通夜振る舞いの流れとマナーを徹底解説!費用や注意点も紹介
葬儀マナー[参列者]

作成日:2021年01月07日  更新日:2022年04月21日

通夜振る舞いの流れとマナーを徹底解説!費用や注意点も紹介

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「通夜振る舞いの流れを知りたい」「気をつけるべきマナーが分からない」「通夜振る舞いにかかる費用を知りたい」とお考えの方は多くいらっしゃいます。

通夜振る舞いとは通夜後に行う食事会のことで、多くのマナーがあります。また参加する人数によっては多くの費用が必要です。

この記事では、通夜振る舞いの流れやマナー、費用や料理について説明します。概要から説明するので、通夜振る舞いに関して知識がないという方もぜひ最後までお読みください。葬儀全体の流れについてあわせてご確認することもおすすめです。

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【もくじ】
通夜振る舞いとは?概要を解説
流れを4ステップで解説
【例文付】通夜振る舞いでの挨拶集
通夜振る舞いのマナー・注意点
通夜振る舞いにかかる費用について解説
通夜振る舞いで出す料理の決まり
まとめ

通夜振る舞いとは?概要を解説

通夜振る舞いとは、通夜後に行われる食事会のことで、通夜に参列する人のほとんどが参加します。

行う目的やタイミングなどを説明しますので、ご確認ください。また、「精進落とし」と混同されやすいですが、通夜振る舞いとは異なるものです。概要を理解していないと、当日慌ててしまうかもしれません。事前に確認して通夜振る舞いに参加しましょう。

1. 通夜振る舞いを行う2つの意味

通夜振る舞いには2つの意味があります。

一つ目は、喪主から僧侶や参加者に対して食事やお酒を振舞うことによって感謝を伝えることです。最近の通夜振る舞いは1~2時間が一般的ですが、以前は夜通し行われるものでした。

二つ目は、食事会を通して故人を改めて思い出し、偲ぶことです。そのため、通夜振る舞いで故人に全く関係のない話をすることは望ましくありません。

現在では、通夜振る舞いの時間も短くなり、以前ほどマナーなどにも厳しくなくなりました。

2. 通夜振る舞いを行うタイミング

通夜振る舞いは通夜の終了後、喪主から案内があった後に行われます。多くの場合、葬儀場の別室に食事やお酒が用意されています。

通夜振る舞いは19:00~20:00頃から開始するのが一般的です。所要時間は1~2時間程度ですので、お開きになるのは20:00~21:00になります。喪主からお誘いを受けた場合は基本的に参加するのがマナーですので、所要時間を把握しておきましょう。

3. 精進落としとの違い

似たような食事会に「精進落とし」(しょうじんおとし)があります。混同されやすいのですが、行うタイミングと参加者によって区別します。

通夜振る舞いは通夜後に行うのに対して、精進落としは初七日法要の際に行うのが基本です。しかし、この初七日法要は省略することも多く、実際は火葬後に行われるのが一般的です。

また、通夜振る舞いにはほとんどの参列者が参加しますが、精進落としは親族や非常に親しい友人に限られます

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流れを4ステップで解説

通夜振る舞いは4ステップで行われます。事前に流れを把握しておくと、当日スムーズに行動できるので、確認しておきましょう。

1. 通夜終了を表す喪主の挨拶の際に、通夜振る舞いの案内をする
2. 参列者が席に着いたら、喪主が通夜振る舞いを始める挨拶をする
3. 通夜振る舞いが始まると、喪主は参列者に挨拶回りをする
4. 通夜振る舞いを終える挨拶をする


基本は、通夜が終わったあとに喪主からの指示に従えば問題ありません。食事中は、あまり騒ぎ過ぎないようにして、故人の思い出話をしましょう。通夜振る舞いは1~2時間かかるのが一般的です。

