【ライフプラン例】人生にかかる費用を計算してライフプランを作る方法を解説!

【ライフプラン例】人生にかかる費用を計算してライフプランを作る方法を解説!

生涯の費用を試算してライフプランを立てることで、将来必要になるお金を無理なく準備することができます。しかし、ライフプランをどうやって作成すればよいかわからない人もいるのではないでしょうか。

そこでこの記事では、ライフプラン作成のコツを例を交えてご紹介します。ライフプランを立てるためのポイントを把握すれば、スムーズに人生設計ができるでしょう。自分の生活状況に合わせて人生設計を見直す際にも役立ちます。

こんな人におすすめ

ライフプラン作成にお悩みの方

人生の3大資金について知りたい方

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ライフプランの必要性とは?

ライフプランは自分の人生で起こるイベントや大まかなコストを計算し、将来に備えるために作成します。希望の人生を歩むためには、いつどのような時にコストがいくら必要になるのか前もって計画しておくことが大切です。

一生のキャッシュフローをライフプランとして作成しておけば、収入と支出のバランスや資産運用の仕方が見えてくるでしょう。

ライフプラン例|人生3大資金をベースに考えること

ライフプランの例として、人生3大資金をベースにして考えることが大切です。この3大資金は人生のターニングポイントにもなりますので、しっかりと計算しておくことが大切になります。ここでは人生の3大資金とは何か解説し、それぞれの資金の具体的な内容について見ていきます。

人生の3大資金とは

人生3大資金とは、「住宅資金」「教育資金」「老後資金」の3つを指します。他にも資金が必要な物はたくさんありますが、この3つの資金は高額かつ長期間の支出となるため計画的な対策が必要な資金です。家族構成によって、どの分野にどの程度お金を使うかは変わるでしょう。ライフプランは、それぞれの環境を考慮して立てることが大切です。

3大資金その1「住宅資金」

住宅資金は数百万円・数千万円の出費となるため、マイホームで生活したい人にとっては特に重要な項目です。住宅資金と一口に言っても住宅の購入代金だけではなく、付帯する費用はそこで生活する限り続きます。具体的には、以下のようなものが住宅資金の付帯として挙げられるでしょう。

・住宅ローンの金利
・リフォーム費用修繕費
・固定資産税
・各種保険

マイホームを購入しようと検討する人の中には、購入資金だけを用意する人も少なくありません。しかし、家を建てた後にも費用がかかることを想定して準備しないとせっかくの資産を維持できなくなるでしょう。ライフプランを立てるときは、長い目で住宅資金をどうするのか計画に入れておく必要があります。

3大資金その2「教育資金」

人生の3大資金の2つ目が教育資金です。教育資金は子どもが高校・大学を卒業するまでにかかる費用です。公立・私立で費用負担が大きく変わります。子どもが興味を持つ進路や親のこだわり、住んでいる地域でも差がでるでしょう。

先が読みづらい将来設計になるので、初めは小学校から高校までの一般的な平均から検討し、そこに余力があるようであれば、設計を見直していくと安心です。

3大資金その3「老後資金」

老後資金は定年などで退職した後の生活資金です。収入源がなくなるため、ある程度の資金を確保しておく必要があります。働かなくなった後どのくらいの生活費が必要なのか試算しておくことで、現状の収入で良いのかどうかも判断できるでしょう。

老後は年金が支給されますが、働いているときにどの程度納めたかで受け取る額が異なります。働いているうちに受け取れる年金を確認しておくことも必要です。老後資金も早めに対策をとって計画しておく必要がある項目のひとつです。

ライフプラン例|人生3大資金のシミュレーション

人生3大資金の費用や、必要とするタイミングはその個人で変わります。自分の場合はどのくらいかかるのか、まだイメージできない人もいるのではないでしょうか。人生3大資金のシミュレーションの例としてそれぞれの平均額を紹介します。ライフプランを立てるときの参考にしてみてください。

住宅資金の平均

住宅資金の平均額は2018年度の「住宅金融支援機構」の調査によると、土地と建物含め3,574万円です。手付金の平均は426万円、1月あたりの返済額の平均は約10万円となります。十分な貯蓄があれば、頭金を増やして借入を少なくすることが可能です。

もし住宅資金を住宅ローンでまかなうのであれば、「何年で返済を終わらせるのか」「毎月いくらなら返済可能か」を自分の収支から割り出しましょう。ライフプランを立てるときは、重複しがちな冠婚葬祭・出産・進学なども考慮しておく必要があります。また、住宅ローンが完済しているかどうかで老後資金にも影響があることを覚えておきましょう。

参考:『フラット35利用者調査住宅金融支援機構』

教育資金の平均

教育資金は大学に通うのかどうか、公立なのか私立なのかで大きく変わります。大学入在学に必要な資金の平均を比較してみましょう。2019年に発表された日本政策金融公庫の「教育費負担の実態調査結果」によると、子ども1人あたりの年間平均額は以下のようになります。

