エンバーミングで匂いは抑えられる?メリットや注意点を解説!

エンバーミングで匂いは抑えられる?メリットや注意点を解説!

エンバーミングとは遺体を長期的に保全する方法の1つです。欧米ほど普及はしていませんが、日本でも少しずつ施術する方が増えてきています。匂いは抑えられるのか、メリット、施術が必要なケース、施術の流れなどについて詳しく解説します。

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エンバーミングとはどんな施術?

はじめに、エンバーミングとは何のために行われるもので、具体的には何をする施術なのかを押さえておきましょう。これまでの歴史と日本での普及状況についてもあわせて紹介します。

エンバーミングは遺体を衛生的に保つ施術

エンバーミングとは、遺体を衛生面において安全に長期間にわたって保全する施術のことです。遺体を消毒・殺菌した後に血液を抜き、代わりに防腐剤を入れることによって、衛生的に長い期間保管できるようになるという仕組みです。

エンバーマーと呼ばれる資格を持った専門技術者が3時間ほどかけて、洗浄、施術、メイクまでの処置を行います。

エンバーミングの歴史

エンバーミングの起源は、古代エジプトで遺体に薬を入れてミイラとして長期保存したのが始まりであるといわれています。19世紀のアメリカでは、南北戦争において戦死した兵士の遺体を遠方の故郷に搬送するために、腐敗を防ぐ処置を施したという記録が残っています。

ベトナム戦争時にも同様の記録があります。現在では、土葬が行われる欧米諸国、シンガポールなどにおいて、一般的に行われています。

日本におけるエンバーミング

エンバーミングが日本で初めて実施されたのは1988年です。しかし火葬を行う日本では、エンバーミングは本当に必要なものなのか議論されていました。

ところが、1995年の阪神淡路大震災では多くの人に施術され、このような技術があることが広まりました。現在では、遺体を綺麗な状態に保つために、さまざまな場面で用いられるようになっています。

エンバーミングで匂いへの効果はある?

エンバーミングでは、遺体に対して防腐処置を施すことで遺体が腐敗することを防ぎます。ドライアイスなどで遺体を冷却して保存する場合には、腐敗の進行を遅らせることにとどまります。

エンバーミングであれば安全に10日間~2週間程度保存でき、その間の腐敗を防ぐため、匂いを抑える効果もあるといえます。

匂い以外でエンバーミングを施すメリット

エンバーミングには匂い以外にもいくつかのメリットがあります。ここからは4つのメリットを紹介します。エンバーミングを行うことで複数のメリットが同時に得られることを知っておきましょう。

遺体を綺麗な状態で保てる

エンバーミングでは防腐処置を施すことによって、遺体を綺麗な状態に保つことができます。また、遺体の修復も行われるため、表情も安らかになり顔色も生きていたときのようによくなります。まるで静かに眠っているように見えるでしょう。

安心して遺体に触れられる

エンバーミングでは遺体を殺菌、消毒するため、感染症の心配がなくなり、安心して故人の身体に近づいたりさわったりできます。手を握るなどしてお別れをすることもできるでしょう。

また、ドライアイスや保冷室による安置とは異なり、遺体が冷えきっていることもありません。冷却により皮膚が黒ずんでしまうこともなくなります。

遺族の心的ストレスを軽減できる

エンバーミングにおいて、遺体に損傷がある場合には、傷の修復も行われます。遺体の肌の色を良くすることも可能なので、元気な頃の表情や姿を取り戻すことができます。故人とお別れをする遺族の心的ストレスが軽減されて、安らかな思い出を残せるでしょう。

故人とゆっくりお別れができる

遺体をドライアイスで冷やして保全する方法では腐敗の進行を遅らせているだけなので、遺体の状態を気にしながら準備や葬儀を進めなければなりません。

一方で、エンバーミングであれば10日間~2週間程度保存できるので、焦らずゆっくりとお別れができます。

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エンバーミングによる施術が必要なケース

エンバーミングはどのような場合に必要になるのでしょうか。葬儀まで日数がかかるケース、海外から飛行機で遺体を搬送するケース、遺体が損傷しているケースの3つに分けて解説します。

葬儀まで日数がかかる

火葬場の予約が取れない、遺族が海外などにいてすぐに集まれないなどのさまざまな事情により、亡くなってから葬儀を行うまで日数がかかるという場合があるでしょう。

ドライアイスを使っても遺体の劣化は進んでしまうため、長期間遺体の状態を保つことは困難になります。また、ドライアイスの費用もかさみます。一方でエンバーミングを施術すれば、遺体を綺麗な状態で保存することができ、ドライアイスの費用も不要です。