喪主から参列のお礼を言われたら、お悔やみの言葉を伝えるようにしましょう。

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【例文付】通夜振る舞いでの挨拶集

通夜振る舞いでは、全部で3つの挨拶が必要です。凝ったものを用意する必要はなく、例文に沿ったものを用意すれば問題ありません。

多くの人が参加するので、長くなりすぎないことが大切です。喪主が挨拶を行うのが一般的ですが、献杯は親族や友人が行う場合もあります。お願いされたら、できるだけ引き受けましょう。3つの例文を紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

1. 開会

通夜振る舞いを始める挨拶には、参列への感謝を述べましょう。また、簡単に食事の案内をすると、参列者は気兼ねなく食べられます。

献杯の挨拶を喪主以外が行う場合は、その方を紹介して献杯の挨拶をしてもらいます。

【例文】

本日はお忙しいところ、母の通夜に足をお運びいただき、誠にありがとうございます。母も皆様に囲まれて、さぞかし喜んでいることでしょう。

ささやかではありますが、食事とお酒のご用意をしております。
短い時間ですが、お時間の許す限り、生前の思い出話などをしていただければと思います。

献杯の挨拶は、故人と学生時代からの友人の〇〇さんにお願いしました。よろしくお願いいたします。

2. 献杯

喪主以外が献杯を行う場合は、冒頭に自己紹介を入れましょう。また、その人特有の故人との思い出に関する話があると好印象です。

【例文】

ご紹介に預かりました、〇〇と申します。故人とは、高校生のころから親交があり、まだ気持ちの整理が終わってきません。

故人は学生時代から、真面目で友達思いでした。多くの参列者に見送られて、安らかに眠っていることでしょう。

それでは、お飲み物をお持ちいただき、私のあとに続いて「献杯」の言葉をお願いいたします。献杯。

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3. 閉会

会の終わりに、改めて参列していただいた挨拶をしましょう。また告別式の案内もするとスムーズに進みます。

【例文】

本日は参列していただき、誠にありがとうございました。皆様のお力添えのおかげで、無事に通夜を終了できました。みなさんから故人の思い出話をお伺いでき、私も嬉しく存じます。

それでは、名残惜しいですが、この辺でお開きにさせていただきます。
明日の告別式は同じ会場で午前〇時からです。ご都合がつく方はご参列のほど、よろしくお願い致します。改めまして、本日は誠にありがとうございました。

通夜振る舞いのマナー・注意点

通夜振る舞いにはマナーや注意点があります。通夜には多くの人が参列するため、マナー違反をしてしまうと、遺族や参列者にも迷惑をかけてしまうかもしれません。

しっかりマナーを守って、失礼のない通夜振る舞いにしましょう。こちらでは気をつけるべきマナーを3つ紹介しますので、ぜひご確認ください。

1. できるだけ参加する

通夜振る舞いに招待された場合、参加を心がけましょう。通夜振る舞いは、故人の思い出話をすることで遺族の寂しさを紛らわすという目的があるからです。

関東では、参列した人の多くが通夜振る舞いに参加します。一方、関西では親戚のみで通夜振る舞いを行うことが多いです。地域の特色も考慮し、声をかけられた場合は可能な限り参加します。

参加した際は、少しでも食事をいただくようにしましょう。通夜振る舞いでは、参列者が食事をいただくことが故人への弔いになると考えるからです。

2. 騒ぎ過ぎない

通夜振る舞いでは大声を出したり、騒いだりするのはやめましょう。落ち着いて故人の思い出話をし、悼むのがマナーです。

特に、献杯は静かに行うものなので注意が必要です。乾杯と言葉が似ているので混同されやすいですが、内容は異なるものです。献杯では、言葉を伸ばすことや、近くの人と杯を合わせることはしません。また杯を高く掲げることもせずに、顔や胸のあたりで留めましょう。

