お悔やみの挨拶とは?伝え方のマナーと文例を状況・関係性別にご紹介
葬儀マナー[参列者]

作成日:2014年08月11日  更新日:2021年03月25日

お悔やみの挨拶とは?伝え方のマナーと文例を状況・関係性別にご紹介

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お悔やみの言葉は、訃報(ふほう)の連絡を受けて通夜や葬儀・葬式の場などで死をとむらう気持ちを示すために用いられます。

遺族のもとに駆け付けて、直接お悔やみの言葉を伝えるのが一番ですが、この記事では、直接お悔やみを伝える場合と、メールで伝える場合、それぞれのマナーや文例についてご紹介します。

【もくじ】
お悔やみの挨拶とは?
よく使われるお悔やみの挨拶とその意味
【状況別】お悔やみの言葉の文例
お悔やみの挨拶を伝える際のマナー
お悔やみの挨拶をメールで伝えても良い場合は?
お悔やみメールのマナー
【関係性別】お悔やみメールの文例
遠方で直接お悔やみの言葉を伝えられない場合
お悔やみの際におけるワンポイントアドバイス
お悔やみの挨拶で困ったら?
お悔やみの挨拶は遺族の心情を思いやることが大切
よくある質問
「喪主が必ず読む本」無料プレゼント中
まとめ

お悔やみの挨拶とは?

お悔やみとは、故人を悼む思いを言葉にして遺族に伝えることを言います。遺族と共に亡くなってしまったことに対して悲しむ言葉や、遺族を慰める際に使われる言葉もお悔やみの挨拶となるでしょう。

お悔やみの挨拶は、遺族や亡くなった方への関係性で変わります。また、使うシーンによっても変わるため、難しく考えてしまう方もいるのではないでしょうか。

お悔やみの言葉は大前提として、遺族への配慮の言葉です。思いやる気持ちが重要なので、神経質になりすぎず悼む思いを伝えましょう。

よく使われるお悔やみの挨拶とその意味

お悔やみの挨拶は、相手を思いやる気持ちが重要となるため気持ちが伝われば良いという面があります。しかし、自分の気持ちを言葉にするのが苦手という方もいるでしょう。

ここではお悔やみの挨拶としてよく使われる「ご愁傷さまです」「お悔やみ申し上げます」「ご冥福をお祈りします」の3つを例に挙げて、それぞれの意味を紹介します。

ご愁傷さまです

「ご愁傷さまです」の「愁」には憂いの意味があり、「傷」には傷みを表します。そのため「ご愁傷さまです」とは、遺族の心の傷を憂い同情や慰めの気持ちがこもった挨拶といえます。

お通夜や葬儀の際に挨拶の言葉で困った時は、「ご愁傷さまです」とお伝えしましょう。上手く伝えようと凝った言葉より、弔意の思いが遺族に伝わります。

注意点としては、口頭のみで使える言葉という点です。参列するのが難しく、メールなどでお悔やみを伝えるときには使えません。

お悔やみ申し上げます

「お悔やみ申し上げます」は、故人を弔う言葉として使われます。遺族と共に故人の死を悲しみ、弔う意を伝える言葉として使うと良いでしょう。口頭で伝えるときだけではなく、弔電などの文中にも使用できます

口頭で使用する際には、「この度は心よりお悔やみ申し上げます」と使うのが一般的です。「ご愁傷さまです」と併用して「この度はご愁傷さまです。心よりお悔やみ申し上げます」と伝えれば、より弔意の思いが伝わるでしょう。

ご冥福をお祈りします

「ご冥福をお祈りします」は、遺族に寄り添う「ご愁傷さまです」「お悔やみ申し上げます」とは違い故人へ向けた言葉となります。「冥福」には死後の幸福という意味合いがあり、「故人の死後、幸福になりますように」と祈る挨拶です。

話し言葉ではないので、口頭で伝えるのは好ましくありません。「ご冥福をお祈りします」を使用する際は、弔電など文にてお悔やみの挨拶を伝える際に使用しましょう。

【状況別】お悔やみの言葉の文例

よく使われるお悔やみの言葉を、ご自身らしい言葉で伝えるとよいでしょう。ここで、状況に合わせたお悔やみの言葉の文例をご紹介します。

訃報の連絡を受けたとき

訃報の連絡を受けたときは、辛い気持ちの中知らせていただいたことに対しての、感謝の言葉を含ませるのが望ましいでしょう。また、これから伺っても良いのかと、今後の日程などの確認も行います。

