英語でお悔やみを伝える方法とは?例文を紹介!

英語でお悔やみを伝える方法とは?例文を紹介!

国際企業で働く場合や国際企業との取引がある会社では、英語でお悔やみを伝えなければならないケースがあります。英語に不慣れな方の中には、お悔やみを伝える方法を知りたいという方もいるのではないでしょうか。

そこでこの記事では、英語でお悔やみを伝える方法を詳しくご紹介します。英語でお悔やみを伝えたい方や外国人の葬儀への参列や実施を考えている方に向けて、英語でお悔やみを伝える方法や例文、キリスト教の葬儀のマナーをまとめました。

こんな人におすすめ

英語圏の知人が多い人

英語でお悔やみメールを書く人

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英語でお悔やみを伝える方法とは?

英語でお悔やみを伝える主な方法はメールや電話です。同じ職場で働いている場合や近所に住んでいる場合は、直接英語でお悔やみを伝えるのもよいでしょう。日本と同じように海外でもお悔やみを伝えるときのマナーがあります。

ここでは、メールや電話でお悔やみを伝えるときのマナーを解説しますので、前もって確認しておきましょう。

お悔やみメールを送る

日本ではお悔やみをメールで送ることは非常識とされていました。しかし、近年ではメールやSNSが日常的に使われており、メールでお悔やみを伝えるケースは増えています。

海外でもメールでお悔やみを伝えることは一般的なので、直接会うのが難しい場合にはメールでお悔やみを伝えましょう。

日本ではお悔やみメールを送るときのマナーがありますが、海外でもマナーは存在します。日本とは文化が異なるので、前もってマナーを確認してから送りましょう。また、お悔やみメールはできるだけ早い段階で送るのが大切です。

電話や口頭で伝える

お悔やみの電話や口頭でのお悔やみは、悲しい気持ちを伝えやすいというメリットがあります。ただし、電話や口頭で伝える場合にもマナーが存在するので、あらかじめお悔やみのふさわしい伝え方を覚えておきましょう。

愛する家族を失って残念に思う気持ちを伝えたいときの単語は「Sorry」です。日本では「ごめんなさい」というイメージがありますが、「I’m so sorry」には残念に思うという意味が込められています。「I’m sorry for your loss.」は、故人を失ったことを気の毒に思いますという意味です。

寂しい気持ちを伝えたいときは「Miss」という単語を使いましょう。「I will miss her.」というフレーズを使うと、彼女を失って寂しいという気持ちを伝えられます。英語で話すのが苦手な場合でも、最低限の気持ちを伝えられるようにしましょう。

英語でのお悔やみメールの書き方

日本語でお悔やみメールを書くときには文書構成を意識します。英語でお悔やみメールを書くときもふさわしい順番があるので、前もってチェックしておきましょう。

ここでは、英語でのお悔やみメールの書き方として6つの構成に分けて解説します。すぐにでも使える例文や、避けたほうがよいフレーズも紹介しますので参考にしてください。

よく使われる英語表現

日本ではお悔やみメールを書くときに用いる表現が存在します。英語でもよく使われる表現があるので、できるだけ使うようにしましょう。

お悔やみという表現を使いたいときは「Condolence」という単語を使います。例えば「Please accept my deepest condolences.」という表現は深い哀悼の意を受け取ってくださいという意味です。

別のお悔やみの言葉として「Sympathy」があります。日本ではシンパシーと表記されますが、他人の苦しみや痛みに同情するときに使う言葉です。「In my deepest sympathy.」という表現を使うと、ご冥福をお祈りいたしますという意味になります。

お悔やみメールで使用できる別の言葉は「Thoughts and prayers」です。直訳すると、あなたの気持ちは私と共にあるという意味になります。離れた場所でも一緒にいるという気持ちを伝えられるでしょう。

