火葬式の服装とは?葬儀の服装マナーと注意点をご紹介
葬儀マナー[参列者]

作成日:2021年02月08日  更新日:2022年08月31日

火葬式の服装とは?葬儀の服装マナーと注意点をご紹介

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葬儀はマナーに沿った服装で参列することが求められる場です。火葬のみを執り行う火葬式にも一般的な葬儀と同じように服装マナーがあります。しかし、葬儀の場にふさわしい服装が分からないという方もいるのではないでしょうか。

そこでこの記事では、葬儀の服装マナーや火葬式の服装選びについて解説します。マナーを守った服装で参列すれば、遺族や他の参列者に不快感を与えることなく、穏やかな気持ちで故人を見送れるでしょう。葬儀全体の流れについてあわせてご確認することもおすすめです。

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【もくじ】
葬儀の礼装には格式がある
火葬式の服装マナーとは?
葬儀の服装マナー【男性の場合】
葬儀の服装マナー【女性の場合】
火葬式の服装選びの注意点
まとめ

葬儀の礼装には格式がある

葬儀には喪服で参列するというマナーは広く知られていますが、喪服に格式があることを知らない方は多いのではないでしょうか。葬儀の礼装はケースに応じて格式を使い分ける必要があります。ここでは、男性と女性それぞれの喪服の格式について見てみましょう。

男性の喪服の格式

男性の喪服の格式は「正式礼装」「準礼装」「略礼装」の3つです。正式礼装はもっとも格式が高く、葬儀では喪主が着ます。参列者は喪主よりも格下の喪服を着るのがマナーとされているため着用しません。

準礼装は参列者が着用する喪服で、葬儀や法事といった場で広く使用されます。一般的に「喪服」とは準礼装を指し、着る機会がもっとも多い喪服といえるでしょう。略礼装は格式が低く、基本的に葬儀では着用しません。

女性の喪服の格式

女性の喪服の格式は男性と同じ「正式礼装」「準礼装」「略礼装」の3つで、着用する人や場面も同様です。ただし、女性の喪服には洋装と和装があります。以前は喪主が着用するのは和装がふさわしいとされていましたが、時代と共に考え方も変化し、現在はどちらを着ても問題ありません。

洋装光沢のないシンプルなワンピースやスーツを選びます。ただし、準礼装であれば、部分的にサテンやレースが使われていても構いません。和装の場合、正式礼装は五つ紋付きの黒無地の着物ですが、略礼装は一つ紋か三つ紋です。

火葬式の服装マナーとは?

火葬式とは通夜や一般的な葬儀といった儀式を省略し、火葬場で火葬と納骨を行う葬儀です。家族や近しい親族のみで執り行われることが多い小規模な葬儀ですが、「親しき仲にも礼儀あり」という言葉通り、マナーに対する配慮は必要です。ここでは、火葬式の服装マナーについて解説します。

指定がない場合

火葬式の案内状の中に服装に関する記載がなければ、準礼装で参列するのがマナーです。故人や遺族へ弔意を示すことや火葬場が公共の場であることを考慮すると、親しい方だけの集まりでも普段着で参列するのは望ましくありません。

また、火葬場に僧侶を招いて読経を行うこともあります。略式であってもカジュアルには考えずに、一般的な葬儀と同じ服装で参列しましょう。

平服と記載されている場合

案内状に「平服でお越しください」と記載されている場合、略礼装で参列するのがマナーです。「平服」とは「あまりかしこまらない服装」というニュアンスで、普段着という意味ではありません。一方、平服と指定されているにもかかわらず、格式の高い喪服を着るのも失礼に当たるため注意しましょう。

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葬儀の服装マナー【男性の場合】

葬儀に参列する際に大切なのは、礼節を持って弔意を示すことです。故人を悼む気持ちをきちんと伝えるためにも、マナーを守ったふさわしい服装で参列することを心掛けましょう。ここでは、男性の服装マナーについて解説します。

正式礼装

男性の正式礼装はモーニングコートです。黒のジャケットとベストに「コールズボン」と呼ばれる黒かグレーの縦縞のスラックスを合わせます。インナーのシャツは白無地、ネクタイは黒無地、靴と靴下は黒でそろえましょう。

モーニングコートは遺族や親族が葬儀で着用します。通夜では着用しません。また、明るい時間帯に着るもので、葬儀を夕方以降に執り行う場合は準礼装にするのがマナーとされています。

準礼装

男性の準礼装はブラックスーツが基本です。黒無地であれば、ジャケットはダブルとシングルのどちらでも構いません。白無地のワイシャツに黒無地のネクタイを合わせ、靴下と靴は黒で統一しましょう。ネクタイピンは使用しないのがマナーです。

ブラックスーツは「黒いスーツ」という意味ではないことに注意しましょう。色が黒でもビジネス用のスーツで参列するのはマナー違反です。準礼装は遺族や親族、参列者と幅広い層が着用します。また、通夜や葬儀、一周忌までの法事で着用できる汎用性の高い礼服です。

略礼装

男性の略礼装は黒や紺、グレーといった暗い色のスーツを指します。明るい色は葬儀の場にふさわしくないとされているためNGです。スーツにワイシャツとネクタイを合わせた地味で控えめな服装と考えればよいでしょう。

略礼装は三回忌以降の法事で着るのが一般的です。また、急いで駆け付けたことを示すために通夜で着ることもあります。葬儀に参列するときは、平服の指定がない限りは準礼装を着用しましょう。