私立短大
(2年制)
国公立大学 私立大学
文系
市立大学
理系
入学費用 66万9,000円 71万4,000円 86万6,000円 84万5,000円
在学費用 295万6,000円 428万円 630万4,000円 737万2,000円
総額 362万5,000円 499万4,000円 717万円 821万7,000円

高校3年間の平均入在学費用は、248万7,000円という調査結果が出ています。合わせると義務教育後に新車1台分以上の費用が必要になることになりますので、学資保険や教育ローンなども計画しておくと良いでしょう。

中には住宅資金もローンを検討している方もいるでしょう。このように、生涯で必要な資金のタイミングを見極めるためにもライフプランが役立ちます。

参考:『教育費に関する調査結果 日本政策金融公庫』

老後資金の平均

総務省の2013年の家計調査によると、60代の世帯主の家計収支は年金などの社会保障を除くと平均で6万5,000円となります。また65歳時点での平均余命は男性で約19年、女性で約24年と言われています。そのため、25年~30年分の資金を準備する必要があるでしょう。

毎月6万5,000円を30年分準備すると仮定すると、大まかに2,340万円必要です。退職金などを含めた場合でも、毎月いくらかは老後資金のために少しずつ貯めていく必要があるでしょう。

参考:『家計調査年報(家計収支編)総務省統計局 日本政策金融公庫』

安心できるライフプランを実行するポイント

将来の不安をなくし、安心できるようにする場合には適切なライフプランの作成が欠かせません。そのためには「ライフイベントを書き出す」「収入と支出を把握する」「資産と負債の状態を確認する」「積み立てを行う」ということが大切です。ここでは、具体的にライフプランを作成するポイントを解説します。

将来のライフイベントを書きだす

まず必要となるのは、将来のライフイベントを書き出すことです。結婚や出産、マイホームなど多大な出費に関わるイベントを紙に書き出しましょう。3大資金の他にも旅行や趣味にお金を使いたい場合は、使う上限を決めておくと無理のないプランが立てやすくなります。

書き出したものが実現するとは限りませんが、予測を立てて備えておくことは重要です。イベントに合わせて自分の年齢もタイムラインに入れておきましょう。年齢に見合った収入と仕事の適性も見えてきます。

収入と支出を把握する

安心できるライフプランは、将来に向けてお金を準備することから始まります。そのためには今の時点での収入と支出がどのくらいになっているのか確認することが重要です。

実際に手元に残る給料(可処分所得)と、実際の支出を確認して書き出してみましょう。支出項目は、毎月かかる費用と年間でかかる費用に分けられます。大まかに以下のように分けることができます。

・生活費:食費や水道光熱費・日用品・娯楽など
・住居費:家賃や住宅ローン・固定資産税など
・教育費:学費や習い事にかかる費用など
・年間でかかる費用:生命保険や車検費用など一定周期でかかるもの

実際の収入から支出を引いて残ったお金が貯金できる金額になります。次に紹介する方法から予定通りの積立ができない場合は収入や支出状況の見直しを行いましょう。

資産と負債がどれくらいあるか把握する

資産と負債がどうなっているのか把握することも、ライフプランの実現のためには欠かせません。資産とは現金だけではなく、株式や保険・不動産なども含まれます。負債にはさまざまなローンや奨学金などの借金が該当します。

資産から負債を差し引いて残ったものが純資産です。住宅ローンなどを組む場合マイナスになることはありますが、将来的にはプラスになるよう対策する必要があります。

積み立てを行う

収支や資産整理したら、実際に積み立てを行っていきましょう。さまざまなライフイベントに向けてお金を準備するためには、毎月いくら貯金するべきなのか算出して積み立てる必要があります。

積立資金に手を出さずに毎月継続していると、着実に増えていきます。毎月2万円ずつでも貯金すれば5年間で120万円、5万円であれば300万円貯まります。逆に何も意識していなければ、10年経過していても貯蓄0円ということもあるでしょう。将来の希望に備え、できる範囲から始めることが大切です。

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まとめ

ライフプランは早くから取り組むほど、将来の安定性につながります。まだ計画を立てたことがない人は、例として人生の3大資金を基準にライフプランを作成してみると良いでしょう。「住宅資金」「教育資金」「老後資金」はライフイベントとして不十分かもしれませんが、多額の資金を捻出する必要があります。

将来の安心を担保するためにも、生涯で必要なコストを計算して備えておきましょう。毎月少額でも積み立てていくことで、将来的には大きな資金になります。まずは、ライフプランを作成して自分の人生を試算してみましょう。

監修
信長 洋輔(小さなお葬式 コラム編集長)
信長 洋輔(小さなお葬式 コラム編集長)

株式会社ユニクエスト社員
「小さなお葬式のコラム」の編集長。
葬儀葬式・法事法要だけでなく、終活・老後資金などFP関連の知識にも精通。
葬祭ディレクター1級の資格取得に向けて学習中。
葬儀業界最大級の、合計2000記事以上を管理。
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よくある質問

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  • ライフプランを作成するポイントは?

  • ライフプランを作成する理由は?

  • ライフプランを作成するベースになる人生3大資金とは?

  • 老後資金の平均は?

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