・お知らせいただきありがとうございます。ご訃報に接し、心より哀悼の意を表します。

・お辛い中、お電話いただきありがとうございます。ご迷惑でなければ、これからご自宅に伺って
 もよろしいでしょうか。

・お電話いただきありがとうございます。突然のことで言葉も見つかりません。よろしければ生前
 お世話になっていた故人にお礼を述べたいのですが、今後の日程などはお決まりでしょうか。

葬儀で挨拶をするとき

多くの人にとって葬儀での挨拶は、葬儀会場内で遺族に対してすることになるでしょう。お通夜会場では、お悔やみの言葉を伝えることが一般的です。一方葬儀では、基本的に会場内でお悔やみの言葉を述べることはありません。

・このたびは突然のことで、言葉もありません。心よりお悔やみ申し上げます。

・このたびはご愁傷様でした。ご遺族の皆様のお気持ちを思うと、言葉もありません。私にできる
 ことがあれば何でもおっしゃってください。

また、受付でお悔やみの言葉を伝えるのを忘れてはいけません。ハキハキとしゃべるのではなく、声の調子や大きさを抑えて「このたびはご愁傷様でした」と一言添えましょう。

キリスト教葬儀の場合

キリスト教の場合、人の死=神の元に召されるということになります。そのため、お悔やみの言葉も、神への感謝や故人を懐かしむことに重点が置かれます。

・安らかなお眠りをお祈り申し上げます。

・突然の訃報に接し、哀悼の意を表します。安らかにご永眠されますよう、心よりお祈り申し上げ
 ます。


お悔やみの言葉について、さらに詳しく知りたい方は、こちらのページをご覧ください。

参考:挨拶文例集 参列者の方

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お悔やみの挨拶を伝える際のマナー

お悔やみの挨拶を伝える際は、ただ言葉を伝えればいいというものではありません。遺族を思いやる気持ちが重要なので、不快感を与えないよう気を付けましょう。ここでは、お悔やみの挨拶を伝える際の最低限のマナーについて紹介します。

長話をしない

お悔やみの挨拶は、短く端的に伝えましょう。遺族は多くの弔問客に対応する必要があり、親族が亡くなったこともあり肉体的にも精神的にも弱っている傾向にあります。余計な負担をかけないよう、端的に伝えるよう心がけましょう。

お悔やみの挨拶をする際には、自分の立場をわきまえる必要があります。故人だけではなく、遺族に近い方であれば心のケアもできるでしょう。しかし、故人のみと親しかった方との会話は負担になる場合があります。長々と話すのは控えましょう。

死因などを詳しく尋ねない

傷心の遺族に対して、お悔やみの言葉と共に聞くことではありません。親しい方がどうして亡くなったのか気になるかもしれませんが、後々知る機会があるはずです。遺族の気持ちを考えて、このタイミングで伺うのは控えましょう。

忌み言葉を避ける

忌み言葉(いみことば)とは、使うことがはばかられる言葉を指します。葬儀の忌み言葉として代表的なものに、重ね言葉(かさねことば)があります。

例えば下記のようなものです。

「重ね重ね」 「たびたび」 「いよいよ」 「またまた」 「ますます」
ひとつの言葉を2回重ねて使うことが、重ね言葉に該当します。

他にも
「再三」「再び」「なお」「追って」
のように、繰り返しや次を予感させるような言葉も含まれます。これらは不幸を繰り返すとして敬遠されています。

重ね言葉の他には、
「死ぬ」「死亡」「生きる」「生存」
などの直接的な言葉も禁句です。

話の中で使用する場合は
「死亡」→「ご逝去」
「生きている頃」→「お元気な頃」

など、柔らかな表現に言い換えるようにしましょう。

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身だしなみに注意する

お悔やみの言葉を伝えるシーンは大きく分けて3つあります。通夜前の弔問、お葬式やお通夜、葬儀後の弔問です。どんな場合でも最低限の身だしなみは整え、真心を持って遺族と接することが大切です。

身だしなみのルールとしては、通夜前の弔問は平服が基本です。和装の場合もやはり喪服は避け、地味な色柄の小紋や紬でまとめます。急な訃報で駆けつけたからとはいえ、ジーンズにTシャツのようなラフな格好は避けるようにしましょう。

葬儀後の弔問の場合は、通夜前の弔問よりもややフォーマルな服装(グレーなどのスーツやワンピース)が望ましいです。

宗教・宗派によって相応しくない言葉

なかには宗教・宗派によって避けるべき言葉があります。例えば「冥福を祈る」という言葉ですが、冥福には死後の幸福という意味があります。キリスト教の一部では、死後に必ず天国へ行けるとされているため、冥福を祈る必要がありません

また浄土真宗では、阿弥陀如来によって極楽浄土に導かれるとされており、その教えに対する信心不足や迷いを表す言葉であるため、不適切と言われています。

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お悔やみの挨拶をメールで伝えても良い場合は?