時候の挨拶は必要ない

一般的な手紙やメールでは季節に合わせた挨拶をします。一方で、お悔やみメールでは時候の挨拶をせずに、本題から入るのがマナーです。

英語でお悔やみを伝える場合も、挨拶などは書かずにすぐに本題に入ります。すぐに本題を書けば、挨拶文を忘れほどのショックを受けている気持ちを表現できるからです。

お悔やみメールを書くときには、できるだけ短いセンテンスを使いましょう。難しい単語を並べるのではなく、分かりやすいシンプルな単語を使いましょう。

お悔やみの言葉を最初に書く

日本では「このたびは思いもかけないことで、お悔やみを申し上げます」というフレーズから入ります。英語でお悔やみメールを書く場合でも、お悔やみの言葉を用いましょう。例文は以下の通りです。

・I’m very sorry to hear that.(お悔やみ申し上げます)
・I’m sorry for your loss.(あなたが失ったことを残念に思います)

「Sorry」という言葉を使うとお悔やみの気持ちを表現できます。一方で、「感じる」を意味する「Feel」の使い方には注意しましょう。「I feel sorry for you.」と書くと、あなたはかわいそうな人であるという意味に伝わります。

お悔やみメールを書くときには、個人ではなく家族に向けて書くのもおすすめです。例文は以下の通りです。

・My condolences to you and your family.(家族の皆様にお悔やみを申し上げます)
・My thoughts go out to you and your family.(私の気持ちはあなたとあなたの家族とともに
あります。)

訃報への驚きを表現する

日本では突然のことで言葉も出ないという気持ちを書きます。英語のお悔やみメールでも訃報への驚きを表現したフレーズを使用しましょう。例文は以下の通りです。

・We are deeply shocked to hear of (故人の名前)’s sudden passing.
(亡くなったことを聞き、大変驚いております。)

・I’m so surprised to hear about the sudden passing of your mother.
(あなたのお母様が亡くなったことに悲しんでおります。)

I’m grieved at the sudden passing of your mother.
(お母様の突然の死去に驚いております。)

・It’s terrible to hear about the loss of your husband.
(あなたのご主人が亡くなったことにショックを感じています。)

驚きを隠せないことを表現したいときには「Sudden passing」がおすすめです。急死という意味があり、亡くなるとは思わなかったという気持ちを表現できます。

相手を労わる言葉を書く

驚きの表現を書いた後は、残された遺族を労わりましょう。また、一日も早く立ち直れることを願う気持ちも書きます。例文は以下の通りです。

・I hope you will overcome this sorrow very soon.
(この悲しみを乗り越えられる日が来ることを願っております。)

・My thoughts are with you.
(あなたのことを思っております。)

・Everyone says(故人の名前) was a highly respected person.
(誰もが彼のことを尊敬しております。)

相手をいたわるときにも「Feel」という表現は避けましょう。同情しているという意味を込めて「I know how you feel.(あなたに同情します。)」というフレーズを用いた場合、あなたよりも私の方がもっと大変です。という意味に伝わります。

相手への助力を書く

お悔やみメールの最後には、困ったときには助けになりたいという気持ちを書きましょう。例文は以下の通りです。

・If there’s anything I can do, don’t hesitate to let me know.
(私にできることがあれば、いつでも言ってください。)

・We all need help at times like this, I’m here for you.
(私はここにいますし、いつでも助け合えます。)

相手への気持ちに感情移入できる表現として「How about a hug?(私とハグしませんか。)」というフレーズがあります。

ヨーロッパやアメリカではつらいときにハグをする習慣があり、お悔やみメールのときでも使えるでしょう。自分と遺族の関係が近しい場合には、相手の文化に合わせてハグの表現を使用するのもおすすめです。

英語でお悔やみメールを送る際の注意点

日本ではお悔やみのときには避ける表現があります。英語でもお悔やみメールを書くときに気をつけたほうがよい表現があるので注意しましょう。

使い方を間違えると、哀悼を伝えるつもりが侮辱に捉えられる可能性もあります。ここでは、英語でお悔やみメールを送る際の注意点を3つ紹介しますので、文章を書くときの参考にしてください。

ビジネス表現に注意する

ビジネス表現とは礼儀を意識した表現のことです。お悔やみのメールを書くときには通常のメールとは異なり、儀式的な文や丁寧な文を用いるように心掛けましょう。例えば、訃報の連絡を受けて悲しく思うという気持ちを表すときに以下の2つの表現があります。

