9月のお彼岸に何をすればよいか悩んでいる方へ!お彼岸に備えておきたい行動について

9月のお彼岸に何をすればよいか悩んでいる方へ!お彼岸に備えておきたい行動について

お彼岸というと、先祖のお墓にお参りをする方も多いでしょう。しかし、仏事ということはわかっていても、その意味は理解しないまま過ごしている方もいるのではないでしょうか。

お彼岸は大切な節目です。先祖に感謝しながら供養するためには、きちんと準備をする必要があります。そこでこの記事では、9月のお彼岸に必要な知識をご紹介します。この記事を参考にすれば、9月のお彼岸に備えられるでしょう。

こんな人におすすめ

お彼岸とは何かを知りたい方

お彼岸の時期はいつなのか知りたい方

9月のお彼岸ではすることを知りたい方

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お彼岸とは

お彼岸は年に2回、春と秋にあり、春分の日と秋分の日はそれぞれの中日にあたります。お彼岸に墓参りをして先祖に感謝することや故人を忍んで供養することは、聖徳太子の時代から始まったともいわれる日本古来の習慣です。

「日本後記」には崇道天皇を供養するために僧侶を集めて法要が行われたと記されており、それがお彼岸のはじまりだとする説もあります。

仏教で先祖のいる極楽浄土の世界を指す言葉が「彼岸」です。これに対し現世のことは「此岸(しがん)」といいます。彼岸は西、此岸は東にあるとされ、太陽が真東から昇り、真西に沈む春分の日と秋分の日は彼岸と此岸が通じやすいと考え、先祖を供養するようになったというわけです。

9月のお彼岸の時期

9月のお彼岸は、具体的にはいつなのでしょうか。「暑さ寒さも彼岸まで」ともよくいわれますが、時期は毎年異なるので注意が必要です。ここでは、2024年の秋のお彼岸の時期について解説します。

2024(令和6)年は9月19日から

前述したとおり、春分の日と秋分の日はお彼岸の中日にあたります。その前後3日間をあわせた合計7日間が、それぞれ春と秋のお彼岸の期間です。

2024(令和6)年の秋分の日は9月22日ですから、彼岸入りは9月19日、彼岸明けは9月25日となります。

秋分の日は太陽の動きによって決まるので、毎年同じ日付とはかぎりません。毎年2月に翌年の日付が国立天文台によって官報で公表されます。

お彼岸は旧暦で行うところもある?

お彼岸同様、先祖のお墓をお参りする仏教行事のひとつがお盆です。お盆の時期は新暦と旧暦のどちらに沿うかによって、地域ごとに異なります。

一方、お彼岸は太陽の動きによって日にちが決まるので、お盆ほど地域によるばらつきがありません。ただし、沖縄の一部などのように独自の文化がある地域では、お彼岸という風習自体がない地域もあります。

9月のお彼岸ではどのようなことをすればよいか

お彼岸にはお墓にお参りにいくと漠然と理解していても、具体的にどのような作法や準備をすればよいかわからない方も多いでしょう。ここではお参りに行く前の準備から、お墓ですること、お寺の行事などを解説します。

お供物、供花の準備

お供物はお茶菓子が一般的です。おはぎや落雁などがよいでしょう。親戚・知人の家に伺う場合は供花、お菓子、線香、故人が好んだお酒などもおすすめです。最近では絵柄の入ったロウソクなどを選ぶ方も増えています。

お彼岸のお供物はその期間中仏壇に供える場合も多いため、日持ちのしないものはその間に悪くなってしまうかもしれません。冷蔵庫などで保管が必要なものなどは避ける気遣いをしましょう。

お墓参り

お彼岸のお墓参りはその期間中いつ行っても問題ありません。大きな霊園などでは、人の多い時間帯は水場などが混雑することもあります。タイミングをずらすとスムーズにお参りができるでしょう。

お墓に行ったらまずは掃除です。お墓の回りの雑草を抜き、墓石の汚れをきれいにしましょう。そのあと持参した供花やお供物、線香をそなえ、手を合わせます

個別に法要を行う場合などは事前にお寺に相談し、参列者の都合を聞くなど、調整や準備が必要です。

彼岸会(ひがんえ)への参加

壇家の場合、菩提寺で彼岸会と呼ばれる仏事があり、それに参加することもあります。彼岸会とは日本独自の仏教行事で、先祖を追善供養する法要です。

参加する場合のお布施は3,000円~1万円ほどが相場です。表書きは「御布施」と書くのが一般的ですが、宗派や地域などによっては異なることもあります。迷ったときは無地でも失礼にはなりません。持参するときは袱紗を使うとより丁寧です。