海外から飛行機で遺体を搬送する

海外に出かけている間に亡くなったケースや、外国から来た方が国内で亡くなったケースなどでは、飛行機で遺体を搬送することがあります。

飛行機の貨物には、棺とともにドライアイスを搭載することはできません。そのため、エンバーミングの施術をした後に、搬送することになります。

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遺体が損傷している

腹部などの怪我であれば、衣服によって隠すことができますが、頭部の場合には、どうしても露出せざるを得ません。遺体の顔などが損傷している場合は、死化粧によって綺麗にするのにも限界があります。

遺族が安らかな気持ちで故人を見送るために、損傷した遺体を生前元気だった頃の様子に近付けたいと考える方も多いのではないでしょうか。そのような場合には、傷の縫合や修復を行うエンバーミングが適しているでしょう。

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エンバーミングを施す場合の注意点

エンバーミングを施す場合、あらかじめ理解しておかなければならない注意点があります。施術する前に正確な知識を身に付けておき、施術後にこんなはずではなかったなどと思うことがないように気をつけましょう。

遺体を預けなければならない

エンバーミングは専門施設で施術を行うため、遺体を搬送し、一時的に預ける必要があります。施設が遠方にある場合には、移動時間もかかります。

そのため、処置と搬送にかかる時間は故人と離れてしまうことになります。故人にずっと付き添っていたい場合には適した方法ではないでしょう。

切開する必要がある

施術では血液を抜き、代わりに防腐剤が入れられます。そのため、1センチメートル~2センチメートル程度遺体を切開しなければなりません。

もちろん、外部からは見えにくい場所を切開するので、傷が目立つようなことはありませんが、遺体に傷をつけることを遺族は了承する必要があります。どうしても受け入れがたい場合には、別の選択肢を考えましょう。

エンバーミングの施術でかかる費用

遺体の状態によっても変わりますが、エンバーミングの施術には基本料金として15万円~25万円程度の費用がかかります。これは、葬儀代とは別であることに注意が必要です。

また、遺体の搬送代や棺代は別途必要となる場合があります。高額に感じるかもしれませんが、ドライアイスを使って自身で遺体を保存したときの費用と比べると、必ずしも高額とはいえないでしょう。

エンバーミングの施術を受ける流れ

エンバーミングの施術を受ける場合には、どのような手順で進められるのでしょうか。施設への搬送から始まり、施術から納棺までの一連の流れについて解説します。

1.施設に搬送する

まず、遺体を病院から施術する専門施設に搬送します。搬送については、一般的に業者が行います。近隣に専門施設がない場合は、搬送に時間がかかることも理解しておきましょう。

2.遺体を洗浄する

エンバーミングの施術をする前に遺体を洗浄し、消毒します。鼻や口の中も洗い、洗顔し、遺族の希望があればひげ剃りや産毛剃りもして、綺麗にします。

次に目と口を閉じ、皮膚には保湿剤を塗り、表情を整えます。必要に応じて含み綿を使用する場合もあります。

3.エンバーミングの施術をする

遺体を切開して血液を排出させて、体液、消化器官、食物などを胸部や腹部から取り除きます。防腐液を注入後にマッサージをして、全身に行き渡らせて防腐効果を高めます。

切開した部分を縫合します。怪我などによる損傷があれば修復し、最後に再び全身を洗浄します。

4.着替えや化粧をする

施術が完了したら着替えをさせます。故人が好きだった服や、宗教に見合った死に装束など、遺族の希望に沿った服を故人に着せます。整髪し、死化粧を施して表情を整えます。

5.自宅か葬儀会場に納棺する

着替えや化粧が終わったら納棺します。施術した施設で納棺する場合と、自宅や葬儀会場に搬送してから納棺する場合があります。希望がある場合には、業者や葬儀会社に相談しましょう。

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まとめ

エンバーミングとは何か、匂いへの効果、メリットや注意点、費用、施術の流れなどについて解説しました。正しい知識を身に付けた上で、納得のいくお別れをしましょう。

小さなお葬式では、葬儀に精通した専門のスタッフが、24時間365日、通話料無料でご連絡をお待ちしております。エンバーミングについて知りたい方や、葬儀についての疑問をお持ちの方は、ぜひ小さなお葬式へお気軽にご相談ください。

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監修
信長 洋輔(小さなお葬式 コラム編集長)
信長 洋輔(小さなお葬式 コラム編集長)

株式会社ユニクエスト社員
「小さなお葬式のコラム」の編集長。
葬儀葬式・法事法要だけでなく、終活・老後資金などFP関連の知識にも精通。
葬祭ディレクター1級の資格取得に向けて学習中。
「小さなお葬式のコラム」では、合計2000記事以上を管理。
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