・I’m saddened to hear ~.(私は悲しく思います。)
・It is with a great sorrow that ~.(それはとても悲しい知らせです。)

どちらも悲しみを伝える文章としては適切ですが、2番目の文章は新聞やテレビで誰かが亡くなったときにも使える表現です。

親しい友人が亡くなったときにはどちらでも構いませんが、取引先の関係者が亡くなったときには丁寧な表現を用いるのがよいでしょう。

直接的な表現を避ける

死という言葉を聞くと「death」や「die」などの単語を思い浮かべる方が多くいます。しかし、近しい方に不幸があった場合には直接的な表現を使うのは避けましょう。日本語でも「他界する」「逝去する」という表現があるように、間接的な表現を用いるのが適切です。

例えば他界という表現を使いたいときは「Pass away」を使います。また、あの世に行くという表現を使いたいときは「Gone」を用いましょう。故人という言葉を使うときも、直訳の「Dead person」ではなく「The deceased」や「Loved one」が適切です。

丁寧な文体で表現する

日本語には通常の文体と丁寧な文体があります。英語でも敬意を示せる単語があるので覚えておきましょう。

例えば、許可を求める単語に「Can」と「May」があります。
Canは根拠に基づいた可能性があるときに用いる表現です。主に依頼や許可を求めるときに使います。

Mayは相手に許可を求めるときに用いる表現です。上下関係のニュアンスがあり、相手に敬意を示せます。お悔やみメールを書くときにはMayの表現が適切です。

他にも「I would like to」や「Please」などは相手への敬意を示せる表現なので、積極的に使いましょう。

キリスト教の葬儀の流れ

外国人の友人の葬儀に出席する場合には、葬儀の流れを確認しましょう。日本とは異なり、欧米ではキリスト教の葬儀は一般的です。仏教に複数の宗派があるように、キリスト教に大きく分けて2つの宗派が存在します。

ここでは、キリスト教の葬儀の流れをまとめました。宗派によって葬儀の流れは異なるので、前もって理解しておきましょう。

カトリックの葬儀の流れ

カトリックの葬儀における目的は神への許しです。神父による聖書の話や、ぶどう酒とパンを用いたミサを執り行います。カトリックの葬儀の流れは以下の通りです。

・入場聖歌
最初に聖歌と共に神父が入堂します。その後、棺と遺族が入堂する流れです。参列者は遺族が入堂するまで起立して待ちましょう。

・開会の辞
神父による開会の挨拶の後に、聖水を棺に注ぐ撒水を執り行います。開会の辞のときは静かに儀式を見守りましょう。

・葬儀のミサ
葬儀のミサでは言葉の典礼と感謝の典礼を執り行います。言葉の典礼とは聖書に基づいた話のことです。感謝の典礼ではイエスキリストの血を意味するぶどう酒と、イエスキリストの体を意味するパンをささげます。

プロテスタントの葬儀の流れ

プロテスタントの葬儀における目的は神への感謝です。死後に天に召されて神に仕えるト考えられており、遺族への慰めを執り行います。プロテスタントの葬儀の流れは以下の通りです。

・開会の挨拶
プロテスタントの葬儀はカトリックの葬儀とは異なり、牧師の入堂はありません。オルガンによる賛美歌で葬儀を開会します。

・聖書朗読と賛美歌の斉唱
牧師が聖書を朗読した後に祈りをささげるので、参列者は静かに祈りに加わりましょう。祈りをささげた後は、参列者全員で賛美歌を歌います。

・牧師による話
最初に牧師が故人とのつながりや思い出を紹介するので、静かに耳を傾けましょう。紹介が終わった後に、聖書に基づいた牧師の話を執り行います。

・祝福の祈り
牧師による話の後は、神への祝福の祈りです。祈りをささげた後は喪主による挨拶を執り行います。

キリスト教葬儀のマナー

日本で執り行うキリスト教の葬儀は、神道や仏教の影響を受けた独特のものです。例えば、日本ではキリスト教の葬儀でも香典を贈ります。ただし、表書きの記載は宗派ごとに異なるので気をつけましょう。

