命日の食事はどうしたらいい?お供え料理や食事会についても紹介

命日の食事はどうしたらいい?お供え料理や食事会についても紹介

命日は法要だけでなく、お坊さんや参列者と食事をするのが通例です。ただし、初めて命日を迎える場合、食事会の手配に戸惑う方がいるかもしれません。ここでは当日に向けて必要な準備や、お供え料理の決め方、食事会のメニューについて解説しています。

こんな人におすすめ

命日をどのように過ごせばよいか知りたい人

命日の食事会の流れを知りたい人

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命日はどのように過ごすべき?

命日は、故人を偲ぶ大切な日です。ここでは祥月命日や月命日の過ごし方と、ふさわしいお供え物について紹介します。当日穏やかな気持ちで過ごすために、確認しておきましょう。

祥月命日や月命日の過ごし方

毎年訪れる祥月命日や、毎月訪れる月命日では、故人を偲んで過ごすのが基本です。仏壇に手を合わせる、お墓参りをするといった供養に加えて、食べ物や花を供えるのもよいでしょう。

また、仏壇やお墓参りで、焼香により故人を拝みます。焼香により身の穢れを落とし、故人の冥福を祈りましょう。

命日にふさわしいお供え物

命日にふさわしいお供え物は、お菓子や果物供花が挙げられます。また、個人の好んでいた食べ物や、お酒を供えることも多いでしょう。日持ちするお菓子や傷みにくい果物を選ぶと、急いで消費せずに済むためおすすめです。

また仏壇やお墓を華やかにする、供花を用意するとよいでしょう。ただし、枯れた花やトゲのある花はふさわしくないので控えるのが賢明です。

命日のお供え料理

仏壇にお供えする料理には、「霊供膳(れいぐぜん/りょうぐぜん)」、別名「陰膳(かげぜん)」があります。故人のために用意するお供え膳で、「無事に極楽浄土にたどりつけますように」と祈りを込めているのが特徴です。

料理の内容は、一汁三菜を基本としています。一般的な献立は、下記のとおりです。

・白飯
・お吸い物
・煮物
・和え物
・香り物(お菓子や果物)

命日の食事について

命日の食事が小規模の場合は、家族と自宅で頂くことになるでしょう。大きな法要の場合には、会食会場を予約し参列者と食事することもあります。

昔は、命日に精進料理を食べるのが一般的でした。しかし近年では風習にとらわれず、参列者の年齢アレルギーに配慮したメニューを選ぶ傾向にあります。

「肉や魚を口にしてはいけない」といった決まりもないため、メニューの選択で神経質になる必要はないでしょう。

祥月命日の法要では食事会が行われることが多い

節目となる祥月命日の法要では、お斎(おとき)と呼ばれる食事会をするのが一般的です。法要後の食事会としてふさわしい場を提供するために、お斎について理解を深めましょう。

お斎とは?

お斎(おとき)とは、法事や法要における食事会のことです。法要後にお坊さんや参列者を集めて、食事や歓談する場になるのが特徴です。

お斎と似ている言葉に、「精進落とし」があります。精進落としは初七日法要や四十九日法要後に、精進料理から通常の料理に戻す際、使用される言葉です。また近年では繰り上げ法要後の食事に対して、精進落としと呼ぶこともあります。お斎の一種に、精進落としがあると覚えておきましょう。

食事会は行わなくてもよい

食事会は、絶対に開催するとは決められていません。遺族の意向や予算、事情により食事会を見送るケースもあるでしょう。

食事会をしない場合は、案内状に「食事会を開催しない」旨を記載し、代わりに返礼品に弁当を含めるのが一般的です。

食事会を行う場所

セレモニーホールで法要した後に、会食部屋に移動するケースや、レストラン・和食のお店を予約して利用するケース、自宅で小規模にするケースが挙げられます。

法要の規模や参列者の数、移動のしやすさ、予算に考慮して食事会の場所を決めるとよいでしょう。例えば、身体の不自由な参列者や子どものいる家族に配慮し、自宅で食事会をするのも選択肢として挙げられます。

ただし、住宅の事情により自宅での食事会が難しいときは、法要の開催場所から近い会食会場を検討するのがおすすめです。

食事会の料理・金額相場

食事会にかかる費用は、一人あたり3,000円~1万円を目安とします。ただし、予約する会場やお店の広さ、メニューによって費用が異なるため、相談して決めると安心です。

