遺族マナー

作成日:2019年12月09日  更新日:2020年01月24日

親が亡くなったら香典を出したほうがいいの?

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親が亡くなったら香典を出したほうがいいの?

長い人生の中では親の死に直面することがあります。親が亡くなった場合に香典を出す必要があるのかがわからず、困っている人もいるのではないでしょうか。

そこで、この記事では親が亡くなった場合の香典に関するマナーや出し方などをご紹介します。この記事を読めば、親が亡くなった場合に香典を出すべきかどうかを理解できるでしょう。親が亡くなり香典に関して悩んでいる場合は、ぜひ参考にしてください。

【もくじ】
亡くなった親に香典を出す人は少ない
香典袋の書き方・マナー
義理の親が亡くなったら香典を出すべき?
よくある質問
まとめ

亡くなった親に香典を出す人は少ない

親が亡くなったときに香典を出すかどうかで迷っている人もいるでしょう。香典とは弔意を表する金銭で、葬儀に参列する人が故人の親族に対して渡すものです。

親が亡くなった場合は喪主として葬儀を執り行うことも多く、香典を出す必要がないのではないかと考えるかもしれません。最初にこのポイントについてチェックしていきましょう。

基本的に香典は不要

結論からいうと、親が亡くなった場合は基本的に香典を出す必要はありません。喪主として葬儀を執り行う場合は、香典を受け取る立場になります。

とはいえ、何らかの理由で葬儀に出られないこともあるかもしれません。葬儀に出られなかったり、手伝いができなかったりした場合は香典を出すことをおすすめします。

親が亡くなった場合、基本的に香典を出す必要はないものの、葬儀に参加できなかった場合は出したほうがいいと覚えておきましょう。

香典を出す場合の相場は3~5万円

葬儀に出られないなどの理由で香典を出すことにした場合、どの程度の金額を包めばいいのか判断に迷うかもしれません。

親族が亡くなった場合に出す香典は、基本的に3万円~5万円とされています。したがって、親が亡くなって香典を出すことにした場合も、3万円~5万円程度出しましょう。

一般的に参列者として葬儀に参列する場合、香典の金額は3,000円~1万円程度のことが多いため、比べると少し高額になります。香典を出すことにした場合に包む金額について、あらかじめチェックしておくのがおすすめです。

未成年・失業中は出さなくてもいい

葬儀に参列できないため香典を出したいと考えていても、未成年であったり失業中であったりするなどの理由で香典を出すのが難しい場合は、無理に香典を出す必要はありません。

自分が香典を出したいと思い、出す余裕があれば問題ありませんが、経済的な理由により出せない場合は無理に出さなくてもいいと覚えておきましょう。

香典袋の書き方・マナー

実際に香典を出す場合、香典袋の書き方やマナーは重要なポイントです。香典袋の書き方を間違えた場合、ときには失礼にあたることがあるのでしっかりチェックしておきましょう。

基本的に相手の宗教や文化によって書き方が異なるので、あらかじめ確認しておくことが大切です。

表書きの書き方

最初に、香典袋の表書きについてご説明します。表書きは相手の宗教・教派によって書き方が異なるため、注意が必要です。

親の宗教がわからない場合や無宗教の場合は御霊前、仏教諸教派の場合は御仏前を使うのが一般的です。キリスト教信徒の場合、カトリックでは御ミサ料と書き、プロテスタント諸教派の場合は御花料と書きます。

香典袋には十字架が記載されたキリスト教用のものや、ハスの絵が印刷された仏教用のものなどがあります。特定の宗教用に作られた香典袋を別の宗教の葬儀に持参するのは失礼にあたるため、相手の宗教がわからない場合は一般的なデザインで御霊前と書かれたものを選ぶのがいいでしょう。

香典袋には水引が印刷されたものや高級感のあるものなど、さまざまなものがあります。親が亡くなり、3万円~5万円の香典を出す場合は高級感のある香典袋を選ぶのがおすすめです。金額に見合った香典袋を選ぶようにしましょう。

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内袋の書き方

香典袋は外袋と内袋から構成され、内袋には金額と自分の住所・氏名を記載します。内袋には何も書かれていないものと、住所・氏名・金額の記入欄が設けられているものがあります。

内袋に何も記載されていない場合は、表面に旧字体で収めた金額を記載しましょう。3万円を納めた場合は「金参萬円」と記載します。

裏面には自分の住所と氏名を記載するのが一般的です。郵便物を送る際の封筒に記載する場合と同様に、左下に記載します。こちらは特別な書き方はなく、通常通り住所と氏名を記載するだけなので迷うことは少ないでしょう。

内袋に住所・氏名・金額を記載する欄があらかじめ設けられている場合は、指定された記入欄に記入します。金額記入欄には桁区切り用の枠が書かれていることもあるので、その場合は桁数を間違えないように注意しましょう。

内袋のスタイルに合わせて適切に記載することをおすすめします。

お札を入れる際のマナー

香典を出す際には、お札を入れる際にチェックしておくべきマナーがあります。間違えると失礼にあたるため、きちんと覚えておきましょう。

基本的に紙幣は裏を上にして内袋に納めます。裏を上にして袋を開けた場合、紙幣の表面が見える状態が正しい入れ方です。

香典袋に納める紙幣は新札を避けます。新札を入れるということは死亡を予想して準備していたということになるため、避けるのがマナーです。

ただし、破損があるなどあまりにも古すぎる紙幣を入れるのもマナー違反になります。親が亡くなって香典を出す場合、3万円~5万円を上記のマナーに従って包むのがおすすめです。

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義理の親が亡くなったら香典を出すべき?