メールで訃報の連絡を受けて、お悔やみをメールで伝えてもよいのか、またどのような文面にすればよいのかと迷われることもあるかと思います。

お悔やみの言葉は、本来直接会って伝えるものですが、関係性や状況によってはメールで伝えても問題ありません。具体的に次の状況であれば、お悔やみをメールで伝えても問題ありません。

【状況】
・メールで訃報連絡を受けた
かつ、関係性が以下①②のいずれかの場合
①送り主が友人、知人など親しい間柄
②送り主が取引先担当者、会社の上司、同僚などビジネス関連の間柄

お悔やみをメールで述べるのは略式であるため、関係性が深いもしくはビジネス上の関係性である場合に急ぎで送るものと認識してください。

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お悔やみメールのマナー

お悔やみメールについても、お悔やみの挨拶と同様に遺族の負担とならないように簡潔にまとめるのがマナーです。具体例を以下にまとめました。

件名 件名だけで要件が分かるように簡潔にする
「(名前)よりお悔やみ申し上げます」
時候の挨拶 前置きは不要
忌み言葉 使用不可

取引先の場合は、件名に社名や所属を記載しておくとよいでしょう。メールでのお悔やみは、極端に硬い文章にしなくても問題ありません。しかし、略式とはいえ弔意を示すための文章です。丁寧な言葉を使うよう心がけましょう。

【関係性別】お悔やみメールの文例

遺族は葬儀の準備等で忙しい可能性があるため、お悔やみメールはシンプルで読みやすく、相手に負担をかけないように配慮してください。

相手との関係性によって文面が変わるため、関係性別でお悔やみメールの文例をご紹介します。そのまま使用できるように記載しています。

取引先などビジネス相手に送る

取引先などビジネス上でお付き合いがある方から、訃報が届く場合もあるでしょう。関係性にもよりますが、ビジネス相手でもお悔やみのメールを送りましょう。

○○様の突然の訃報に驚いています。
都合によりご葬儀に伺うことができず、申し訳ありません。
略儀ながらメールにてお悔やみ申し上げます。
心よりご冥福をお祈り申し上げます。


関係性が浅く、硬い文面でお悔やみを伝えたい場合は以下を参考にしてください。

このたびはご母堂様のご逝去の報に接し、大変驚いております。
ご家族の皆様のご傷心を拝察いたし、心よりお悔やみ申し上げます。
心身共に大変な時だと存じますが、ご無理をなさいませんように。
本来であれば直接お目にかかりお悔やみを申し上げたいところではございますが、
略儀ながらメールにて失礼いたします。


また、お悔やみメールを入れた後に仕事の話をする際は「恐縮ながら○○の件に関しまして、ご連絡させていただきます」などと書いた上で本題に入るといいでしょう。

親しい間柄の方に送る

お母様のご逝去を知り、大変驚いています。
本来なら直接お悔やみに伺いたいところですが、このような形になり申し訳ありません。
家族を支えなくては、と無理をしていないか心配です。
あなたまで倒れては大変なので、どうか自分のことを考えて体を労ってください。
私にできることがあればいつでも連絡してください。


相手との関係性が深い場合は、相手を思いやる一言を付け加えると良いでしょう。

遠方で直接お悔やみの言葉を伝えられない場合

人の死は突然訪れるもので、予測できるものではありません。「昨日までは元気だったのに、あっという間に逝ってしまった」ということも多くあります。

大切な家族の一員、親しい友人が亡くなった際に近くにいるのであればお葬式にも出られますが、たまたま海外に出張に来ていてお葬式には出られないということもあります。ここでは、その場合の対処法をご紹介します。

