墓参りでの持ち物とは?事前に知っておくと便利な情報を解説

墓参りでの持ち物とは?事前に知っておくと便利な情報を解説

墓参りに出かける際、持ち物を把握しきれていないことが見受けられます。特に、子供や近しくない親族の場合は自分で用意しないこともあるでしょう。しかし、場合によっては自分で用意しなければならないこともあるため注意が必要です。

この記事では、墓参りで必要な持ち物について解説します。墓参りには何が必要なのか、事前に知っておくことで突然用意しなければならなくなった場合にも慌てずに済むでしょう。あわせて墓参りで必要な情報についてもまとめています。

こんな人におすすめ

墓参りに行かれる予定の方

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墓参りは目的に沿った持ち物を用意する

墓参りに訪れる場合、気になるのが持ち物でしょう。墓参りをする目的は、大きく分けて二つあります。一つ目の目的は「お参り」です。

墓参りとは、故人を偲び、定期的にお墓に訪れることで故人へ近況報告を聞かせるなどの意味合いを持ちます。そのため、弔問に訪れる時のようにかしこまる必要はありませんが、お参りに必要な持ち物を持参することが大切です。

二つ目の目的は「掃除」です。一般的に、お墓は定期的に管理している人が掃除に行く必要があり、放置すると草木が覆い茂って非常に見栄えが悪くなります。

お彼岸や法事などの節目で定期的に掃除をすることで、墓回りをきれいに整えることができるでしょう。

墓参りのための持ち物

墓参りには主に以下の持ち物が必要です。

・ろうそく
・マッチ(またはライター)
・線香
・仏花
・お供え物
・飲み物
・数珠

ろうそくやマッチ、線香は、お墓の形態にもよるため、事前に確認しておく必要があります。火気厳禁以外の場所であれば、お墓参りの際には線香を上げることで供養の気持ちを故人に伝える意味合いを持つので、持っていくのがおすすめです。

また、手を合わせる場合には数珠が必要なこともあります。可能な限り持っていくとよいでしょう。お花やお供え物は、故人が好きだったものを持っていくのがおすすめです。飲み物に関しては、現在では持ち帰りやすいようペットボトルの飲料などを持っていく方も少なくありません。

場合によっては、火器や飲み物、お供え物、仏花以外の持ち物は、お墓参りセットとして販売されていることがあります。セット販売されているものを購入した場合は、足りないものを別途補いつつ持っていくとよいでしょう。

掃除のための持ち物

掃除の目的で墓参りに赴く場合は、以下の持ち物が必須です。しかし、納骨堂などをはじめ、管理者がいる施設に納骨している場合は掃除が不要の場合もあります。事前に確認しておくことをおすすめします。

・ほうき、ちりとり
・バケツ(または水を入れたペットボトル)
・雑巾
・ゴム手袋(または軍手)
・ゴミ袋

周囲に草木が多いお墓の場合は、軍手等を用いて草木を抜き、ゴミ袋に入れて掃除をするなどが必要なこともあります。

また、墓石を水で洗うために、ペットボトルやバケツなどに水を入れていくことをおすすめします。

墓掃除のための持ち物セットを購入した場合は、さまざまな持ち物が入っています。特に、たわしや、洗う際に必要なブラシ、雑巾、洗剤がセットになって販売されていることが一般的なようです。必要に応じてゴミ袋や手袋などを買い足すことをおすすめします。

これらは、おおむね家庭に置いてあるものなので、家にある場合はそれを活用するとよいでしょう。

墓参りの持ち物の購入方法

墓参りに必要な持ち物のほとんどが、日用品やそれに準ずる持ち物です。そのため、百円均一はもちろん、ホームセンタードラッグストアで買い揃えることができます。必要に応じて店舗に行き、探してみましょう。

店舗で探す際は、墓参り用の持ち物として同じ場所に置かれているとは限らないので注意が必要です。それぞれ、掃除に関わる場所や用途に合った場所に置かれています。

また場合によっては、一つの店で揃わないこともあるかもしれません。なるべく手間をかけずに全て一店舗で揃えたい場合は、大きなドラッグストアやホームセンターに行くのがおすすめです。

墓参りに行く前に知っておきたいこと

墓参りに行く場合には、持ち物だけに気を取られて他のことがおろそかにならないよう注意が必要です。ここからは、墓参り前に確認しておくと役立つ情報をご紹介します。

何を着ればよいのか

墓参りの服装は、必ず喪服でなければならないというきまりはないようです。お通夜や葬儀の後に行くわけではないので、比較的自由でよいという説もあります。しかし、色合いは派手にならないよう気を付けることが大切です。