ここでは、キリスト教の葬儀におけるマナーを4つ紹介します。葬儀で恥ずかしい思いをしないためにも、事前に確認しましょう。

信仰が異なる場合は故人に合わせる

家族の中で信仰が異なる場合には、故人が信じる宗教に合わせます。故人の両親が熱心なクリスチャンでも、故人が信仰していない場合にはキリスト教式の葬儀を執り行えないケースもあるでしょう。

特にカトリックの葬儀は、教会で洗礼を受けていない方の葬儀は執り行わないことがあります。葬儀が許可された場合でも、ミサは執り行わずに永遠の安息を願う祈る儀式のみを執り行うことがあるでしょう。一方でプロテスタント比較的自由に葬儀ができます

カトリックとプロテスタントの葬儀の違い

キリスト教になじみのない日本人から見ると同じに見えますが、葬儀の会場が異なるので前もって理解しておきましょう。

カトリックの葬儀は入堂式、葬儀ミサ、告別式の3部構成です。また、基本的に洗礼を受けた教会で執り行います。一方で、プロテスタントの葬儀は葬儀告別式のみです。葬儀会場も教会で執り行う家族もいますが、葬祭ホールや自宅なども使用可能です。

聖職者の呼び名についても、カトリックは神父でプロテスタントは牧師と異なるので気をつけましょう。牧師は正式な職名ですが神父は尊称です。

また、カトリックでは儀式を重視しており、プロテスタントの葬儀にはない撒水を執り行います。撒水は火葬をする際にも執り行うので覚えておきましょう。

服装のマナー

女性が葬儀に参列する場合は、黒のアンサンブルやスーツがおすすめです。光沢のないシンプルなデザインにしましょう。夏場でも薄手の長袖を着用するなど、露出はできるだけ避けるようにします。

靴やストッキングもアンサンブルやスーツと同じように黒で統一しましょう。光沢のある素材や厚手のタイツなどは、キリスト教の葬儀にふさわしくありません。アクセサリーもできるだけ着けないようにしましょう。

男性が葬儀に参列する場合は、ブラックスーツがおすすめです。パンツの裾はシングルのタイプを選び、ネクタイも黒で合わせましょう。

靴は黒い革靴や合成皮革にします。靴下も靴と同じように黒無地にしてそろえましょう。腕時計は身に付けても構いませんが、できるだけで地味でシンプルなデザインが無難です。

キリスト教の香典について

葬儀に参列する場合は香典を用意します。ただし、表書きはカトリックとプロテスタントで異なるので気をつけましょう。カトリックでは「御ミサ料」、プロテスタントは「御花料」や「御霊前」と記載します。

御ミサ料や御花料の相場は故人との関係や年齢によって異なるでしょう。一般的な相場は以下の通りです。

      
故人との関係 御ミサ料や御花料の相場
両親 5万円~10万円
兄弟姉妹や配偶者 3万円~5万円
近隣住民 3千円~1万円
会社関係者 5千円~1万円
友人の親 5千円

日本ではキリスト教の葬儀でも香典返しをします。表書きには「」または「粗供養」と記載するので覚えておきましょう。金額は3分の1~半返しが一般的です。故人を記念する品物を、故人が亡くなってから1か月後に贈るのが一般的です。

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まとめ

英語でお悔やみメールを書くときには、使う単語を慎重に選びましょう。直接的な表現は避けて、丁寧な文体で伝えるのが大切です。

家族や親族が亡くなったとき、故人がキリスト教を信仰している場合は故人の遺志を尊重します。スムーズに葬儀を執り行うためには、どのような葬儀を執り行うのかを葬儀社にあらかじめ相談しておきましょう。

小さなお葬式では遺族の思いに応えた葬儀のご提案が可能です。葬儀の前から葬儀が終わるまでしっかりサポートいたします。葬儀をお考えならぜひご相談ください。

監修
信長 洋輔(小さなお葬式 コラム編集長)
信長 洋輔(小さなお葬式 コラム編集長)

株式会社ユニクエスト社員
「小さなお葬式のコラム」の編集長。
葬儀葬式・法事法要だけでなく、終活・老後資金などFP関連の知識にも精通。
葬祭ディレクター1級の資格取得に向けて学習中。
葬儀業界最大級の、合計2000記事以上を管理。
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