を目安にします。金額に幅ができるため、人によって包む金額は変わることでしょう。

ポイントは、キリのいい金額や奇数の金額を意識することです。偶数はあまり縁起が良くないため、金額を決める際は注意しましょう。

友人・知人の場合の相場

親しい友人は5千円~1万円、もう少し浅い関係の知人であれば3千円~5千円が相場です。30~40代の方は、一般的な相場をもとに金額を決めることが多い傾向にあります。

この相場の中で、自分で自由に金額を決めることができます。あくまで目安でしかないため、周囲の友人とも相談して金額を決めてはいかがでしょうか。親しい友人であれば上限である1万円を包んでも構いません。大切なのは、故人への思いを込めて香典を包むことです。

同僚の場合の相場

30代・40代の方の同僚が亡くなった場合、香典に包む金額は5千円から1万円です。 同じ会社に勤めていれば上司、同期、部下といった上下関係に関わらず同じ金額で統一しましょう。

基本的にはキリがいい金額を入れるため、1万円を目安にしてはいかがでしょうか。基本的に、上司だから1万円、部下だから5千円といったように職位による金額の差はつけないため、相場を目安にして他の同僚とも相談しつつ金額を決めると安心です。

親族・親戚の場合の相場

親族や親戚が亡くなった場合、 故人との関係性によって相場は1万円~10万円です。

兄弟・義兄弟は3万円~5万円、両親・義理の両親は3万円~10万円、おじ・おばは1万円~3万円です。

1番低い金額と1番高い金額で10万円近く差が出るため、関係性ごとの相場をしっかりと把握しておく必要があります。

相場にも3万円~5万円といったように幅があります。偶数の額にすると縁起が悪いため、奇数でキリがよい数字になるように心がけましょう。

20代の人の香典の相場

20代であれば、香典に包む金額は相場の下限でも構いません。3万円から10万円が相場となるような関係性の方が亡くなった時には、3万円包めば大丈夫です。

金額が少ないからといって、何か問題が生じたり反感を買ったりすることはないため安心しましょう。人によっては「なるべく多い金額を包もう」と考える人もいるかもしれません。しかし20代では金銭的に厳しい場合もあるため、無理せず経済的負担が大きくならないようにすることが大切です。

友人・知人の場合の相場

いつも近くにいたような親しい友人が亡くなった場合は、5千円を包みましょう。もう少し関係が浅い知人なら3千円程度が相場です。

3千円から5千円が相場の下限ですが、注意すべきポイントは2千円や4千円など偶数の金額にしないことです。20代にとっては身近な方が亡くなる経験があまりないため、このような知識がなく縁起の悪い行動をとってしまう可能性があります。十分に注意しましょう。

同僚の場合の相場

同僚が亡くなった場合の相場は、上司・同期なら3千円~5千円、部下なら5千円です。

自分の位が亡くなった方より高い場合は5千円、上司や同期といった自分よりも位の高い方が亡くなった場合は3千円~5千円が相場です。20代なら相場の下限である3千円でも問題がないため、金銭的に余裕がない方も安心しましょう。

親族・親戚の場合の相場

親族・親戚が亡くなった時は、故人との関係が近ければ近いほど金額が高くなる傾向にあります。兄弟・義兄弟は3万円、両親・義理の両親は3万円、おじ・おばは1万円です。それぞれ一般的な相場の下限に該当していて、20代であればその金額で問題ありません。

年齢が若い場合、親族が自分の分をサポートしてくれることもあるかもしれません。一人暮らしをしている方にとって、3万円でも大きな金額です。生活的に厳しい場合は、身近な人に相談してみることも1つの方法と考え気軽に相談してみましょう。

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まとめ

香典に包む金額は、故人との関係性によってある程度相場が決まっています。ただその金額には幅があり、さらに細かい金額を決定するには年齢も関わってきます。

50代以上の場合、一般的な相場の上限を用意する人が多い傾向にあります。30代から40代は、相場の中央にあたる金額を選ぶ人が多いでしょう。10代の方であれば相場の下限金額であっても問題ありません。

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監修
信長 洋輔(小さなお葬式 コラム編集長)
信長 洋輔(小さなお葬式 コラム編集長)

株式会社ユニクエスト社員
「小さなお葬式のコラム」の編集長。
葬儀葬式・法事法要だけでなく、終活・老後資金などFP関連の知識にも精通。
葬祭ディレクター1級の資格取得に向けて学習中。
葬儀業界最大級の、合計2000記事以上を管理。
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