グレーや黒、ブラウンといった落ち着きのあるカラーを選択するとよいでしょう。仕事の途中や後に墓参りをする場合や、墓参り後に何らかの用事がある場合は、白色や淡い色合いの服装でも問題ないとされているようです。

また、スーツである必要もないため、墓参りでは掃除しやすく動きやすい恰好をしていくのがおすすめです。過度な露出を避け、動きづらいサンダルやスカートなどを控えて墓参りをしましょう。

特に、お墓の周辺に草木が多い場合は注意が必要です。お墓に行くまでに足元がおぼつかないことで、ケガの原因になる可能性があります。そのため、状況に応じてスニーカーや長靴などを利用するのがおすすめです。

墓参りの大まかな流れ

墓参りに必要な持ち物を持参して訪れた際は、まず合掌をしてお墓に挨拶を行いましょう。故人に会いに来たということを告げてから、掃除を始めます。

掃除では目立つゴミや草木を取り払い、墓石を洗ってきれいにします。汚れがこびり付いている場合は、ブラシなどで擦るとよいでしょう。最後に雑巾やマイクロファイバー等でふき取ってから、打ち水をして清潔にします。

墓回りがきれいに整った後は、仏花を供え、飲み物やお菓子などを供えてから線香をあげます。線香に火をつけたら合掌して拝み、拝み終わったら火を消して後始末をしましょう。

場合によっては、宗派によって墓参りの作法に違いが発生する可能性があります。必ずしも、故人の宗派に則った作法でお参りをする必要はないようです。同じ宗派の方がそばにいる場合は、そのやり方に則ってお墓参りをすると安心です。

墓参りへはいつ行くのか

墓参りは、必ず行かなければならないという決まり事や時期があるわけではありません。しかし、お彼岸や故人が亡くなった日の近くや、回忌法要と呼ばれる法要の後が一般的です。その時期に墓参りをして、故人に近況を報告したり、掃除をしたりするのがよいとされています。

遠方に住んでおり、頻繁に訪れるのが難しい場合もあるでしょう。その場合は、長期的に休みで帰省した際や、節目の時に挨拶がてら墓参りに行くのが一般的です。

この日に行ったらダメというきまりはないので、自身のタイミングに合わせて定期的に訪れることをおすすめします。

墓参りのマナー

墓参りには、仏花をはじめさまざまなお供え物を持参することが少なくありません。仏花に関しては、そのまま供えておくことがよいとされているようです。しかし、お供え物が食べ物の場合は、持ち帰りが推奨されていることが多くあります。

理由としては、カラスや動物が食い荒らす可能性があるからです。霊園や墓地が荒らされることがないよう、お供えは拝んでいる間のみにしましょう。墓参りから帰る際は、責任をもってお供え物を持ち帰りましょう。ゴミ袋や、お供え物として供えた飲み物の缶なども同様です。総じて、霊園や墓地の管理者に迷惑がかかることがないような行動が大切です。

また、霊園や墓地によっては、独自のルールが定められている場所も少なくありません。例えば、お線香をあげてもよいかどうかは、霊園の状況などによって異なるようです。これらのルールは、過去に迷惑となった事例があったことによって生まれたものなので、遵守を心がけましょう。ルールを守れない場合は、追い出されたり、その後の管理を断られてしまったりする可能性もあるので注意が必要です。

また、霊園を訪れて墓参りする場合は、参拝者は自分たちの家族や遺族だけとは限りません。他の参拝者と鉢合わせた場合に迷惑がかからないような行動が大切です。

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まとめ

墓参りの際は、いくつかの持ち物を持参する必要があります。墓参りの目的によって必要な持ち物は異なるため、目的に合った持ち物を用意しましょう。

墓参りでは、いくつかの注意点と手順を事前に知っておくことも大切です。マナーを守って墓参りをすることで、遺族に対しても故人に対しても敬意を持って接することができます。そこで、墓参りの手順や服装などのマナーを事前に確認しておきましょう。

記事の内容以外でも、墓参りの持ち物について疑問やお悩みが出てくるかもしれません。そのような場合は、小さなお葬式にご相談ください。小さなお葬式では、「recole(リコレ)」という通販サービスを行っております。ろうそくや線香などの消耗品や数珠など、墓参りに必要な持ち物を数多く取り揃えていますので、ぜひご活用ください。

監修
信長 洋輔(小さなお葬式 コラム編集長)
信長 洋輔(小さなお葬式 コラム編集長)

株式会社ユニクエスト社員
「小さなお葬式のコラム」の編集長。
葬儀葬式・法事法要だけでなく、終活・老後資金などFP関連の知識にも精通。
葬祭ディレクター1級の資格取得に向けて学習中。
葬儀業界最大級の、合計2000記事以上を管理。
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