お悔やみのメールを送る際に葬式に出席できないことを伝える

友人、知人、親族の訃報を受けて、すぐにでも弔問できる、またはお通夜やお葬式には参列できるという場合には、遺族にお悔やみの言葉を伝えるだけで問題ありません。

海外や遠方に住んでいて弔問やお通夜、お葬式には参列できないとあらかじめ分かっている場合には、お悔やみの言葉をメールや手紙で伝えます。

その際に、お葬式に出席できない旨を伝えるようにしましょう。もし弔問できる予定があれば、後日弔問したい旨も伝えましょう。

香典を送る

お葬式やお通夜に参列はできなくとも、せめてもの気持ちを届けるために香典を送りましょう。特に故人が親しい人物や、大切な親族の一人である場合は、香典を送って自分の気持ちを形にするのが望ましいでしょう。

香典に関しては、その後の遺族との関わり方にも影響が出てきます。特に親族の間柄では香典をくれた、くれなかったと後々トラブルに発展するケースも少なくないので、注意しましょう。

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葬式の花を用意する

お葬式やお通夜に参列できない場合に、お葬式の花、もしくはお葬式の花代を送って自分の代わりとする方法もあります。

これも香典と同じく、気持ちを形にするというものですが、形あるものとして花はより印象に残ります。花が素晴らしいものであれば、「きっと故人も満足して、良いお別れができたに違いない」と遺族も考えてくれるでしょう。

故人とのお別れの場に参列できなくとも、自分の心は故人と共にあるということを故人にも伝えたいのであれば、花に思いを託してみるのも良いでしょう。

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お悔やみの際におけるワンポイントアドバイス

お悔やみを伝える際に、身だしなみを整えること、場をわきまえることなど注意すべき点をいくつかまとめてきましたが、それ以外にも知っておくと役立つ事柄がいくつかあります。ここではお悔やみの際のワンポイントアドバイスについてまとめています。

メールやラインで伝える場合は返信不要の一言を添える

お悔やみの言葉を直接ではなく、メールやラインで送る場合は、相手のことも十分に配慮して送らなくてはいけません。文章の誤字脱字を確認することはもちろんですが、相手方が葬儀の準備や手続きなどで忙しくしていることにも配慮しなくてはなりません。

そこで大切になのが、「返信不要」の一言です。その一言があるか否かで、故人及び遺族をどれほど気遣っているかが伝わります。

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お悔やみの際は宗派に合った数珠かどうかチェックする

「何でも良いから手元にある数珠を持って行こう」という考え方は、失礼な行為につながることもあるので注意しましょう。

数珠にも様々な種類があります。本連数珠や略式数珠など、宗派によって使って良いもの、ふさわしくないものがあるということを覚えておきましょう。

略式数珠は日蓮宗以外の宗派で使えるので、一つ持っておくと便利です。しかし、同じ略式数珠でも、宗派によって持ち方が異なるので、お通夜やお葬式の会場に行く前にしっかり確認しておくことをおすすめします。

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お悔やみの言葉を伝えに後日訪れて良いか聞いてみる

お通夜やお葬式に参列する場合でも、慌ただしく時間が過ぎ故人としっかりお別れができなかった、という場合があります。

そんなときは、後日改めて弔問して良いか遺族の方に確認を取りましょう。お葬式やお通夜に参列できない場合で後日弔問ができるという場合にも、お悔やみの言葉を伝える際に後日弔問について遺族の方に相談してみましょう。

遺族は、お通夜やお葬式が終われば時間ができるというものではなく、その後の遺産整理や故人の諸々の手続きを片づけなければいけないなど、やることが多くあります。その点に十分配慮して、遺族の方の負担にならない程度の弔問をするように心がけましょう。

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お悔やみの言葉を伝えるタイミングかどうか配慮する

お悔やみの言葉を伝えるときは、場の雰囲気を察することも大切です。突拍子もない時にお悔やみの言葉を言ったり、本来お悔やみの言葉を伝えるタイミングを逃したりするのはもってのほかです。正しいタイミングでお悔やみの言葉を言うことで、遺族と故人に対する真心、誠意が伝わります。また弔問する際には、家に上がる前に玄関口でお悔やみの言葉を述べるようにしましょう。

お悔やみの挨拶で困ったら?