家ではどのようなことをすればよいか

お盆のように特別な飾りつけは必要ありませんが、家に仏壇がある場合には、仏壇や仏具をきれいに掃除しましょう。お花などを供え、墓前同様しっかり手を合わせます。お寺から僧侶に来ていただいてもよいでしょう。

自宅での法要を希望する場合は早めにお寺に相談します。お寺での法要などで忙しい時期であるため、直前のお願いでは日時の希望が通らないかもしれません。この場合のお布施の相場は3万円~5万円ほどでしょう。お寺が遠い場合などは別途お車代も準備します。

初彼岸を迎えたら

故人の四十九日を過ぎて初めて迎えるお盆を「新盆」や「初盆」というのと同じく、初めて迎えるお彼岸を「初彼岸」といいます。新盆では新しい飾りを用意したり、法要を行ったりと特別な準備が必要ですが、初彼岸ではどうなのでしょうか。

初彼岸は特別なことはない

初彼岸は新盆とは対応が違い、基本的には特別なことは不要です。普段のお彼岸と同じような行動をすればよいのですが、家庭によっては僧侶を招き法要を行う場合もあります。

お盆のように特別にお供えを用意する準備も必要ありません。そのため、初彼岸ですることは、お墓参りや仏壇の前に座り、先祖に感謝し故人を思い拝むことです。その際には、お線香をあげ手を合わせるだけでなく、お墓の掃除や仏具の手入れなどもあわせて行いましょう。

この時期に訪問を受けることもある

初彼岸では、故人と縁のあるお客様の訪問を受けたり、法要で親戚を招いたりする場合があります。その際に御仏前やお供物をいただくことがあるでしょう。ごく親しい身内の場合はお返しはなしという話になることもありますが、関係性によってはお返しが必要です。基本的には法事のお返しと同じと考えて問題ないので、準備しておきましょう。

初めて迎える仏事に困った場合は専門家や同じ檀家に聞いてみる

お彼岸の作法など、細かい部分は地域や宗派によって違いがあることもあります。初彼岸でどのようなことをすればよいかわからないときは、専門家や同じ菩提寺の檀家などに聞くとよいでしょう。

初めてのお彼岸は、勝手がわからず戸惑うことも多いかもしれませんが、一度経験すれば雰囲気がわかり次からはスムーズに対応できます。大切なのは先祖に感謝し供養する気持ちです。

9月のお彼岸におはぎが用意される理由

秋のお彼岸のお供物といえば「おはぎ」という家庭も多いでしょう。しかしその理由をご存じの方は少ないかもしれません。

お彼岸にはあんこでもち米を包んだ生菓子を供える風習があります。小豆には魔除け、餅には五穀豊穣の意味を込めたお供物です。甘味が貴重な時代は、ごちそうでもありました。

春のお彼岸ではその時期に咲く牡丹の花に見立てて「ぼたもち」と呼び、粒あんが使われ、秋のお彼岸では萩にちなんで「おはぎ」と呼ばれ、こしあんで作ります。花の大きさにあわせて、おはぎのほうを小さく作る場合もあるようです。

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まとめ

今回はお彼岸とは何か、いつ行われるのかなど、基本的なことから詳しく解説してきました。ぼんやりとしたイメージしかなかった方は、具体的なことがおわかりいただけたのではないでしょうか。宗教行事には日常生活にはない風習も多いため、疑問に思うことがあったかもしれません。

小さなお葬式では、そのようなご質問やご相談にも電話やWEBでお答えしています。葬儀はもちろんのこと、法事・法要の寺院手配サービスも可能です。各地域、宗派の指定も無料で行えます。仏事のことでお困りのことがありましたら、お気軽にご相談・ご依頼ください。

監修
信長 洋輔(小さなお葬式 コラム編集長)
信長 洋輔(小さなお葬式 コラム編集長)

株式会社ユニクエスト社員
「小さなお葬式のコラム」の編集長。
葬儀葬式・法事法要だけでなく、終活・老後資金などFP関連の知識にも精通。
葬祭ディレクター1級の資格取得に向けて学習中。
葬儀業界最大級の、合計2000記事以上を管理。
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よくある質問

よくある質問
  • お彼岸は2回とも行かないといけないの?

  • お彼岸の際のお墓参りはどのくらい行けばいいの?

  • 彼岸入りって何?

  • お彼岸に結婚祝いをもって行ってもいいの?

  • お供えにお金をもって行っても大丈夫なの?

  • 彼岸会に参加する際の服装は何がよいの?

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