通夜振る舞いで食事やお酒をいただくと、つい騒ぎたくなってしまうかもしれません。しかし遺族を慰め、故人を悼む席だということを忘れないようにしましょう。

3. 喪主は下座に

通夜振る舞いは、喪主や遺族が参列者をもてなす食事会です。そのため、喪主や遺族は下座に座るのがマナーです。通夜で、喪主や遺族は上座に座ります。その流れのまま、通夜でも上座に座ることがないように気をつけましょう。

僧侶が通夜振る舞いに参加する場合は、上座に案内します。僧侶以外は年齢が高い方を上座に案内しましょう。

通夜振る舞いにかかる費用について解説

「通夜振る舞いにかかる費用はどの程度なのだろう」と不安に思っていませんか。基本的に通夜振る舞いかかる費用は食事代と僧侶への御膳料の2つです。

どちらも、通夜振る舞いに参加するかは当日まで分からず、費用の予想が立てるのが難しいです。おおよその相場と目安を紹介しますので、ぜひ参考にしてください。事前大まかな費用が分かると安心できます。

1. 1人およそ3,000円で考える

通夜振る舞いは、参加者1人あたり3,000円で費用を見積もるのが一般的です。参加人数を予測するのは難しいですが、基本的にお通夜に参列する人の50%の人数分を用意します。

例えば、50人が参列する通夜の場合、3,000円×25人で7万5,000円を予想します。料理の内容によっても費用は変わりますので、葬儀社に相談するのがおすすめです。

2. 僧侶には御膳料を払う

通夜が終了したら、僧侶を通夜振る舞いへ招待します。ただし、基本的には辞退されることが多いです。仮に辞退されたら、僧侶に「御膳料」という名目で5,000円~1万円を包み、お渡しします。

事前に辞退するかは分からないので、用意をしておき、必要だったらお渡しするのがおすすめです。どうしても事前に知りたい場合は、葬儀の打合せの際に聞きましょう。

通夜振る舞いで出す料理の決まり

通夜振る舞いで出す料理には、決まりがあります。以前は、精進料理を提供するのが一般的でしたが、時代の流れを共に変化しています。

現代で守るべき3つの決まりを紹介しますので、ご確認ください。基本的に、多くの方が参加するので、高齢の方から子どもまで誰でも食べられる料理にするのが大切です。疑問点があれば葬儀社に質問してみましょう。

1. 大皿料理を用意する

料理は大皿で、取り分けて食べられるものを用意しましょう。通夜振る舞いに参加する人数は予想しづらいため、大皿であれば柔軟に対応できるからです。

また、サンドイッチやお寿司など簡単に食べられて、苦手な人が少ない料理を準備することが多いです。

2. アルコールを準備する

お酒には、心身の穢れを清める作用があると考えられているので、ビールや日本酒を用意することが一般的です。しかし、車で参列に来た方や子どものために、ソフトドリンクも用意しておきましょう。

3. 参列者の50%程度の食事の量を用意する

料理の量は、参列者の50%程度を用意します。通夜振る舞いに参加する人数を予想するのは難しいのですが、たくさん食べる人は少ないです。

また大皿料理での提供なので、多少の人数変更には対応できます。おおよそ参列者の半分程度の食事を用意すると覚えておきましょう。

まとめ

通夜振る舞いは、通夜後に行う遺族を慰め、故人を弔う食事会です。マナーを守って、故人の思い出話を楽しみましょう。

通夜振る舞いを行おうと考えると多くの疑問点が出てくるかもしれません。小さなお葬式では、葬儀に関する知識をもったスタッフがお客様の疑問にお答えしております。通夜振る舞いのことでお困りでしたら、お気軽にご連絡ください。

さらに小さなお葬式では、不明瞭になりやすい葬儀料金を、事前に明確なお値段を提示してご案内しております。ぜひご利用ください。

葬儀に関するお問い合わせは「小さなお葬式」へ

葬儀に関するご準備は事前に行うことが大切です。いざという時困らないように、葬儀全般に関する疑問は、「小さなお葬式」へお問い合わせください。24時間365日専門スタッフがお客様のサポートをさせていただきます。

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