人の死は突然訪れるものですから、心の準備ができていないということは多くあります。特に、全く亡くなる気配など感じさせなかった人物や大好きな友人、家族の死は、残された者の心に大きな喪失感をもたらします。そのような時は、お悔やみの言葉が上手く見つからないということもあるでしょう。

身近な人に相談する

お悔やみの言葉が出てこない、自分の気持ちが整理できなくなってしまった、という場合は、身近な人に自分の気持ちを話してみましょう。

悲しすぎて何を言って良いのか分からない、あまりに突然で気持ちの整理がつかないなど、人の死を目前に委縮してしまうことは誰にでも起こることです。

そのようなときは、自分一人で抱え込まずに、周りの人に自分の気持ちを正直に話してみましょう。話している中で良いお悔やみの言葉が見つかることもありますし、家族や友人からお悔やみの言葉について良いアドバイスがもらえることもあります。

葬式の業者に相談する

家族や友人が周りに居らず、どうして良いか分からなくなってしまった場合は、専門家に相談するのが一番です。

これまで「別れの場」を数多く見てきた専門家であれば、お悔やみの言葉にアドバイスをもらえるでしょう。失礼がないように、しっかりお悔やみの言葉を述べたいというのであれば、葬式の業者に相談してみましょう。

小さなお葬式」では、これまでの実績と経験から、お悔やみの言葉に関するアドバイスも的確にできます。無料相談窓口もあるので、少しでもお悔やみの言葉で迷ったら相談してみると良いでしょう。

お悔やみの挨拶は遺族の心情を思いやることが大切

お悔やみの挨拶は、遺族を思いやる気持ちで伝えるものです。ここまで紹介してきた言葉は、マナーに則った言葉で遺族を悼む意味合いがあります。しかし、あくまで基本形であり関係性や状況によって適切な言葉は変わるでしょう。

遺族の心情を考えれば、お悔やみを自分の言葉で伝えることはそう難しくありません。より丁寧に悼むのであれば、相手を気遣う言葉も付け足すようにしましょう。今後も良い付き合いをして行くためにも、失礼にならないよう気を配りお悔やみを伝えられるといいですね。

よくある質問

Q:お悔やみを伝える際に気をつけるポイントは?

A:心身共に疲弊している遺族の方を思い、死因を尋ねたりすることは控え、短く簡潔な言葉でお悔やみを伝えることが大切です。また、重ね重ねや再三など忌み言葉は避けるように意識しましょう。マナーについて詳しくはこちらをご確認ください。


Q:お悔やみをメールで送るときのマナーは?

A:件名は「(名前)よりお悔やみ申し上げます」のように、相手に送り主が誰で、用件がお悔やみだとすぐに分かるように書きましょう。また、忌み言葉は控え普段より丁寧な言葉遣いを心がけましょう。メールの文例について詳しくはこちらをご確認ください。


Q:お悔やみの言葉を伝える際に持って行くものはある?

A:通夜前の弔問の際には香典は持参せず、供養物も持参しないのが一般的です。香典は、葬儀に参列できずなかった場合に後日持参するのが望ましいでしょう。故人が好きだった菓子折りや日持ちするものを、供養物として一緒に持参するのが望ましいです。


Q:メールで訃報を受けた際にはどうすればいいの?

A:メールで訃報を受けた際、お悔やみの言葉をメールで伝えても構いません。ただし、お悔やみの言葉は直接会って伝える方が良いため、後日弔問できる予定があるのであれば後日弔問したい旨も伝えましょう。


Q:直接お悔やみの言葉を伝えられない場合はどうしたらいい?

A:メールでお悔みの言葉を伝えましょう。その際に、お葬式にも出席できない旨を伝えるようにしましょう。また、お葬式やお通夜に参列はできなくとも、せめてもの気持ちを届けるために香典やお葬式の花を送って自分の代わりとする方法もあります。


Q:お悔やみを英語で伝える場合は?

A:海外でも「死」という意味をもつDeathなどの単語は使われていないため、「死」に直接的な言葉は避けましょう。また、日本語と英語の文法はまったく異なるため、事前に英文のテンプレートを見て文法を理解しておくことも大切です。英語で返信する際の例文について詳しくはこちらをご確認ください。


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まとめ

お悔やみの言葉には伝え方、伝える際のマナーなど、知らなくてはいけないことがいくつかあります。知らず知らずのうちに失礼な態度を取っていた、となっては大変なので、お悔やみを伝える際には不備がないかよく確認するようにしましょう。

お悔やみの言葉やお悔やみを伝える際のマナーなどで疑問点があれば、お葬式の専門業者に相談し、プロの意見を聞くようにしましょう。

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