ここまでで、実の親が亡くなった場合の香典に関するマナーをご説明しました。義理の親が亡くなった場合も香典を出す必要があるのかわからないという人もいるのではないでしょうか。

ここでは、義理の親が亡くなった場合の香典に関する考え方をご紹介するので、チェックしておきましょう。

夫または妻が喪主を務める場合は不要

基本的に自分の配偶者が喪主を務める場合は葬儀を執り行う側となるため、香典を出す必要はありません。義理の親が亡くなった場合は、まず誰が喪主を務めるのかを確認しましょう。

自分の配偶者が喪主を務めない場合は、基本的に香典を出します。香典を出す場合は、前述したいくつかのポイントをしっかりと押さえておき、失礼のないように出しましょう。

香典の相場は3~5万円

義理の親が亡くなった場合、香典の相場は実親の場合と同様に3万円~5万円です。香典袋の書き方や紙幣の選び方、提出方法に関するマナーも実親が亡くなった場合に香典を出すときと同様です。

相手の宗教に合わせた香典袋を選び、新札を使わず適切な金額を納めるなどの基本的なマナーを守って香典を出しましょう。義理の親であるからといって特別な配慮をする必要はありません。

よくある質問

Q:遠方で親の葬儀に参加できないときの香典の送り方は?

A:親が遠方に住んでいるなどの理由で葬儀に参加できない状況で香典を出す場合は、郵便を利用するのがおすすめです。

郵便で香典を出す場合は、今回ご紹介したマナーに従って適切な金額を香典袋に納めます。その後、香典袋を現金書留用の封筒に入れます。現金書留用の封筒には2種類あり、香典袋が入るサイズのものがあるので郵便局で購入しましょう。

準備ができたら郵便窓口で現金書留を差し出します。問題なく引き受けられたら手続き完了です。

▶ 参考:香典は郵送しても良い?送り方やタイミング、マナー


Q:友達の親が亡くなったときの香典の相場は?

A:友達の親が亡くなって葬儀に参列する場合、参列者という扱いになるので相手が香典を辞退していない限り香典を出しましょう。

香典の金額は相手との関係によって多少異なるものの、基本的には3,000円~1万円です。一般的な水引が印刷されているタイプの香典袋に納めて渡します。


Q:同僚の親が亡くなったときの香典の相場は?

A:職場の同僚の親が亡くなったときにも、葬儀に呼ばれるかもしれません。この場合も基本的に香典を出します。

同僚の親が亡くなった場合の香典も、3,000円~1万円が相場です。特に親しくしていたなどの理由がなければ3,000円~1万円を香典袋に納めて渡します。

同僚の親へ香典を出す場合に使う香典袋は、水引が印刷された一般的なスタイルのもので問題ありません


Q:家族葬でも親への香典は必要?

A:最近では葬儀の規模が縮小され、家族葬で執り行われることがあります。家族葬とは、故人の家族や特に親しい友人のみを招いて少人数で行われる葬儀です。

家族葬の場合、香典返しの負担を軽減するために香典を辞退するという選択肢があります。この場合は香典を出す必要はありません。

家族葬にすることを決めた場合は、香典を辞退するのか否かを確認することが大切です。香典を辞退しない場合は、今回ご紹介したポイントを考慮して準備しましょう。

▶ 参考:家族葬で香典を辞退するのはありなの?香典を辞退する方法


Q:親への香典返しの相場は?

A:香典返しの相場は、受け取った香典の3分の1~半額程度です。受け取った香典の金額をチェックしておき、適切な金額の香典返しを準備しましょう。

なお、香典返しは忌明けに行う方法と即日返しで行う方法があります。それぞれにメリット・デメリットがあるので、あらかじめチェックしてどちらの方法で行うかを決めましょう。


Q:親への香典を辞退したいときは?

A:小規模な葬儀で費用がそこまでかからない場合や、香典返しが負担になるなどの理由で香典を辞退しようと考えているかもしれません。

香典を辞退する場合は、あらかじめ辞退することを参列者に連絡しておきましょう。葬儀の案内を電話やメールで伝える際に、同時に連絡することをおすすめします。

あらかじめ連絡しても参列者が香典辞退について忘れてしまい、当日香典を持参する可能性があります。そういった場合に備えて、当日は受付で香典辞退を伝えましょう。

▶ 参考:「香典は辞退します」を参列者が迷わないようにしっかり伝える方法


まとめ

今回は親が亡くなった場合に香典を渡すかどうかについてご説明しました。基本的に香典を渡す必要はないものの、状況によっては渡す必要があります。

分からないことや香典についての疑問・不安がある際は、お気軽に小さなお葬式までご相談ください。
葬儀という非日常の場になると冷静に判断できないこともあるかもしれません。葬儀や香典に関して不明な点がある人や、信頼できる葬儀業者を探している人は、ぜひ小さなお葬式にご相談ください。


葬儀に関するお問い合わせは「小さなお葬式」へ

葬儀に関するご準備は事前に行うことが大切です。いざという時困らないように、葬儀全般に関する疑問は、「小さなお葬式」へお問い合わせください。24時間365日専門スタッフがお客様のサポートをさせていただきます。


最後に

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