また、地域性もあるため、親族やお坊さんに目安を確認しておくとよいでしょう。

食事会当日の流れ

法要から食事会までスムーズに進めるために、おおまかな流れを確認しましょう。ここでは、食事会での席順流れ挨拶について解説しています。食事会でのマナーを守るためにも、要チェックです。

食事会の席順

食事会の席順は、参列者への気配りのしやすさや、会話のしやすさなどを考慮して決めます。下記でそれぞれの席順を確認しましょう。

お坊さん 上座の席
施主 お坊さんの隣
参列者 施主の隣から順番に座る
親族 下座

上座は、位牌と遺影に近い席になります。また座敷での食事会は、床の間側が上座です。テーブル席の場合は、出入口から一番遠い席が上座になると覚えておきましょう。

食事会の流れ

法要終了後、閉式の挨拶とともに食事会の案内を始めます。参列者に感謝の言葉を述べ、献杯へと促すのが一般的です。食事中は、お開きまで歓談を楽しむ場になります。

おおまかな流れは、以下のとおりです。

1.施主による挨拶
2.献杯
3.合掌・黙祷
4.食事会スタート
5.施主によるお開きの挨拶

食事会の挨拶

食事会では、施主や司会者が挨拶をします。参列者に対する感謝の言葉と、献杯の挨拶をするのが基本です。挨拶は、長すぎないように1分程度にまとめるとよいでしょう。

<挨拶の例文>

「本日は、○○(故人との関係)の○○法要に足を運んでいただき、誠にありがとうございます。式も無事に終わり、○○(故人)も喜んでいることでしょう。このたびはささやかではありますが、食事を用意しております。思い出話を語りながら、食事を召し上がっていただけますと幸いです。○○(故人)の冥福を祈り、献杯の挨拶とさせていただきます。献杯」

法事を自宅で行う場合

食事会を自宅で行う予定の方は、適したメニューや手配の方法を確認しておきましょう。

自宅で法事を行う場合の食事メニュー

自宅で法事の食事会をする場合、精進料理懐石料理を用意する傾向にあります。予算に合わせて季節のお造り、焼き物、お吸い物、お寿司といったメニューを検討するとよいでしょう。また近年では習わしにとらわれず、故人の好きだった食べ物や洋食を選ぶケースもあります。

ただしお祝い事ではないため、華やかすぎる盛り付けや鯛・伊勢えび・お蕎麦といったメニューは避けるのが無難です。

仕出し料理を手配する方法も

法事の食事会は、仕出し料理を手配するのも方法の一つです。自宅で食事会をする場合は、仕出し料理の業者を探して注文します。会場で食事会を開く場合は、事前に用意されたメニューから相談して決めましょう。

仕出し料理の手配時には、参列者の人数を把握しておかなければなりません。当日の料理数が不足しないように、早めに案内状を出して準備するのがおすすめです。

食事は早めに手配した方が安心

食事の手配は、早めに進めておくと法事前に慌てずに済むでしょう。法事の内容やスケジュールを決めておくと、余裕を持って会場や食事の手配ができます。

食事の手配のために、下記を決めておく必要があります。

・法事の日程
・食事をする場所
・食事のメニュー
・参列者の人数

2週間前には、参列者の出欠を確認しておくと安心です。そこで「返信用はがき入りの案内状」を1ヵ月前には送付しましょう。

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まとめ

命日には、故人を偲ぶために法要や食事会を行います。食事会ではお坊さんや参列者と穏やかな時間を過ごすために、場所やメニュー、席順に配慮しましょう。

スムーズに準備を進めるために、早めにスケジュール調整や会場の予約、案内状の送付をしておくことをおすすめします。

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監修
信長 洋輔(小さなお葬式 コラム編集長)
信長 洋輔(小さなお葬式 コラム編集長)

株式会社ユニクエスト社員
「小さなお葬式のコラム」の編集長。
葬儀葬式・法事法要だけでなく、終活・老後資金などFP関連の知識にも精通。
葬祭ディレクター1級の資格取得に向けて学習中。
「小さなお葬式のコラム」では、合計2000記事以上を管理。
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