葬儀の服装マナー【女性の場合】

女性の喪服は和装と洋装があるだけでなく、ワンピースやアンサンブル、スーツと種類が豊富なため、何を着ればよいか迷ってしまうかもしれません。服装を選ぶときには男性と同様、格式やマナーを守ることが大切です。ここでは、女性の服装マナーについて解説します。

正式礼装

女性の正式礼装には和装と洋装があります。和装の場合、黒無地で染め抜き五つ紋付きの着物が正式礼装です。帯は黒の袋帯か名古屋帯、帯締めや草履といった小物も黒で統一します。足袋は光沢のない素材の白を用意しましょう。

洋装の場合、黒無地のワンピースやスーツ、アンサンブルを着用します。光沢のある素材や透けやすい素材は避けて、肌の露出が少ないデザインのものを選びましょう。袖は長めでスカートの丈は膝が隠れる長さが適当です。ストッキングと靴も黒でそろえます。

一般的に、葬儀で正式礼装を着るのは遺族と三親等以内の親族です。弔問客として参列する方は準礼装以下の格式の喪服を着用します。

準礼装

女性の準礼装はブラックフォーマルのワンピースやアンサンブルが基本です。正式礼装よりも装飾の自由度は高くなりますが、丈の長さには注意しましょう。正式礼装よりは短くても問題ないものの、露出が多いデザインはNGです。部分的であれば、透けたレースや光沢のある素材を使用したデザインでも許されます。

準礼装は一般参列者が通夜や葬儀で着用します。他にもさまざまな場面で着る機会があるため、一着用意しておくと便利です。

略礼装

和装の略礼装は、寒色系の無地に三つ紋または一つ紋の喪服です。略礼装の場合は黒以外も着用できますが、明るい色は避けましょう。また、紋が入っていない着物は普段着扱いのため、葬儀の場では適切ではありません。帯や小物は正装礼装と同様です。

洋装の略礼装は、紺やグレーといった地味な色であれば喪服として使用できます。また、パンツスーツでも構いません。チェックやストライプといった模様がある服も問題ありませんが、華美な印象を与えるものは避けましょう。バッグや小物も地味な黒系を選択するのが一般的です。

略礼装を着用するのは、平服を指定された場合や通夜、急な弔問の場合です。男性と同様に三回忌以降の法事は略礼装が主流になります。

火葬式の服装選びの注意点

火葬式に参列する際の服装には、いくつか注意したいポイントがあります。喪服を着ていく以外にも持ち物や装飾品にもマナーがあるため、事前にチェックするとよいでしょう。ここでは、火葬式の服装選びの注意点を4つ紹介します。

靴や小物は黒を選ぶ

喪服だけでなく靴や小物も黒を基調としたものを選ぶのが基本です。葬儀では布製の黒のバッグを持つのがマナーで、派手な柄や模様があるものは避けたほうがよいとされています。また、弔事の場では光物はNGで、目立つ金具が付いているバッグもふさわしくありません。男性はバッグを持たずに手ぶらで参列します。

ハンカチは白が基本ですが、近年は喪服に合わせて黒のハンカチを持つ方も見られるようになりました。地味な色や淡い色もマナー違反にならないという風潮です。

アクセサリーはなるべく控える

男性結婚指輪を除いて基本的にアクセサリーはNGです。腕時計も袖に隠れない場合は外しましょう。ネクタイピンは付けず、ベルトのバックルは光が反射しにくいものを身に着けるのがマナーです。

女性の場合、洋装であれば真珠のネックレスやイヤリングはOKとされています。真珠は涙の象徴という考え方があるためです。ただし、ネックレスは一連のものにしましょう。二連以上のネックレスは不幸の重なりを暗示するとされており、マナー違反になります。和装は結婚指輪以外のアクセサリーは付けないのがマナーです。

革製品は控える

葬儀では殺生を連想させるものは避けなくてはならないため、革製品はふさわしくないとされています。特に、見た目がうろこ状ではっきりと動物の革と分かる爬虫類の革製品は避けたほうがよいでしょう。ただし、ベルトや靴は革製品でも問題ありません。

革のバッグもできる限り控えて、周囲の方に不快感を与えないように努めましょう。革製品を身に着ける場合、光沢や金具が目立たない地味なもの選びます。

規模の小さな葬儀でも喪服を着用する

最近は家族葬一日葬のような規模の小さな葬儀が増えています。小規模な葬儀に参列する際も、きちんと喪服を着用しましょう。葬儀の場であることには変わりはないため、ラフな服装で参列するのは好ましくありません。

葬儀会場には身内しかいなくても、火葬場は他の方も出入りします。公の場に出ても恥ずかしくない服装で参列しましょう。

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まとめ

火葬式を含む葬儀の場では、立場や場面によって適切な服装が異なります。弔事の場では特にマナーが重視されるため、周囲に不快感を与えないように喪服の格式といった知識を身に付けましょう。

小さなお葬式では、服装マナー以外にもさまざまな作法を解説しています。法事や法要の作法から相続遺品の整理まで幅広い分野の記事を掲載していますので、分からないことがあればぜひ参考にしてください。お電話でのお問い合わせも承っています。

また、火葬式をはじめとした葬儀や法要の手配もご相談ください。葬儀の内容を厳選して費用を必要最低限に抑えた低価格プランもご利用いただけます。

小さなお葬式の火葬式

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